
こんにちは!
クラウドファンディングがついに残り2日になりました。
いつも応援ありがとうございます。
ネクストゴール180万円まで残り8万円まできました。応援し、支援くださった84名の皆様、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
今日は、UERUTの森を支援するとどんな森が育つのか、現場で作業をしながら、生物の観察も担当している鈴木をインタビューし、生物多様性が育つ森の様子をお伝えしたいと思います。

ースタッフ鈴木の自己紹介
幼い頃から鳥に興味を持ち、鳥類調査員としても勤務していた経歴の持ち主。普段は現場スタッフとして主に地拵え、植え付け、下刈りなどの造林作業を行う。他にも森林の生物調査やお客様へ森林の案内といった森林資源を活かしたプログラムを行っている。
ー現在、担当している森の特徴や計画を教えてください
アズマネザサやヤダケ、ススキが優占し、カラスザンショウ、アカメガシワ、キリといった先駆種が生育する典型的な伐採跡地です。加えてシカの食害も多い地域で、再造林を行うには比較的難易度が高い森です。施業に入る前に社員で現地を踏査して、既に生育している樹木を残す方針で施業計画を考えました。
1本ずつ手で植えて、周りの生物も観察しています
ーここにはどんな生き物はいますか?
生き物は、鳥類は年間40種類ほどが見られ、開放的な草地環境に亜高木が混在し、沢、隣接する森林といった環境が存在するため、草地から森林を利用する鳥類が見られます。
春はオオタカやサシバなどの猛禽類が付近で繁殖し、秋は残したカラスザンショウの実をメジロやジョウビタキが食べ、冬はススキなどがホオジロ類の塒になっています。昆虫類では、カラスアゲハやモンキアゲハが、残したカラスザンショウに飛来するのを確認しました。
哺乳類では、特に注目したいのはカヤネズミで、残したススキ草地で繁殖を確認しました。
残したススキに造られたカヤネズミの巣
ーお仕事の醍醐味や魅力に感じている部分は?
自分が考えて行った施業に対して、生き物がどんな応答をするか観察できることに大きな醍醐味を感じています。また、最近は各地の造林地において、植物がどのように生育をするか観察するのも面白くなってきました。
切らずに残したカラスザンショウが育つ様子を見守っています
ー山や自然資本に初めて触れるお客様にどんな部分を感じて欲しいですか?
山を緑豊かな自然でまとめるのではなく、その地域の歴史やアイデンティティを表す風景であることを伝えたいと思っています。
ぜひ、クラウドファンディングでご購入いただいた皆様もいつか現場を訪れて頂き、森や生物が育っていく様子をご案内したいです!
ー最後にUERUTチームより一言
クラウドファンディング、UERUT史上最初で最後の大きな挑戦です!
最後まで諦めずに、目標金額を達成したいです。皆さんの1件のシェア、1件の応援とご支援のお言葉を力にスタッフ一同頑張りますので、どうぞ最後のご支援をよろしくお願いします!






