遅々として進まない復旧に、なぜ?の疑問が消えませんでしたが、5月に能登を訪れてそれを知らされました。
150キロに及んだという広域の断層破壊。隆起した陸域が半島全体に広がり、多くの家屋を倒壊させ、地中インフラは壊滅的な被害を受けていました。これまでに見た被災地とは異なる姿が目の前に広がっていました。3カ月、6カ月と時間が経過しても、復旧の速度が中々あがらず、その間に変わり続ける地域や人々の生活、関係が耳に届いてきます。
ヒト・モノ・カネも限られている中で、タイミングも含めてエファでできることを考え続けてきました。
9月過ぎた頃を目途に、ようやく仮設団地の集会所で居場所づくりにつながる「置き本」のとりくみを地元の方たちと始めようとしていた最中、今回の豪雨被害でした。
たくさんの人たちが「心が折れそう」という叫び声をあげています。かけてあげられる言葉さえ見つかりません。でも私たちも、あきらめないで今できることを始めていきます。
「温かいごはんと本を届ける!石川県珠洲市を走るレスキューキッチンカー&ブックカフェ」。
支援を継続されている方たち、これからしようと思う人たち、そして地元の方たちと一緒に協力しながら、体と心の栄養を届けていけたら。
「置き本」の取り組みは、少し後に置いて、まずはこの活動を始めていきます。緊急支援始めます!
時限付きで活動資金を呼びかけますので、お気持ちがある方、少しの余裕がある方がいらしたら応援のほどお願いします。シェアだけでも嬉しいです!
目標金額67万円!10月16日(水)23:59まで
https://camp-fire.jp/projects/798745/view
エファジャパン事務局長 関尚士
写真は関が珠洲市を訪問した2024年5月16日のもの。飯田商店街