プロジェクト実行者であり、ご本尊延命地蔵菩薩像・お厨子修復事業 発起人代表でもあります地蔵寺住職の三溝昭英(みつみぞしょうえい)と申します。当寺院 地蔵寺は、京都洛北鞍馬地域にあり、関西パワースポット古刹鞍馬寺とゆかりがあります。
地蔵寺縁起では康應元年(1389年)鞍馬山の塔中にあり純盛上人開創とあります。 修復事業の発起人は他に鞍馬寺 信樂香爾、地元檀信徒 岸本正彦、岸本幸太郎、三宅徳彦、滝川久子、合計6名で立ち上げ、
令和6年6月より寄進のお願いを鞍馬地域と地蔵寺檀信徒・ご縁者さま、ご縁の寺院へ呼びかける活動をしてきました。
このプロジェクトでは、鎌倉時代の慶派の仏師によって作られたご本尊延命地蔵菩薩像と江戸時代(文政2年)に作られたお厨子の修復を目指しています。
霊験あらたかな延命地蔵菩薩像は、美しく凛としたお顔立ちで、鎌倉時代より、時を超えて多くの人々の祈りを受け取り続けてきた延命地蔵菩薩像は貴重な文化遺産です。
私たちはこの歴史的な仏像とお厨子の修復を円満成就して、その命を後世に繋げることで、再びその美しい輝きを取り戻し、訪れる人々に癒しと安らぎをもたらす存在として蘇らせることを目指しています。文化遺産を守り、訪れる沢山の方にご縁を結んでもらい、感動を与えて、新たな地蔵寺の再生へ向けての第一歩を実現させたいと考えています。
また、関西の文化遺産の魅力を再発見していただきたいと思っています。
令和4年ご本尊延命地蔵菩薩像が経年劣化のため、寄木造りで作られた延命地蔵菩薩の接着が剥がれ肩から完全に割れてしまいました。これは、台座が半分落ちたことが原因でした。令和5年文化財調査により、鎌倉時代仏師運慶・快慶の属する「慶派」仏師の作風が見られることが判りました。お厨子は文政二年(江戸時代)と記載があります。
ご本尊とはお寺の「命」であり、寺院にとっは、とても大切で重要な信仰の仏様です。ご本尊の激しい破損は自分自身を見ているようで痛ましく悲しくなりました。「このままで、お寺が消滅してしまう」そんな思いが湧きおこり、一大決心をして修復事業のプロジェクトを立ち上げました。
一大決心の後、お檀家さまより発起人も数名現れ、鞍馬寺様も発起人に賛同。不思議なことに、導かれるようにプロジェクトが立ち上がりました。京都府、京都市の文化財担当の方、仏師、業者、色々な分野の一流のプロ集団が集まり、意見交換、打合せをして修復は進んでいます。
既に事業は令和5年より、業者選び、補助金の申請などが始り、令和6年6月に修復事業のため、本尊とお厨子は専門の業者へ搬送され修理・修復中です。6月より地蔵寺檀信徒さま、鞍馬地区の方達へご寄付ご支援の案内状を送り、また、ブログ、くらま温泉、地元の京都鞍馬地域のお店チラシを置かせてもらったりして、呼びかけております。11月19日には京都テレビ「きょうとデイズ」でも取り上げて頂きました。 現在300万円ぐらい集まっておりますが、まだ予算には追い付きません。そこでクラウドファンディング公開へ向けて、友人達とイベントなどを企画中です。
※10,000円以上ご支援の方には、お名前を芳名帳に記載して、お厨子の中へ安置させてきます。
また、記念冊子にもお名前を掲載させて頂きます。
公式ホームページには一定期間お名前を掲載させて頂きます。
特別切り絵ご朱印、地蔵守り、縁結び地蔵守り、幸せを呼ぶ地蔵絵馬、お地蔵様ポストカード、地蔵おみくじ、オリジナル朱印帳、延命香(オリジナルお線香)ハッピー人生相談(オンライン)、写経・坐禅体験チケット、ご祈祷、先祖供養、お食事ご招待など、皆様からの意見を取り入れて企画をしたいと思います。 「小さなお寺だからできる真心」の返礼品をお届けいたします。
令和6年12月14日 クラウドファンディング開始
令和7年2月 28日 クラウドファンディング終了
令和7年3月末 修復事業完成予定
令和7年3月より リターン発送
関西のパワースポット鞍馬山麓、地蔵寺の鎌倉時代より祈りを捧げられてきた、霊験あらたかで美しい延命地蔵菩薩さまとご縁を結び、地蔵寺再生プロジェクトに賛同し共に喜び分かち合う。 そのことを仏教では『随喜(ずいき)』と言います。ご本尊修復は100年に1度ぐらいかも知れません、そんなご縁に出会うのも稀なご縁で、仏教では『勝縁(しょうえん)』と言います。
このプロジェクトに応援・賛同することは、仏教で言う「徳を積む」とも言えます。
菩薩さまに導かれ、守られ、素敵なご縁の仲間と繋がり、喜びが溢れる依所(環境)となるよう努めて行きたいと思います。
延命地蔵菩薩像の修復は、私たちにとって一つの大きな挑戦であり、また貴重な文化財を未来に残す重要な使命と思っております。このプロジェクトを通じて、皆様と共に文化遺産を守り、後世に伝えていくことができればと幸いです。どうか皆様の温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。このプロジェクトが、地蔵寺を訪れる多くの方々にとって新たな祈りと希望の場となることを心より祈念しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。合掌
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