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鳥取の幻想的な空の下に舞う霊獣麒麟を収めた感動の写真集を制作出版したい

鳥取の澄み渡る空の下に息づく、愛と平和のシンボル「麒麟」。2018年7月22日〜8月26日開催の因幡但馬の麒麟獅子を集めた企画展「麒麟EXIHIBITION」の開催を記念し、鳥取の空の下麒麟獅子が舞う世にも不思議で幻想的な姿を1冊の写真集に収めます。心ふるえる感動の一枚に、ぜひ出会ってください。

現在の支援総額

38,000

6%

目標金額は600,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/06/26に募集を開始し、 5人の支援により 38,000円の資金を集め、 2018/08/21に募集を終了しました

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現在の支援総額

38,000

6%達成

終了

目標金額600,000

支援者数5

このプロジェクトは、2018/06/26に募集を開始し、 5人の支援により 38,000円の資金を集め、 2018/08/21に募集を終了しました

鳥取の澄み渡る空の下に息づく、愛と平和のシンボル「麒麟」。2018年7月22日〜8月26日開催の因幡但馬の麒麟獅子を集めた企画展「麒麟EXIHIBITION」の開催を記念し、鳥取の空の下麒麟獅子が舞う世にも不思議で幻想的な姿を1冊の写真集に収めます。心ふるえる感動の一枚に、ぜひ出会ってください。

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スタッフがスマホで撮影した1枚    阿吽の狛犬。阿の狛犬は口に玉を加えていることが多い。「雄を麒、雌を麟、ゆえに麒麟」どちらが阿で吽かはわからないが、麒麟獅子のそばで、撮影サポートをしていたアシスタントスタッフが押さえた奇跡の一枚。しかしスマホでズーム・・・・。  おい〜〜〜〜〜。なんで一眼持ってなかった!でも、バタバタと忙しい最中押さえた奇跡の一枚には違いない。これって、人でもできるってことだな・・・・。  これを撮影したスタッフは知ってかしらずか、麒麟のルーツは実は獏(ばく)にもつながっているのだとか。実は獏は、太陽を食らうほどの貪欲な聖獣として、古代神話の古文書に描かれているのだが、その風貌は麒麟にそっくりなのだとか。貪欲とは正反対な仁愛と平和の象徴である麒麟だが、獏のように鳥取の夕日を食んでみた。    次回の撮影ではどんな奇跡を見せてくれるだろう。  


7月10日撮影の成果
2018/07/27 20:25
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7月10日台風明け、鳥取砂丘の奇跡    本プロジェクトにご支援いただいております皆様、関心を持っていただけている皆様、初めてご覧になられた皆様。活動報告をご覧いただき誠にありがとうございます。残すところ1ヶ月を切りましたが、プロジェクト詳細にもございます企画展「麒麟エキシビジョン」の近況も含め、本プロジェクトの進捗を随時ご報告してまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。  本日より、7月10日に伏見神社の麒麟獅子保存会の皆様のご協力のもと、猛暑の鳥取砂丘で行った写真撮影の成果を少しづつご報告してまいります。   雲が走る夕日の鳥取砂丘の空だからこその1枚    本当の狙いは、まん丸い橙の光の塊が、砂の丘に沈んでいく景色。しかし、「雲があるな〜」と懸念しながら強行したこの日の撮影。狙い通りではない奇跡の1枚を収めることができた。  雲がここにあり、西から東へ流れていなくては収めることのできない1枚と出会うことができた。写真には様々ある。あるテーマを追い続ける中で奇跡的に出会えた一瞬もあれば、景観や光の角度を綿密に計算し意図的に構築した一瞬もある。この写真はまさにその両方だ。予定通りに構成したトリミングに、計算不能な自然光と自然現象が相見えた一瞬だった。撮る側の執念、それに応えてくれる協力者、その真剣な気持ちを祝福してくれる天の気まぐれ。写真はいつも、そんな奇跡の協奏曲の一瞬をを切り取った一枚だと痛感した。   実は7月11日にも鳥取県頭部の陸上海岸で撮影    実は、この翌日。青々と輝く日本海と麒麟獅子を撮影しようと、コンディションはいまいちながら、前日の奇跡の継続を信じ、鳥取県頭部の陸上海岸へ向かった。結果奇跡は起きなかった。  写真家の柄木さんは、現地へ向かう道中、すでにこのコンディションでは奇跡は起きないと感じていたのだという。欲しい一瞬のために、何日も山中の道無き道を登り狙い続ける、写真家の直感だ。私たちにできることは、「奇跡的な一瞬を逃さない」このことに真摯に向き合い挑み続けること。その先は天のみぞ知るのだろう。  柄木さんに、前日の奇跡に調子にのって、撮影を強行した無茶を平謝りし、次回の撮影チャンスを検討調整することとなった。いまだ、天気予報とスケジュール帳とのにらめっこで明確な日程は決まっていないが、お盆明けあたりを目安に次の撮影に挑む準備を進めている。  鳥取砂丘での奇跡の写真はまだまだある。全部お見せすることはできないが、可能な限り順次活動報告にアップしていきますので、ぜひご注目ください。この7月11日の奇跡を起こしきれなかった作品も何点か披露することもあるかもしれません。   次回の収穫報告をご期待ください。


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2018年7月10日 午後5時鳥取砂丘集合午後8時半までの約3時間半の長丁場! ※これらの写真は私のスマホで撮影したオフショット写真です。写真家柄木さんが撮影した写真ではありません。「この程度か・・・」なんてガッカリされないでくださいね。(近くチラ見せ出来たらと思いますのでお楽しみに。)  当初予定していた7月7日か8日の撮影予定は、この度の西日本の豪雨災害に伴う諸問題と、当然のことながらの天候不順による「空」のご機嫌ナナメにより、撮影予定を延期。天気予報とカメラマンの空きスケジュールとにらめっこしながら、急遽7月10日の撮影を決定。この度の鳥取県立博物館で7月22日から開催する「麒麟エキシビジョン」へも麒麟獅子の展示出品にご協力いただいている伏野麒麟獅子舞保存会(鳥取砂丘から数キロ西にある日本一広い池「湖山池」の北岸周辺の地域)のみなさんに、お忙しい中めちゃくちゃ無理を言って、灼熱の鳥取砂丘にお集まりいただき、夕日を待つことになりました。まずは、急な相談に快く応じていただいた皆さまへ心より感謝感謝の限りです。  重〜い麒麟獅子の頭をかかげ、真っ赤な装束に身を包み、まだまだ夕日とは程遠い、日の高い鳥取砂丘へいざ繰り出す。熱中症にならぬよう、クーラーに冷たい水をつめこんで・・・。 いざ鳥取砂丘の最高峰「馬の背」へ (伏野麒麟獅子舞保存会のみなさん)    豪雨から打って変わって、猛暑となった日中の日差しの余韻を残す、広大な鳥取砂丘に繰り出す、麒麟獅子。快晴とは程遠い雲が広がる空。雲の合間に見えるわずかな青空。ほどよく吹き抜ける風とくっきりと澄んだ水平線。雲隠れした太陽から突如地上へ降り注ぐアーク。この状況が吉と出るか凶と出るか。前日のロケハンの不安が再び頭をよぎる。   不安よぎる前日のロケハン  天気予報は晴れ。しかしながら、前々日からの豪雨の後、雲の具合はどうだろう・・。と不安に思いながら訪れた前日ロケ。果たして結果は。  7月9日月曜日午後7時15分。狙うは、鳥取砂丘の馬の背に沈みゆく真っ赤に燃える大きな夕日の丸い光!直前の6時55分頃までは、まん丸の大きなオレンジ色の太陽が馬の背頂上へ迫って言ったのですが、もう少しで馬の背に・・・と思ったそのとき、西の空の水平線近くに横たわる大きな雲の帯にすっぽり包まれて、その美しく丸いオレンジの光の玉は、周りの雲にあっという間に溶け出してしまった。あ!このままでは隠れてしまう!と、撮影ポイントを変えようと慌てて砂の丘をダッシュで下っている間の、あっという間の出来事でした。  太陽が沈んでいく砂丘に立ち尽くし、スマホの天気予報の衛星写真の雲の動きを見つめながら、雲が出たら、まん丸の夕日と星空は望めないな・・・。 「明日は晴れますよう・・・。」 ただただそれだけを祈るのみだった。   いざ鳥取砂丘最大の急斜面馬の背へ。奇跡の気配    かなり大きいなぁ〜〜〜〜。と、さっき感動した大きな麒麟獅子が小さな豆粒のように、広大な鳥取砂丘に吸い込まれていく。こう見ると改めて鳥取砂丘のスケールに、鳥取砂丘には日頃馴れ親しんでいる地元民の我々ですら感動してしまう。  「この手前に迫ってくるような雲は良いかもしれない!」 カメラマンの柄木さんは、目を輝かせ、冷静沈着にかつ、大急ぎでセッティングを始める。その姿に前日の不安が吹き飛ぶように、奇跡の一枚への期待が大きく膨らむ。おそらく、この雲模様なら、星空は無理だろう。しかし、この雲模様のおかげで計算し得ない奇跡の1枚となれば。   刻々とその表情をかえるドラマチックな麒麟の空  前日のロケハンは何だったんだ・・・。  前日は燦々と降り注ぐ太陽から、大きなオレンジ色の光の玉になって雲に溶けていった。今日は、実にその真逆。雲の隙間から時折顔をのぞかせる太陽とその光の筋。遠く西の空は雲が薄く丁度抜けているように見える。いつ雲から太陽が顔を出すのだ!手元の前日ロケハンメモの無意味さを思い知る。   どんな麒麟の空を描けただろう。 予測できない奇跡を収めることが出来ただろうか。 正に、乞うご期待である。   歩くことすら大変な鳥取砂丘のサラサラの砂地と急勾配の斜面カメラを手に猛ダッシュで馳け廻る写真家魂  数百メートル離れた麒麟獅子を望遠レンズで狙いつつ、光や空のご機嫌を伺いつつ、光の中で舞う麒麟獅子の間近まで駆け寄ってその奇跡の一瞬も狙う。平地ならまだしも、一歩づつが苦しいサラサラの深い砂地と急勾配が広がる鳥取砂丘でである。さらには、スウィートタイムが短くその表情を刻一刻と変えていく夕日を狙っている。 時間は限られている  重いカメラ機材を手に、ファインダーを除いてはカメラを手に急勾配の鳥取砂丘の馬の背を駆け上がる。私なら1回でダウンだ。むしろ、駆け上がることすら躊躇するに違いない。写真家の柄木さんは、1時間程度のわずかな夕日のスウィートタイムの間に、なんの躊躇もなく、この過酷な砂地の急勾配を3往復した。感服である。    遠く馬の背の上で、小さな豆粒のように見える麒麟獅子と柄木さん。戻ってくると、とらえた一瞬一瞬をカメラのプレビューで確認しつつ、「ほんとにその場、その時じゃないとわからないもんだね。これだから写真は面白い。」と、満足な笑みをうかべる。正に写真家魂をそこに見た。   ラストカットは陽が落ちきった真っ暗な砂丘  夏になると、山陰の夜の海岸線には「漁火」と言われるイカ釣り漁船の光が現れる。とろりと旨い山陰の夏の味覚「白いか」を釣っているのだ。砂丘沖には白いかが集まる潮が西から東に流れているため、多くこの漁火が集まる。実に幻想的な光景だが、柄木さん曰く「星空を撮影するには大敵だ」とのこと。確かに実に明るい。最近の明かりは、最先端のLEDになり、光量も強くなり、ピークには水平線をこのまばゆい光でびっしりと埋めつくされる。確かにそれでは星空は撮れない・・・。砂丘で星空を撮影するなら、このイカシーズンを外すことが必須条件なのだとか。この漁火と砂丘の光のコントラストは絵になる光景ではあるが、「麒麟の空」としては星空が欲しかった。   その時、その場所ではないととらえられない一瞬がある。 そういう意味では、狙っていた星空は、他のロケーションに譲り、夏の砂丘の夜空と麒麟獅子の姿を、当初とは違った切り口でとらえることとなった。 夕日のみ撮影して帰る予定が、撮影し終わったら8時半にまでなっていた。1時間半程度の予定の撮影時間が3時間半にまで大幅延長・・・。次から次とくりだす、こちらの無茶なリクエストに最後までお付き合いいただいた伏野麒麟獅子保存会の皆さま。本当にありがとうございました。 出来上がりを楽しみにしてください。