【2ndゴール「支援者200名」まであと70名!】
こんばんは。ムラカミリョウです。
今日結構忙しくて、コンビニに行った時にふと目に入った「タバコの価値と時計の価値」について考えてみました。
タバコってよくよく考えたら不思議で、コンビニの後ろにずらっと並んでるじゃないですか。何十種類も。
おにぎりやサンドイッチだってせいぜい数種類なのに、タバコだけ異常に数があります。
なんでだろう?これって吸っていないと分からない結構独特なカルチャーだと思っていて、
吸う人にとっては「その銘柄じゃないとダメ」なんです。
つまり「マルボロ」を吸う人には「マルボロ」以外はダメで、それは同じタバコの味であっても「マルボロ」を吸うことに意味があるのでリプレイスが簡単にはできません。
時計だってそう。
12時だということをわかるのは今の時代、スマホを見れば分かるし、スマートウォッチの方がなんならヘルスケアとかSNS通知とかリアルタイムで分かるから便利なはずなのに、アンティークの時計にこだわる。
これは時計自体に「意味」があり、機能ではなく「意味」に人は価値を感じているから。
サービス提供者側はこのことを理解していないとどうなるかというと、「機能向上」に全勢力を注いでしまう。
もちろん「いい商品=売れる」という方程式はそりゃそう、なんですが今、どこの商品もコモディティ化(だいたい一緒化)しているじゃないですか。
ラーメン屋さんいけばだいたいどこも美味しいし、服もだいたいどこのブランドも生地が良いですよね。
サービス提供者が機能を向上させるのは限界があるんです。いや、厳密いいうと「これ以上は上げても欲しい人の数は変わらないよライン」が存在するんです。
となると、その買う人がサービス自体に「意味」を持たせないと差別化が出来ない訳で、それをサボる提供者は淘汰されていきます。
今、ベンチャー企業が「パーパス」「MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)」なんかを仕切りにアピールしていますが、それって「なぜ私たちの会社が売るのか」という「意味」をつけることに必死だからだと思うんです。
もっというと、それ以上に差別化できるポイントがないよって話。
僕がこれから実施しようとしているJUNKFOODGIRLの個展だって、写真をみるために来る人というよりは僕の個展だから足を運んでくれる人がたくさんいらっしゃいます。
JUNKFOODGIRLが誰かの「意味」になれるよう、1人でも多くの人に価値を伝えていく必要があるんだろうなあと、クリスマスを終えて安くなったスモークチキンを食べながら考えていました。
今日は以上でーす!!