■■自己紹介■■
初めまして、一般社団法人日本シングルマザー支援協会の代表理事を務めております江成道子です。 私自身もシングルマザーとして、5人の娘を育てながら仕事との両立に苦労し、様々な壁を乗り越えてきました。一生懸命働こうと思うと、時間を長く働くことしか思い浮かばず、時間を切り売りして必死に稼ごうとしましたがたかが知れていました。本当は楽しいはずのこどもとの時間を楽しむこともできず「こどもを幸せにしなきゃ」という想いがプレッシャーになってしまうような日々もありました。
ある時、時間を長く働くのではなく、社会の仕組みに合わせて働けばいいんだと、普通のことに気付いた時から心も楽になり、仕事も楽しくなり、生活も安定しました。そのような自分の経験がきっかけで「一人でも多くのシングルマザーが自立し、安定した生活を手に入れられる社会を創りたい」という強い思いを持つようになり、2013年に熱い想いを胸に日本シングルマザー支援協会を立ち上げました。
協会では、シングルマザーの方が「生活の安定」を得る為の就職支援を中心に、各種サポートを行っています。母親がこどもを笑顔で育てられる環境づくりを目指しています。この取り組みは、シングルマザーだけでなく、子どもたちにも大きな影響を与え、未来の社会を豊かにするものだと確信しています。
今回のクラウドファンディングプロジェクトは、「できない」を「できる」へ、のキャッチコピーを拡げ、自立へ向けて行動できるシングルマザーを増やすために立ち上げました。シングルマザー親子が「自由で豊かな明日」を描けるよう、皆様のお力をお添えいただければと思っております。
■■正社員/345万円、パートアルバイト/150万円■■
シングルマザー同士の格差が拡がる
私たちがこのプロジェクトで目指すことは、シングルマザー親子の生活安定です。みんなで「できるよ」と伝えあい、自立のハードルを下げていきませんか?
社会全体で世帯主であるシングルマザーが、パート勤めなことに疑問を持つことがあまりありません。
アンケートを取れば100%のシングルマザーが「自立したい」と答えます(当協会調べ)。しかし「できる」と思える人は30%以下。
例えば10人に「自立したい」と相談すると9人が「実家でお世話になれば」「子どもが小さいから正社員は無理だね」「手当貰えなくなると損だよ」と、心配だから声を掛けてくれます。「自立できるよ」と言ってくれる人は1人くらいです。
この環境にいると、選択する仕事はパートに。非正規雇用で働くことになります。
しかし日々の生活は安定しない、いつもお金のことで悩み、こどものためにと選択したことなのに、こどもに優しくできなくなる。更に自己嫌悪に落ち込む。そしてこどもが大きくなると教育費という現実がある。
「こどもに無理だよ」とは言いたくない。でもお金もない。
こういう状況に陥っているシングルマザーが多くいます。
「できる」という情報を伝え、方法がわかることで、自立できる方が増えるんです。
また、この後に自分の老後問題もあります。こどもの教育費問題より更に深く長い期間の問題です。ただしこのことに気付く頃は取り返しがつきにくい年齢になってしまいます。子育ては日々に追われるので、将来の計画まで立てながら進むことが出来る人は少数です。これはシングルマザーに限らないです。日々に追われていると、自分では簡単にできないものです。
しかし実際にはシングルマザーの自立は可能です。そう難しいことではありません。
ステッカーと冊子を渡してあげてください。
■■情報格差によって最貧困世帯がシングルマザーに増えている■■
最近のデータでは、あらゆるカテゴリーにおいて貧困は改善しています。ひとり親のみの貧困を見ても改善しているのですが、他では見られない傾向として最貧困層の増加がありました。ひとり親同士の格差が拡がっているのです。
その理由を私たちは情報格差だと確信しています。「できない」情報のみにしか辿り着けなかった人と、「できる」情報に辿りつけた人の間に格差が生まれてしまったと理解しました。
このデータを見た時に、もっとスピードを持って「できない」を「できる」へを広める必要性と重要性を感じました。みんなで「できるよ」と声を掛けて、ステッカーと冊子を渡してあげてください。
■■正社員になることで生活が安定する方が増える■■
シングルマザーの自立支援に特化した活動を開始して11年。多くの方が目の前で正社員になり、生活を安定させ、こどもたちとの関係も良好になってきました。5年程前にはMES就職プログラムが完成し、更に協会に支援を求めてくれたシングルマザーの方々は自立を果たしていきました。
パートや派遣から正社員になり、生活が安定し、笑顔が増える方々を見るたびに、もっと多くの方が自立を目指せるような社会にしたいと思うようになりました。
しかし思った以上に不安と恐怖心が壁となり、自ら前に進むのは難しいのです。「やればいいじゃない」「やらないだけじゃない?」という他人には誤解されることもありますが、何よりも、自分自身も「できないんだから仕方ない」と思い込むようになります。
今の日本の女性活躍推進に欠けていることがあるとすれば、『恐怖心と不安の払拭という段階』が無いことです。特性的に女性は、遠いゴールよりも、目の前で見えている事象が気になる傾向があります。その特性に更に社会人としてのブランクが重なると、「出来ないんだから仕方ない」ということで自分を騙して納得させているように見えます。
また、「自立できるよ」という情報に辿り着くのが思った以上に難しい。誰かに相談しても、役所に相談に行っても、「できない」という共通概念があり、自立へ向けた方法を教えてくれることは少ない。それも皆さん、本当に心配してくれていることなので受け入れてしまう。結果的には支援制度の情報にしか辿り着くことができない。
私たちは、このプロジェクトを通して、「できるよ」と言ってくれる人を増やしたい。「できるよ」という情報を当事者以外の人も持つことで、自立したい人が情報に出会え、自分の努力で道を切り開くことが可能になります。
「支援制度」を知ることも大事ですが、未来を創るためには「収入を上げて生活を安定させる」ことが必須となります。10人に相談した時、5人が支援制度を教えてくれて、5人が収入を上げられるよと教えてくれる。情報の均衡が取れれば、シングルマザー自身が選択することができるようになります。
■■私たちの支援活動■■
「できるよ~」を伝えてサポートしています
2013年の設立当時から、自立支援に特化して活動してきました。現在までに就職支援者は400名を超え、その9割は正社員です。シングルマザー自身からのお礼の言葉も嬉しいですが、何より嬉しいのはお子さんからのお声です。
・お母さんにお仕事紹介してくれてありがとう
・大学に進学することができました
・お母さんが楽しそうです
【就職支援 就職先開拓】
正社員になるための支援をしています。ママベストパートナー企業を認定させていただき、Jキャリア応援企業も増えていく中で、子育てをしながらも働きやすい社会を一緒に目指しています。シングルマザーと企業が理解しあえるようにサポートしています。
【就職支援 MES就職プログラム】
女性の不安と恐怖心を払拭しながら、生活の安定を一番に考えた就職をサポートします。1,働く環境を整える 2,企業をご紹介 3,長く楽しく働くための1年間の定着支援
【就職支援 Jカレッジ】
社会から離れている時間が少しでもあると、必然的に社会性が衰えます。社会性が衰えていることが無意識に不安や恐怖心を抱く原因にもなっています。就職や転職前に社会性を取り戻すための学びとしてJカレッジを無料提供しています。
【相談支援 ワタシのミライ相談】
私たちの活動の中心となるのが個別相談です。年間2000件ほどの相談を、ひとり親コンシェルジュが担っています。自立の第一歩となる個別相談を、何よりも大事にしています。
■■私の経験「生活保護をすすめられて」■■
私自身、こども5人を育てながら上手に働くことができず、仕事を何個も掛け持ちしていた頃、役所に相談に行くと生活保護をすすめられました。私の状況を見れば、その支援の提案は間違ってはいないと思いますが、私は働きたかったので断りました。
「どうして働きたいのに、その方法を教えてくれる場所がないんだろう?」
この疑問を持ったことで、後に日本シングルマザー支援協会を設立しました。
今、多くの支援をシングルマザーは受けています。しかし、自立を考えるシングルマザーが望む支援は正直ありません。無かったので日本シングルマザー支援協会を作りました。
しかしまだまだ力不足で、ここに「(自立)できるよ」という情報があることを知ってもらえていません。今までと違う方法で、周知をしていく必要性を強く強く感じ、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。みんなで「できるよ」と声を掛けて、ステッカーと冊子を渡してあげてください。
もし「自立はできる」という情報を掴むことを諦めていたら、今の幸せは無かったと思います。娘に聞いてみたことがあります。「お母さんが貧困のまま50代になっていたらどうだっただろう?」と。娘は「今では想像できないけど、怖いね」と言いました。
ぜひ皆さんのお力を貸してください。
一緒にシングルマザーが欲しい情報を平等に得られるように、今少ない「できる」情報を拡げてください。
■■「できない」を「できる」へ■■
ステッカー&「できない」を「できる」へ変えたシングルマザーの事例集を作成します
情報格差を是正します!「できる」という情報がないことで、諦めて不安をずっと抱えたままのシングルマザーがたくさんいます。「できるよ」と声を掛けて、ステッカーと冊子を渡してあげてください。
支援活動を11年続けている中で「こんなに優秀な女性が埋もれているんだ」と驚きが隠せません。優秀でポテンシャルの高い女性が、能力を活かして社会で活躍することで、人手不足の問題の解決にもなり、高まり続ける社会保障費の抑制にもつながります。
また本当に困っている人たちを支えるためには、支える側の力を付けることも考えなくてはいけません。現在、正しく「(自立が)できる」という情報に辿り着いたシングルマザーの多くは自立を果たしています。一緒に情報を届けて欲しいです。
■■ステッカー作成を見守ってください■■
プロジェクト期間中に、ステッカーを作成します!皆さんと一緒に、シングルマザーや自立したい女性に届けるために、皆さんに愛されるステッカーを作ります。その過程を報告していきますので、見守って欲しいです。
このステッカーと事例集をもらったシングルマザーが、自立していく姿を一緒に創造しませんか?
■■リターンについて■■
・『「できない」を「できる」へ』ステッカー
・事例集冊子
・御礼状
「できるよ」と声を掛けて、ステッカーと冊子を渡してあげてください。
■■シングルマザーの事例紹介■■
■■スケジュール■■
12月1日 クラウドファンディング開始
12月下旬 クラウドファンディング終了
1月上旬 リターン品作成
2月上旬 リターン発送
■■最後に■■
ここまで読み進めてくれて、本当にありがとうございます。シングルマザーがどうしたら自立できるか?を一緒に考えてくださる方には感謝しかありません。シングルマザーの情報の多くは「できない」情報が多いです。しかし現実はそんなことはない。生活を安定させることは可能です。問題なのは、「できる」という情報に辿り着くことができないことです。
「できない」を「できる」へ。「できるよ」と声を掛けて、ステッカーと冊子を渡してあげてください。手当に頼り続けることなく、一定の期間を持って自立するシングルマザーを応援してください。シングルマザー親子の笑顔を、一緒に増やしてください。宜しくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る「できない」を「できる」へ変えたシングルマザーの事例集
2024/12/04 16:55毎週日曜日にメルマガにて、「できない」を「できる」へ変えたシングルマザーの事例を掲載しています。現在40名になっています。こちらはホームページにも掲載されています。(ホームページは38名まで)このような事例が協会にはたくさんあるので、「できる」事例集として皆様にリターンとしてお届けする予定です。シングルマザーの方に「働けない」と言われたら「そうだよね」ではなく、「どうしてそう思うの?」と聞いてあげて、働くにはどうしたらいいかを一緒に考えてあげてください。あなたの目の前で「できない」と誤解している方の「できる」が見つかるかもしれません。 もっと見る
就職支援プログラムで自立をサポート
2024/12/02 17:53女性の自立をサポートするには、女性向けの自立支援プログラムが必要となります。子育てをしながら働く女性は、家庭との両立が不安で、パート職を自ら選択する人も少なくない。それが、こどもの教育費不足や老後資金不足に影響することも多々にしてあります。これはシングルマザーのようにひとり世帯主だから、だけではないんです。大人が全て世帯主として経済的に自立をすることで、将来の不安も減り、笑顔が増えるんです。平均年収約250万。正社員は約350万。パートアルバイトは150万。このデータからでも正社員になることで自立はできる、又は近づくことができるのは分かります。後は個々の生活に合わせた定着支援としてサポートしていけば、ほとんどのシングルマザーが自立へと進めます。自立前のマインド&社会性講座としてJカレッジがあり、就職先はママベストパートナー企業となり安心して働き続けることができる環境と教育制度を整えています。 もっと見る
「できない」を「できる」へ とは?
2024/12/01 07:42「できない」を「できる」へ。何を行っているかわかりにくいですが、たくさんの方が理解できるようになるまで、言い続けたいと思います。女性の自立、社会の意識が変わらないと、苦しむ女性は減らないし、同時に苦しむ男性も増えていきます。ここ放置しておくと、争いだらけになるし、治安も悪くなるし、更にこどもたちは未来に希望なんて持てなくなる。私の中で最も強い思いは、こどもたちが未来に希望を持てなくなることです。こどもたちが未来に希望が持てる社会になるために、絶対に女性活躍を進めなきゃいけない。それには今の「できない」という情報量に、「できる」という情報量が追い付かなければいけない。当り前を変えていかなきゃいけない。これは私は自分が一生を賭けてやるべき使命だと感じています。「かわいそう」というイメージは建設的な行動に何も結びつかない。これはシングルマザーに限らずです。しかし広告でも作られてしまうイメージだから、情報量の多さは計り知れません。このイメージがどれだけ多くの人を逆に貧困に陥らせているのか?ということに疑問を持っています。子育てで考えてみて欲しい。「あなたは何もできないから、私が全部やってあげるわ」という親と、「あなたならできる、大丈夫私が見てるよ」という親と、どちらのこどもが能力を伸ばせると思いますか?こどもと大人は違うと思うかもしれませんが、同じです。こどもの方が素直だから結果がでやすいだけで、方法は人間同じです。「あなたは何もできない」という親だと、この子には「できる」という情報が入ってきません。「あなたならできる」という親だと、この子には「できる」という情報がたくさん入ります。「できない」を「できる」へ、は、不安と不満で動けなくなっている母親たちに、「できる」という情報をたくさん降り注ぐことで、可能性を拡げる行動へと導き、生活を安定させていくということです。 もっと見る
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