こんばんは！
篠笛担当のいとちゃんです。

あの夢のようなひと時が過ぎ去り、年の瀬迫る慌ただしい日々を過ごしながら、ふとした瞬間に笑福山祭のことを想い出しています。

今日はその記憶の断片を皆さまにお届けして、笑福山祭vol.1の最後のご報告とさせていただきます。

12月1日の早朝、ひんやりとした風が吹く快晴の空の下、団員や地域の方々が各自の持ち場で準備をはじめました。

花は霧島 煙草は国分 燃えて上がるは オハラハー桜島

10時になり厳粛な雰囲気の中、宮浦宮の御神事である月次祭（つきなみさい）が執り行われました。

皆で祭の成功を願います

その後、宮崎のアーティストKEYAKIさんのライブがスタート。
オーストラリアの民族楽器ディジュリドゥの演奏からはじまり弾き語りも披露され、その心地よいビートに最高齢団員のけんちゃんも思わず体を揺さぶりながらノリノリでした。

銀杏の樹下高らかに歌い上げます

完全OFFのけんちゃん、ここからスイッチが入ります

徐々に会場があったまっていきます

KEYAKIさんの演奏終了後、DJ Leeさんセレクトの音楽が境内に響き渡る中、徐々に来場者の数も増えていきました。

控え室で出番を待つヒョットコ大と小

日差しが強くなる中、いざ！笑福神楽団の出番となりました。
今回は笑福神楽団オリジナルの演目「恵比寿舞」を披露させていただきました。

元気いっぱい飛び出してきた小さきヒョットコが盛り上げます

餅やお菓子を景気よく撒き大いに盛り上がりました

釣りバカでもある団長扮する恵比寿さんが豪快に鯛を釣り上げます

持ち時間は30分でしたが、その中で餅や菓子を撒いたり、ヒョットコ大・小、恵比寿さんの３人が釣りをしたり、なかなかエンタメ性のある演目です。

そんな神楽団の演舞が終了し、ジリジリとした日差しがふっと和らいだ後、鹿児島出身のアーティストコジマサトコさんの出番となりました。

透き通ったやさしい歌声に会場が温かく包まれます
オリジナルソングの他に童謡のカバーもされていて、幅広い層の方がその歌声に聞き入られていました。

銀杏の妖精が歌っているかのようでした（※）

しっとりと柔らかい余韻が残る会場に、ひとりの男の口上が響き渡ります。

錦江湾で育まれる天然塩を作っている黒江学さん。
『大切な人と大切な時間につかう塩』をテーマに、すべての物事や出会いに感謝しながら活動をされています。

塩を愛し、塩に愛された男

一問一答形式の講座が、さながらライブのコール＆レスポンスのようでもありました。
笑福山祭で少し賢くなって帰った子ども達がたくさんいたことと推察いたします。

子ども達に詰め寄られる勢いの黒江さん

笑福神楽団がバンドに変身！？今度は楽器を持ち替えたShowFUKUbandのお出ましです。
団長が奏でるディジュリドゥが轟き、徐々に楽器が増えて盛り上がりを見せた後、突如トランペッターが登場します。

謎のトランペッター小松敏哉さん（団員けんちゃんの甥）

謎のギタリストも急遽参戦！

ジャズの名曲Caravanを奏であげフィニッシュ！
お祭りに華を添えることができ、満足な様子で会場を後にされました。

ちなみに、演奏前から会場の片隅で鹿児島出身のアーティストSHIGEさんによるライブペインティングが行われていました。

朴訥とした印象のSHIGEさん

ステキな作品を残してくださいました

背中で音を感じながら即興で筆を走らせ完成した作品は、境内で独特の存在感を放っていました。

さぁ、ここから来場者参加型の楽しい余興がはじまりました！
あわてんぼうのサンタくろ〜ず！というわけで子どもから大人までを巻き込んだ黒酢早飲み大会です！！

いい飲みっぷり！かたや黒酢の独特の後味に舌鼓を打ってます！？

全部ご紹介できないのが残念ですが、たくさんの方に盛り上げていただき会場のボルテージは一気に上がりました！！

その熱気の冷めやらぬ中、南部式の演奏がスタート！
ボーカル寺原仁太さんとコーラスのお囃子星子(オハヤシスターズ)さんの小気味よい掛け合い。

ハンヤソーレ笑えばええじゃないか！それチェストー！チェストー！チェストー！

この人の語り口は本当におもしろいのです

太陽に照らされる美しいヴィーナス達

すっかり南部式の演奏に魅了されていたら、突如としてはじまった組家さんの餅つき。
高速餅つきに圧倒される高齢者を横目に、ご来場者の方々にも餅をついてもらい、最後は皆でおいしくいただきました。

体格差はあれど餅をつく気持ちは誰にも負けない！という気負いを感じます

さらには、生活から出るゴミや廃材を使用した巨大人形を操るジャイアントストンプスのお兄たま、お姉たま方が、摩訶不思議な世界観を作り上げます。

初見の人は圧倒されますよね

出店もされていた我らのニキWAGO Creationサンの痺れるベース

エンディング曲には団員たちも鳴り物で華を添えました

ラストは三度、笑福神楽団参上！
十八番の演目『柴曳』ではじまり、『天岩戸開』で締め括りました。

振り返れば荒神がいた！

会場全体を巻き込んでの総踊り ア〜ソレソレ♪

この岩戸開けるよ！開けちゃうよ！

沈む夕陽を前に大団円！

最後に会場に残っていた皆さんとパチリ！めでたしめでたし！

最後に笑福山祭のダイジェスト動画もまとめましたので、ぜひこちらも合わせてご覧ください！

改めまして、ご支援いただいた皆さま、ご来場いただいた皆さま、クラウドファンディングのリターン品のご提供をいただいた皆さま、開催前から会場設営や会場周辺の整備を引き受けてくださった地元の方々、お忙しい時期にも関わらず快く参加してくださった出演者、出店者の皆さま、本当にたくさんの方々に支えられ素晴らしいひと時を作り上げることができました。

また、ありがたいことに笑福山祭終了後にたくさんの方々から「来年もぜひ開催して欲しい！」というお言葉を頂戴しました。

このお祭りが年に一度の皆さまの楽しみとなるよう、団員一丸となってこれからも取り組んでいく所存です。来年も開催できた折には、ぜひ会場へ遊びにいらしてください。

皆さま、誠にありがとうございました！

今後の活動は主にInstagramとYoutubeで発信していく予定です。
ぜひフォローしていただけますと幸いです！

▼笑福神楽団Instagram
https://www.instagram.com/syofukukaguradan/

▼笑福神楽団Youtube
https://www.youtube.com/@showfukukaguradan

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