エファジャパンは2004年に設立以降、カンボジア、ラオス、ベトナムで教育と福祉支援事業を行っています。現在では、カンボジアとラオスで小学校図書館・図書室の整備と運営の支援を行っています。 詳細 〉認定NPO法人エファジャパン
目標達成のお礼とネクストゴールについて
皆さまの心温まるご支援のおかげで、第一目標の67万円を到達することができました!想いのこもった応援と励ましのお言葉の数々に感謝の念を禁じえません。
皆さまからのご支援はブックカフェに必要な備品、書籍の購入や運行にかかる費用として使わせていただきます。
ブックカフェでは、その場で本を読んでもらうことを想定しておりました。しかし避難所などで余暇を過ごすために数独やパズルゲーム等の本をお持ち帰りいただいてもよいのではという声をいただきました。もちろんこれらの本は地元の仮設店舗で再開したいろは書店さんで購入します。
また「温かいコーヒーが飲みたい」というリクエストがあり、それにおこたえしたいと考えています!
レスキューキッチンカーとコラボのブックカフェの活動、それに続く仮設住宅の集会場などへの本棚の設置の支援は単発ではなく、最低2年間は継続したいと考えています。
第一目標を超えた分については、これから続いていく活動に大切に使わせていただきます。
クラウドファンディング終了まであと5日。ご協力をいただければ幸いです。
エファジャパン プログラムマネジャー
鎌倉幸子
<この本が、私の能登へのメッセージ>
1万円のリターンで、あなたが好きな本がブックカフェに!本で「思い」を伝えませんか?
(2024.10.11追記)
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震のあと、4月より毎月スタッフが奥能登を訪問し、事業形成調査を実施。
10月から、石川県珠洲市の仮設住宅の集会場に本棚と本を置き、定期的に入れ替えをする「能登の置き本」プロジェクトの運営の支援を行う予定でした。
2024年9月21日の大雨により、珠洲市でも河川が氾濫し水や流木が家々を襲いました。床上浸水した仮設住宅もあります。
川の水は引きましたが、橋の上には流木が残されています(2024.9.30撮影)
珠洲市の大谷地区に向かう道。土砂が道をふさいでいます(2024.9.29撮影)
「能登の置き本」は予定していた仮設住宅が浸水した個所もあるため、現地の様子を見ながら実施のタイミングを検討します。
ただ町の人からは「"またか"と思うと、今回のほうがしんどく感じる」「心がおれそうだ」という声がありました。
また避難所に戻らねばならない仮設住宅に移ったばかりの人もいます。「もう、何もやる気になれない」と…。
「こんな時だからこそ、温かいごはんじゃないか!」と思い立ちました。
まずはおいしい、温かいものを召し上がっていただきたい。そして、気晴らしになる本を読んでいただきたい。
しかし、エファには炊き出しの経験がありません。
そこで今回はレスキューキッチンカーで、20回以上、珠洲市で炊き出しを行っている一般社団法人日本食育HEDカレッジさんとコラボをすることになりました。
避難所や仮設住宅をまわるレスキューキッチンカーの隣にブックカフェのスペースをつくります。
炊き出しをしているスペースの隣に、テントを張って、机といすを置ます。そして移動式の本棚に、雑誌や本を置いて、食事の前や後、好きなタイミングで、好きな本を手に取ってもらえるブックカフェをつくります。
訪問する場所については、スケジュール調整を担当している珠洲市の担当者と調整をします。
レスキューキッチンカーについてはこちらの動画をご覧ください。
今回事業を担当するプログラムマネジャーの鎌倉は、東日本大震災の岩手県で公共図書館が被災した自治体で仮設住宅を巡回する移動図書館の活動を行った経験があります。
移動図書館の場では、本を借りていかれる方から色々な声を聞きました。
そして本一冊に、お一人おひとりの生活の悩みや将来に向けて考えたいことがメッセージ込められていました。
本を読むときが、ひとりになれる時間
大勢が身を寄せる避難所で本を読みたいという方がそうおっしゃっていました
まだ涙すらも出ないといって「泣ける本ありますか?笑える本ありますか?」と聞いてきた方がおりました
フライパン一つで作れる料理の本ありますか
狭い仮設住宅の台所でもおいしい料理をつくろうとがんばるお母さんがいました
もう一度商売をやろうと思う
一度は廃業を考えたけど、もういちどがんばってみようと経理の本を探していた方
大学に行きたいって、いってもいいかな
家のために就職をと思いながらも大学に行くことをあきらめないと本を借りながら、人生相談をしてくれた高校生
たかが本と思われるかもしれませんが、その一冊の本が暗闇の中にともるランプになることもある
エファは、そう信じています。
運行前にそろえる備品の費用、また1回にかかるブックカフェの費用は以下となります。
■ブックカフェ整備代
ブックカフェ用備品(ワンタッチタープ、折り畳みアウトドアテーブル、パイプ丸椅子、プラスチックの本棚等):80,000円
備品の運搬代(一部東京から送ります):30,000円
図書購入費:200,000円
合計 310,000円
■1回の運行にかかる費用(1泊2日の場合)※複数個所又は1カ所で2回炊き出しの予定(市との調整による)
レンタカー代、ガソリン代
30,000円
スタッフの旅費交通費(新幹線、宿泊代等)
50,000円(一人の場合)
レスキューキッチンカーが配布する支援物資や茶菓子などの購入費
20,000円
その他調整費(備品購入代など)
20,000円
合計 120,000円
今回は3回実施する分の310,000円+(120,000円×3回=360,000円)=670,000円を目標とします!
それ以上のご支援をお寄せいただけた場合、さらに回数を増やして実施します。
ブックカフェのスペースに置く図書は、珠洲市のいろは書店で購入します!
エファは地元のお店が再開していたら、そこで購入して応援したいと考えています。
客注もOKというお返事をいただいております!全力応援!
いろは書店さんの店舗
いまは仮設店舗で再開しています!
9月に行ったらピアノがありました!11月、12月にはコンサートが本屋さんの中で開かれるそうです!
いろは書店さんの最新の情報はSNSでチェック
運行の回数は本クラウドファンディングで集まった額で決まります。
レスキューキッチンカーは頻繁に運行しているため、一番早い炊き出しにご一緒させていただく予定です。
運行の回数や日時については、こちらのページの活動報告でお知らせします!
「能登はやさしや、土までも」
昔から、いわれていることばです。
私(鎌倉)は2024年4月より能登を訪れ、9月の訪問で6回目。
奥能登のみなさんのやさしさ、強さを、訪問するごとに感じています。
行くたびにお茶を出していただき、気がついたら長居してしまう…ということもしばしば。まるで自分の実家にいるようにもてなしてくれます。
レスキューキッチンカーで炊き出しをしている一般社団法人日本食育HEDカレッジの代表の中村さんと話をしたとき、運行先に行ったらお母さんが野に咲いた花を手に「来てくれてありがとうね」と言って渡してくれたとか。
これから能登は冬に向かいます。いまでも避難所生活を送っているやさしき人たちがいます。
温かいごはんと、そばにある本を届けたい。
活動報告では能登のおすすめ情報もアップしていく予定です。
ぜひ、遊びに来てください。
そして、本プロジェクトへのご協力をなにとぞよろしくお願いいたします。
ゴジラ岩
本プロジェクトへのご寄付はエファジャパンへの寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。エファジャパンは、所轄庁である東京都より「認定NPO法人」として認定されています。本プロジェクトへの寄付は寄付金控除の対象となり、支援者様は税制優遇を受けることができます。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、(団体名)が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。
寄付をされた方には、寄付金受領後、エファジャパンより「寄付領収書」を発行いたします。※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。
名義:お届け先にご入力いただくお名前を宛名として作成します。
発送先:お届け先にご入力いただく「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします。
発行日:2024年11月30日付(CAMPFIREからの当法人への入金日)となります。
発送日:2024年12月内の発送を予定しています。
詳しくは、以下のリンクよりエファジャパンのホームページにてご確認いただく他、所轄税務署や国税庁のウェブサイトなどをご覧ください。
個人の方:http://www.efa-japan.org/support/kojin/
法人の方:http://www.efa-japan.org/support/hojin/
●ご支援にあたってのご留意事項
○本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
○ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。
○支援完了時に「応援メッセージ」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
○プロジェクト達成後は、ご支援時に入力いただいたお届け先の宛名と住所にてリターンをお届けします(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収書及びリターン品をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。 (参考)支援時に記載したお届け先・備考欄の情報を変更したい
○ 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、関連するリターンの中に明記しておりますのでご確認ください。
○ その他、ご支援に関するご質問は、こちらをご参照ください。
最新の活動報告
もっと見る【2024年11月2日、3日】レスキューキッチンカー&ブックカフェプロジェクト報告
2024/11/15 16:25レスキューキッチンカー&ブックカフェへのご支援に感謝いたします!11月2日に石川県珠洲市の若山小学校仮設住宅、11月3日に同市にある大谷小中学校敷地にて炊き出しを行う一般社団法人日本食育HEDカレッジのレスキューキッチンカーとコラボレーションをしてブックカフェの活動を行いました。これもひとえに皆様のご支援のたまものです。ありがとうございます。若山地区、大谷地区ともに、9月21日の豪雨が襲い、地震と豪雨の「二重被害」にあった地域です。(11月2日は大雨の中の準備でした。)若山地区での炊き出しは200人、大谷地区は50人ほどの参加がありました。「本とコーヒーありますよ」「座っていきませんか」という呼びかけを聞いて、座っていかれる方がいました。(温かいシチューは皆さんの体も心もぽかぽかにしてくれていました)大谷地区はまだ仮設住宅が完成しておらず、住民は大谷小中学校の体育館に段ボールを敷いて生活をしています。「家がなくなってから、本を読んでいなかった。1年近くぶりの本だ」「図書館も書店も遠い。ここにある料理の本を買わせてもらえる」「パズルゲームの本はもらえるの。これで時間がつぶせる」という声がありました。ブックカフェにある、本をぺらぺらとめくりながら・大の里、優勝うれしかった。来年は大丈夫やろか・大谷翔平はすごいわね。結婚もしたんだよね。・折り紙得意なので、ここで手裏剣つくっていい?というライトな会話から・地震は仕方がないと思ったけど、豪雨は…正直辛い・料理の本、いいね。でも、まだ料理をつくる気になれない。仮設住宅に台所はあるけど、いつも使っていた鍋がないと思うとね…・何かやらんとダメになりそうだから、手伝えることはしたい・今回の土砂災害で浄化槽に土砂が入ったので、水が使えなくなったなど、胸の内を話してくれました。またレスキューキッチンカーを運行している日本食育HEDカレッジのスタッフで、自身が石川県珠洲市出身で震災当日、実家で被災した小守ゆきえさんから体育館の中では、ブックカフェでコーヒーを飲みながら本を読んでいる様子、本をきっかけにおしゃべりが始まる空間。『本を手にとる』何気ない日常がとても大切なんだなーと改めて実感しました。という感想をいただきました。ブックカフェの活動は今後も続けていきます。ブックカフェのスペースでは、珠洲市にあるつばき茶屋さんがコーヒーをふるまってくれました!レスキューキッチンカーを運行している一般社団法人日本食育HEDカレッジの皆さんに感謝。ボランティアの皆さんも活動の合間に立ち寄っていかれました!豪雨災害の被災地で泥掃除をされていた方々も集まってくれました。こちらが皆さんのご支援で完成したブックカフェスペースです! もっと見る
いよいよ明日!初運行です
2024/11/01 19:42積み込み作業大成功運送のバイトができる自信がつきましたお手伝いくださった田中さん、ありがとうございましたいろは書店さん、大好き軽トラをレンタルした珠洲市のカーライフ中野さん、神!みんなの思いを乗せて! もっと見る
軽トラックを借りたよ
2024/10/29 13:4411月2日、3日はついにレスキューキッチンカー&ブックカフェの運行日です。珠洲市のレンタカー屋さんで軽トラを借りました!11月1日に積み込みの作業を行います。着々と前進してます。 もっと見る
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