こんばんは!
篠笛担当のいとちゃんです。
笑福山祭まで、あと4日となりました!
現在、団員フル稼働でお祭りに向けて準備中なのですが、色々と準備をしていた中で、実は笑福神楽団の楽人(演奏者)用の衣装も作っていました。
これまでは各自が好きな法被を着て出演していたのですが、今回ばかりは自分たちが主催のお祭りということもあり、どうせならビシッと衣装を揃えたい!ということで、せっせと準備をしていました。
背中にオリジナルの大紋を入れているのですが、何の模様か分かりますか?
『ふぐとナス』です。なんで、ふぐとナスなのかと言うと、その昔、後の福山となる場所で島津氏と肝付氏がお城の争奪戦を展開し、島津貴久の弟忠将が討死したのですが、勝利へ導いたことから「禍(わざわい)転じて福となす」として、地名を「福山」へと改名したと言われています。
福山町で神楽団として活動する我々にとって、この「福となす」という言葉は活動の指針に適っていると思いました。そこで福となすを「ふぐ」と「ナス」にかけたモチーフを考案しました。
ただ絵心は無かったので、どうしようかと思っていた矢先、たまたま友人の企画展示を見に行った時に一緒に展示をされていた小田島洋平さんの作品を見て「この方にお願いしたい!!」と思い、その場でご相談をさせていただきました。
ひょんなきっかけでしたが、これも必然だったのではないかと今では思います。
人から人へ繋がりを経て、とてつもなく愛着の湧く衣装が出来ました。
笑福山祭では、この大紋を背負って力いっぱい演奏したいと思います。
本日、この笑福神楽団のオリジナル作務衣をリターン品に追加しました。
ご興味のある方、プロジェクトページから詳細をご覧ください。