はじめまして!当プロジェクト発起人の阿部龍太郎と申します。
当プロジェクトをご覧になって頂きありがとうございます。このプロジェクトは、現役和菓子屋店長がお客様の元まで出向いて「源氏巻の手焼き体験」を提供できるサービスです。
薄いカステラ生地で、餡子を巻いた伝統菓子「源氏巻」は島根県津和野町の暮らしに根付いたお菓子です。この体験サービスは、伝統菓子に携わってきた経験を元に、島根県津和野町に滞在して頂く方にお届けする為のものです。
「源氏巻手焼き体験」とはどういった内容なのか?
なぜ僕がこのサービスをつくり、一人でも多くの方に届けたいと思ったのか?
全ての想いをプロジェクトページに込めました。是非ご覧になって頂けると幸いです。
それでは早速、現役和菓子屋店長が出向いて提供する「出張源氏巻手焼き体験」をご紹介させてください!
⑴ 本格的な和菓子屋素材でつくられます
本格的な和菓子屋の「生地」と「餡子」を現地にお持ちします。
老舗和菓子屋から仕入れた生地と餡子をご用意しております。手焼き体験に必要な材料、道具類は全て現地にお届け致しますので、はじめての方でも、気軽に、かつ手ぶらで体験頂くことができます。
⑵ 蒸気機関車の「焼き印」で記念をつくりましょう!
ここ津和野町は、蒸気機関車が走る町でもあります。蒸気機関車の旅の終着点でもある津和野駅には、週末には大きな汽笛を鳴らしながら線路を走ってくれています。
お越し頂いたお客様に、ぜひ思い出になるような体験を提供できたらと想い、「蒸気機関車」の焼き印をご用意してみました。
火気を使用する環境になります。安全に体験できるように、「手焼き体験のエリア」と、「焼き印を押すエリア」は分けさせて頂きます。焼き印を押す際には、講師をアシスタントとして配置したうえで、体験を実施致します。
自分で手焼き体験でつくった「源氏巻」に自分で焼き印を押して、是非記念になるお土産を作りませんか?
⑶ できたての源氏巻を召し上がって頂けます
本格的な素材を使って、つくりたての「源氏巻」がその場で召し上がれます。
余計なものを加えず、身体と心に優しい素材をつかって調理した生地と餡子をお持ちしますので、つくりたての香ばしさと、サラリとした小豆のこし餡をその場でお楽しみ頂けます。
⑷ 昭和時代に使っていた伝統菓子専用の調理器具で体験できます
津和野町には「源氏巻」の製造元だけでも8社あります。
機械化が進み、今では使用されることも少なくなりましたが、元々はすべて写真のような手焼きで製造がされていました。「源氏巻」専用の調理器具なので、だれでも簡単に最適な薄さと量が出る仕組みになっています。もちろん小さなお子様でも手軽に体験できますよ。
出来上がりの体験は以下のような体験過程で提供を考えています。
2021年から、保育園や、公共施設に出向いて「手焼き体験」を実施しております。何度も調整しながら、今の体験過程に至りました。大好きな伝統菓子「源氏巻」を楽しんで頂ける最高の体験だと胸を張っております。
現在すでに、テストマーケティングも実施しております。保育園や、公民館などでご家族の方にも参加して頂いております。自己資金と、クラウドファンディングを活用して、もっと沢山の方に体験を届けたいので、以下の範囲が目標となります。
【クラウドファンディングを活用した経費】
・カセットコンロ5人分購入費 6万円
・焼き印1個分製作費 6万円
・調理器具5個分購入費 6万円
・焼き印1個分購入費(オリジナル)7万円
当プロジェクトのリターンと致しまして、体験サービスの権利と、スポンサー提供でお送りする、津和野の子ども達に体験を寄贈できる機会をご用意させて頂きました。
⑴出張エリアについて
島根県津和野町から車で1時間圏内を想定しております。たくさんの方に伝統菓子の魅力をお届けし、今後拡張できるようにも努めさせて頂きます
⑵スケジュールについて
上記の目標を元に、以下のスケジュールで、立ち上げを進めて行きます
また、当プロジェクト終了後のリターン発送及び履行については、以下のスケジュールを想定しております。
2024年11月
クラウドファンディング開始
2024年12月
クラウドファンディング終了
2025年 2月
支援者様への体験提供、返礼品配送開始。支援者様寄贈による体験機会の提供開始
⑶参加者への注意事項について
火気を使用する環境になります。安全に体験できるように、「手焼き体験のエリア」と、「焼き印を押すエリア」は分けさせて頂きます。焼き印を押す際には、講師がアシスタントとして配置したうえで体験を実施致します。火傷防止の為に、軍手を用意しておりますので、そちらもお使い頂けます。
お子様体験者の服装等について
袖や上着の裾に装飾(紐類・フリル・スパンコール・ビーズなど)のあるものはご遠慮ください。
お子様の年齢や身長によっては、鉄板に濡れタオルを巻いて火傷を防止する対応をさせて頂くことがあります。
ぼくがはじめて島根県津和野町の伝統菓子「源氏巻」に出会ったのは4歳の頃でした。食卓のテーブルには祖父がよく「源氏巻」を置いてくれていました。「蝿帳(はいちょう)」という傘のような網で閉じてあったのを今でも覚えています。網を持ち上げて手を伸ばし、祖父の目を盗んで「源氏巻」を丸かじりしていました。
弟と「源氏巻」を取り合ったこと、初めて食べた時の美味しさは、僕にとっての忘れられない宝物です。それから「源氏巻」が大好きになって、町外れで暮らしていた僕は、親に駄々をこねて町に行くたびに「源氏巻」をせがみました。
そんな源氏巻屋さんも、1社、また1社と店を畳んでいきます。若者流出や、少子高齢化で過疎化を実感する機会が確かに増えています。いま僕は「源氏巻」を製造するお店に勤めていて、競合とはいえ物悲しい気持ちです。
しかし、未来はきっとおもしろくなります。
ひとりでも多くの方に、「伝統菓子が食べたい!」「源氏巻屋さんで働きたい!」と思って頂ける未来をつくれるようにする為の一歩が「源氏巻の手焼き体験」です。
伝統菓子「源氏巻」の味と伝統を未来に紡いでいく。その為にも、お客様ひとりひとりの喜びを大きくしていきたいと考えています。
幼少期に「源氏巻」を買えば、待ちきれずに、その場で食べてしまうくらい大好きだった故郷の伝統菓子。何年経っても、まるで昨日のことのように思い出します。そんな大切な伝統菓子を絶やしたくありません。
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