プロジェクトの実行者について
はじめまして!私は大竹浩史と申します。
大好きなイタリア、ナポリピッツァを主に起業してから30年、これまで「オレアジ」(俺の味の意)の屋号看板で多数の店舗を経営運営してきましたが、過年のコロナ禍の影響が払拭しきれいない状況下、あるコトがきっかけで2024年夏、ひとまず駆り続けてきた一線を退きひとつの決断をしました。
そして、このプロジェクトを通して今新たなステージを迎えることとなりました。
これまでの経験を活かし、新しい価値を創造することを目指しています。
このプロジェクトを通じて、千葉県 南房総市の限界集落の現状や魅力、農漁酪農を通してレストランというひとつのカタチを具現化し地域社会はもとより、県内外からもこの風光明媚な南房総市の活性化に微力ながら寄与すべく、ひとりでも多くの方に「食」とそこで過ごす「刻」(とき)を通していらして戴くお客様の喜びと感動を届けたいと思っています。皆様のご支援を心からお待ちしております。
このプロジェクトで実現したいこと
四季織々、南房総市の美しくものどかな里山にある古民家をリノベーションし、薪火薪窯で仕上げる本物のナポリピッツァと地の利を最大限活用し吟味した農漁酪農の優れた素材たちを存分に盛込んだレストランを再興させることを目指しています。
このプロジェクトでは、セルフビルド含めたリノベーションが施された古民家の新たな魅力を最大限に活かし「そこ」で採れた「そのときどき」の素材を取り入れたメニューを提供することで、訪れる人々に周辺のロケーションを含め、ここにしかない、ここでしか味わうことの出来ない、新しい食の体験を提供します。当然ですが、地元の食材を使用することで地域の農業や漁業を支援し寄り添い持続可能な地域社会の実現に貢献したいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
このプロジェクトは、30年にわたる事業活動の中で見えてきた地域の課題とボク自身のシゴト≒人生の在り方を今一度再構築し解決したいという思いから始まりました。
これまでのボクが運営してきたお店の数々は千葉県の中でも都心部に至近の立地で、それこそ老若男女問わず常に、いついらして戴けるのかわからない不特定多数のお客様の為に朝早くから生地を練り膨大な量の仕込みをし毎日まいにちそれでも愉しく有意義な時間と引き換えにすり減っていくジブンを知りました。
「もうオレは57歳、これからこの先もずっとこれを続けるのか、続けていけるのか」
「この場所ではない どこかで よりもっと自分らしい仕事を見つめなおし更に磨きをかけて密度をあげたい」
「 なぜ 南房総の里山 なのか」
ご存知の方々もいらっしゃるかとは思いますが、千葉県は三方海に囲まれ漁業、農業、酪農、そして米つくりにおいても全国でも有数な産地ですが、ご多分にもれずどのジャンルにおいても高齢化が進む中、町や集落は徐々に廃れ旧い建物の空家も目立つ状況、特にボクが注視しているのが南房総市地区。
館山〜白浜、千倉の海岸線沿いこそ観光スポットも充実してはいますが、同時に限界集落の様相もそこかしこに呈しています。
人口減少や過疎化が進む中で、微力ながらも地域の活性化に寄与したいと考えています。
古民家が持つ歴史と文化を未来に継承し、地域の魅力を再発見する場を提供したい。
そのために、この古民家を活用し、地域住民の方々をはじめ県内外からも四季織々、訪れる方々にとって親しみやすく周辺のロケーションも含め、たとえば、採れたての野菜は変幻自在に麗しき前菜達に、薪火薪窯で焼き上げるナポリピッツァ、ピッツァで使う薪火をつかい豪快かつ繊細に仕上げる肉や魚、漁貝の薪火料理、様々なパスタ料理等など、一度来たら忘れられない体験を食を通して新しい「俺の味」を創出しようと考えています。
「薪窯の余熱だけで仕上げた県産のポーク ポルケッタ」
「春ともなれば里山の畑は一斉に芽吹きボクが1番わくわくする季節 炊いただけの採れたての野菜達を南イタリアの太マカロニで和えただけの至極の一皿」
これまでの活動と準備状況
「ひとも 素材も 最短距離で」
ボクは今回のプロジェクトの草案はるか以前から、この南房総市のもつ肥沃な大地、外洋に面した豊潤な海の幸、そして旧三芳地区は酪農発祥の地の利を生かすべく惚れ込み足繁く通い生産者の方々の仕事を率先し手伝い学ばせて戴きながら手探りの中でも、地域の方々と長年に渡り交流を深めてきました。
そこにはやはり避けては通れないご高齢の生産者の姿があります。
先人達が苦楽を共にしてきた農場、漁場には後継者問題が浮彫になっている昨今、どこかで
「誰か」が、少しでも歯止めをかけるちょっとしたきっかけになれないか。
海に山に畑に通う毎にその気持ちが強くなり、この機を自分自身の人生と照らし合わせ、クラウドファンディング含めアクションを起こしました。
「ボクの漁での恩師 YさんとTさん。共にこの海を預かる生粋の漁師さん」
画像は、富浦漁協及びお二人の許可を得て掲載しております。
「稚貝から育てた房州鮑 薪火を焚べながら 何も足さない なにも引かない それがご馳走」
一見のどかに見える里山も、凪の海も、四季織々色づく山も持続可能な環境を、少しづつでも取組まなければと強く感じています。
自然からの恵みを糧に一皿の料理に思いをこめて仕上げるのが料理人であるならば、当然のように農漁に携わる事も大切な要素だと思います。
またその様な機会を授けてくださった先人方々には、リスペクトだけに留めず自らが行動を起こす事にしました。
同時に、古民家のリノベーションに向けた調査と計画も進めてきました。
地元の建築家や職人たちと協力し、古民家の歴史を大切にしつつ、現代のニーズに応える設計を考案しました。
往時には 6反 60aの広大な自社農園を構え春夏秋冬、自ら畑をみつめ各店舗でつかう野菜を拵えてきた就農実績もあるので、いわれるまでもなく地域の農家や漁業者とのさらなる連携を図り、新鮮な食材の供給体制を整える準備も進めています。これらの活動を通じて、地域に根ざしたプロジェクトとしての基盤を築いてきました。
「25年にわたるご贔屓筋のお客様の声」
N様談
いやぁ、ちょっと今回のお話を聞いて内心参ったなぁ、と。いつでも行ける距離じゃなくなるしねぇ 苦笑。彼(大竹)がバリバリ畑やってる頃からの付き合いだし、でもね、だからこそなんだよね、前々から言ってたしね南房総南房総って。彼のつくる料理は勿論なんだけど創造性もね、で、今回古民家でしょ?きっと素敵な店仕上げてくるだろうね。ちょっと遠くなるけど私は彼の大英断をしっかり応援するし見届けるよ。
A様談
素晴らしいですね。このチャレンジ。
まさに「独歩」強いヒトだなぁと。
今までずっとお客としても見てきたけれど、やりたい事、やりたかった事、多分全部やっちゃうんじゃないですかね。ボクはドライブが趣味みたいなもんですから、がてら南房総の里山の新星オレアジさんで、カラダが悦ぶあの味楽しめるならね。すべてがカラダに優しいんですよ、楽しみだな。
ナポリピッツァの食べ歩き伝道師
@romana_1004様 談
情熱とハートの料理人、大竹シェフの新プロジェクトが始まると聞いて、いま私は大きな期待とワクワク感でいっぱいです。現在よりもイタリア料理の世界が華やかで、そして競争が熾烈であった頃から逞しく歩いてきた彼。
必要以上に他人に頼るよりもみずから知識を蓄え、工夫を重ねてたくさんのお客様を喜ばせてきたその姿には尊敬の念が募るばかりです。
ここ数年は幕張の地でナポリピッツァという新たなチャレンジをしてきた彼が新しい窯を手に入れ、さらに飛躍してくれることは間違いないと思っています。
海をこよなく愛し、豊かな食材にこだわる彼が南房総市というこの上なくふさわしい土地を得て、ますます多くの人たちの笑顔が弾ける場所になる光景が目に浮かびます。
みなさまも是非このプロジェクトにご期待いただきたいと心から思っております。
【大竹浩史について】
今回のプロジェクトにご興味をもって戴き有難う御座います。創業して30年、喜びも哀しみも楽しかったことも苦しかったこともこのカラダに全部染み込み刻まれてます。
多分このプロジェクトがボク自身の集大成になるでしょう。
海も山も畑も生産者方々の背中を見つつ学ばせて戴いています。そんな自然からのお裾分けを長年培ってきた勘所で、ひとさら一皿、いちまい一枚お客様の健康と食を通した愉しみをこの場所で実現しますので、ご賛同戴けましたら幸いです。
「略歴」
1994年 千葉県 津田沼に
トラットリア アーティチョーク開店
1998年 旧西武百貨店 船橋店地下食料品フロア
おいてイタリア惣菜の店
ヴィータ オープン
以降、同百貨店系列に複数店舗を展開
1999年 三井不動産(現レジデンシャル)より
誘致を請け千葉市美浜区幕張ベイタウン
街区に開店 イタリア郷土料理の基本を
重んじながらも独自の感性で仕上る
料理が好評を博す
屋号をオレアジとし株式会社としての
法人登記 代表取締役となる
2002年 美浜区ひび野においてオレアジひび野店
開店
薪窯を導入しナポリピッツァの提供を開始
以降 新浦安店 浦安元町店など
複数店展開
2011年 東日本大震災を機に事業縮小
2018年 オレアジひび野本店を閉店 法人清算
約一年の休暇を経て
2019年 株式会社サムライソウル設立
2020年4月 同幕張町にダ・カーポオレアジ開業
コロナ禍中において店内営業と併せ
テイクアウト事業など推進
2024年 自身のこれからの在り方を再考
ダ・カーポオレアジ 閉業
2025年 浅春
南房総市の里山に農漁酪農を複合
したピッツェリア・ガストロノミアを
開業予定
「有資格」
認定ソムリエ/船舶1級免許/ナポリピッツァ職人
リターンについて
食事券
※ご支援金に10%加算した金額相当のお食事券を提供致します。
※お釣りは出ません。
※有効期限 / 2028.12末日
おまかせナポリピッツァ3枚セット
★5000円(税、送料込)
※有効期限/2026.12月末
当店ならではの本格ナポリピッツァお任せ3枚セットを真空冷凍にしてクール便にてお届けします。
※然るべき飲食店営業許可証並びに衛生管理責任者常駐、監修のもとお届け致します。
※主たる原材料
イタリア産小麦粉、トマト、モッツァレラ、パルミジャーノ、バジル、シチリア産塩、酵母、野菜類(南房総市産)、魚介類(千葉県産及び国内産)
※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。
スケジュール
2024年10月 物件契約に伴う必要書類提出済み
2024年10月下旬〜11月初旬物件の契約完了
2024年11月古民家のリノベーション施工開始
2025年1月クラウドファンディング終了
2025年1月 HP開発開始
2025年2月新店舗オープン
2025年3月リターン発送
最後に
ここまで目を通して戴きありがとう御座いました。
初めてのクラウドファンディング、原稿のつくり方はもとい右も左もわからず、稚拙駄文もお見苦しくあったかと思いますが、私のこのプロジェクトに際し、暑苦しいまでの(苦笑)彼の地での再興への想いが少しでも、見て戴く方々に伝わればいいなと思います。ご賛同戴ける方、ご興味だけで終わる方、色々です。
でも、それが「ご縁」だと思います。
確かにご賛同戴ける方々のご支援があった上で、来年浅春開業に向けて既にスタートはしていますが、ご興味をもって目を通して戴けただけでも私は「ありがたい事」だと思います。
無事にこのプロジェクトが成就し、また、未達であったとしても、ボクは既に皆様にお会い出来る準備を進めています。
共に地域の未来を創り上げていくために、ぜひご協力をお願い申し上げます。
店名 リナッシェンテ ヒロ(仮)
※リナッシェンテとは、伊語で「再興、復活、再生、復興」を意味します。
生業30年、初めて自分の名を冠した店名にしました。
294−0824 千葉県南房総市下堀400−1
高速館山自動車道 富浦出口から車で約10分
JR内房線 館山駅からタクシーで約15分
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