アトリエの全貌を撮影してきました。
最初の頃よりだいぶ整理されてきました。
外観
入口
1階(かつて版画を刷っていた場所)
1階から2階への階段
2階(手書きの絵を描いていた場所)

天井に見える腐敗した場所で雨漏りが起きている・・

撮影用のライトは僕が用意、ここで撮影しながら絵の整理を始めている

床も所々腐食しており歩くのも少し注意が必要。そんな中にたくさんの大きな絵を置いている。
3階への階段
この扉の向こうに階段がある。古文書や骨董品の空箱が散乱
階段下にある座禅用の部屋。たくさんあった日本刀も質に売ってしまってもうない。


3階リビング・キッチン。なかなか手をつけられない場所。秋になるとこの窓からはすぐ外にある紅葉で埋め尽くされた。
3階書斎 ここにかつての芳名帳や日記などがあり、それらを頼りに父の足跡をたどれた
寝室と仏間がつながったスペース。3階で犬を飼っていた父だったが犬のフンなどを一切片付けていなかったので悪臭が立ち込めていた。昨年夏にスペインに取材に行く前にそれだけは片付けたので、匂いは随分なくなった。(犬は保護団体に保護してもらった)

ベランダ
ベランダからの風景 松代の山々を一望できる。


3階屋根に設けられたルーフバルコニー

ルーフバルコニーへの階段は朽ちており何年も前から使われていないと思われる。
これらをどう整理していくのが良いのか。
朽ちたままの美しさもある。悩みも多い中思うのは、プロや仲間の力を借りつつも、基本的には自分の手で手直ししていくことなのかもしれないと思いつつあります。







