少しづつ、ご支援お申し込みを頂戴し、心より御礼申し上げます!
コンサートのほうも、開催まであと二週間になりました。
今日は、演奏する曲のご紹介をまた少しさせていただきます。
全14曲のうち、声が入る曲が5曲あります。
1曲は、糸島半島の東側の「西浦(にしのうら)」(福岡市西区)に伝わるお祭りで歌われる「ひょうかりーらい」の旋律を引用させてもらっている曲です。玄界灘に面するこの集落で、漁業の安全や豊漁を願って、子どもたちが門付けのように家々を回る、そのときの歌です。その歌詞「ひょうかりーらい りーいーらい ひょっこ!」は今ではもう意味がわからなくなっている由。
意味がわからない、、ということでいうと、他に2曲、明示的な意味のない音韻を、演奏の途中で織り込んで、あるいは楽器が終わったあと全員で静かに斉唱する曲があります。
普通の「歌」も1曲、「縁側の声」という題です。これは上野ゆみこさんのソロ・ヴォーカルです。初めて皆でこれを練習したとき、トロンボーンの内田さんが「和風のブルースなんですね。。」と言っていました。いわゆるブルース形式を少し使っていますが、和音やメロディーは東洋的かと思います。(リハーサルを録音しそこねていて、下記リンクはfinale音源から間奏のところ)。
https://soundcloud.com/user-654215508/verandah
そして、五人でラップしながら演奏する曲もひとつ。これは私の自作の詩「何か#98」を歌詞にしています。「切符買った途端にこうだ/薮から棒に宣言が相いつぐ/発信元はぼくでオレであんたでアイツだ/すべからくこの世の仕組みはそうなっている..」と始まります。