レスキューキッチンカー&ブックカフェへのご支援に感謝いたします!
11月2日に石川県珠洲市の若山小学校仮設住宅、11月3日に同市にある大谷小中学校敷地にて炊き出しを行う一般社団法人日本食育HEDカレッジのレスキューキッチンカーとコラボレーションをしてブックカフェの活動を行いました。
これもひとえに皆様のご支援のたまものです。ありがとうございます。
若山地区、大谷地区ともに、9月21日の豪雨が襲い、地震と豪雨の「二重被害」にあった地域です。
(11月2日は大雨の中の準備でした。)
若山地区での炊き出しは200人、大谷地区は50人ほどの参加がありました。「本とコーヒーありますよ」「座っていきませんか」という呼びかけを聞いて、座っていかれる方がいました。
(温かいシチューは皆さんの体も心もぽかぽかにしてくれていました)
大谷地区はまだ仮設住宅が完成しておらず、住民は大谷小中学校の体育館に段ボールを敷いて生活をしています。
「家がなくなってから、本を読んでいなかった。1年近くぶりの本だ」「図書館も書店も遠い。ここにある料理の本を買わせてもらえる」「パズルゲームの本はもらえるの。これで時間がつぶせる」という声がありました。
ブックカフェにある、本をぺらぺらとめくりながら
・大の里、優勝うれしかった。来年は大丈夫やろか
・大谷翔平はすごいわね。結婚もしたんだよね。
・折り紙得意なので、ここで手裏剣つくっていい?
というライトな会話から
・地震は仕方がないと思ったけど、豪雨は…正直辛い
・料理の本、いいね。でも、まだ料理をつくる気になれない。仮設住宅に台所はあるけど、いつも使っていた鍋がないと思うとね…
・何かやらんとダメになりそうだから、手伝えることはしたい
・今回の土砂災害で浄化槽に土砂が入ったので、水が使えなくなった
など、胸の内を話してくれました。またレスキューキッチンカーを運行している日本食育HEDカレッジのスタッフで、自身が石川県珠洲市出身で震災当日、実家で被災した小守ゆきえさんから
体育館の中では、ブックカフェでコーヒーを飲みながら本を読んでいる様子、本をきっかけにおしゃべりが始まる空間。『本を手にとる』何気ない日常がとても大切なんだなーと改めて実感しました。
という感想をいただきました。ブックカフェの活動は今後も続けていきます。
ブックカフェのスペースでは、珠洲市にあるつばき茶屋さんがコーヒーをふるまってくれました!
レスキューキッチンカーを運行している一般社団法人日本食育HEDカレッジの皆さんに感謝。
ボランティアの皆さんも活動の合間に立ち寄っていかれました!
豪雨災害の被災地で泥掃除をされていた方々も集まってくれました。
こちらが皆さんのご支援で完成したブックカフェスペースです!