
これまで活動報告を通じて、私は皆さんに青森県の未来、そして我が社の未来のためにという文脈で活動を応援して頂いてきました。
しかし、それらの事業を推進する私本人が、皆さんにちゃんとお知らせしなくてはいけないことがあります。
そして皆さんにご理解いただいた上で、そんな私も含めて応援してほしいという願いを込めて事実を公表します。
長文ですが、丁寧に書き込みました。
ぜひご一読よろしくお願い致します。
青森の未来を語る講演中に、私は倒れました。
私は約2ヶ月前、自社の新たに完成したCRAZY DAYS THE BASEでりんご酒への情熱を語っている最中に倒れました。
急に動悸が起き始め、発汗、そしてめまい、最後には10秒ほど気を失って頭から床に倒れて目のまぶたから出血していました。
気がついたら皆に介抱され、人生初の救急車に運ばれました…。
結果としては救急搬送されドクターには心筋梗塞、くも膜下出血、心筋梗塞などの疑いでCT、MRIなど精密検査を実施しましたが、いずれも問題がないということで安心してその日は帰宅できました。
きっと、その日も昼食をとる暇もなく、しかもダイエットしていた時期だったことなどで糖質が空っぽ(低血糖)になったのではと反省しながら日常生活を過ごしました。
※後でわかったことは、この日の検査では低血糖ではなかったとのこと。
しかし、残念なことに同様の事例が、しかも同じ環境下で何度も起きてしまいました。
日常、仕事しているときは全く問題ないのに、人前で1時間前後話す機会(講演など)、会議で主体的な立場の時などに限って同様の発作が起きました。
このことを日頃、大変お世話になっているドクターに相談したところ「パニック障害」の疑いが強いかも…。と言われました。
パニック障害を知らない私は「いえいえ全くパニックになんかなっていません!」と言ったものの、後で調べてみると類似した傾向だと自覚し始めました。
自分の中では今まで、極度の緊張状態や90分の講演活動などサクサクこなして、毎日1時間刻みのアポイントと強度の高い仕事をしてきてもタフだった体と心が、なぜ今???
という思いだったのですが、結論から言うと今は受け入れて前に進もうとしています。
ここに至った原因は残念ながら過度で、長期間にわたるストレスは否めません。
あっ、飲酒も含めて指摘されたら向き合います…。
新型コロナ禍からの資金繰りの日々は想像を絶しました。
でも、誰にも相談できず金融機関への返済、月末の支払いなど一度も遅延することなくやり切りました。
何度も返済を一時凍結(リスケ)しようと悩んだこともありましたが、一度リスケするとNEWマネーが供給されなくなるという日本の金融システムを知っていたので耐え抜きました。
必ずりんご酒事業で新たな未来のために資金需要があることを知っていたからです。
コロナ禍の厳しい環境下に、あえて新規事業を2本も立ち上げるのですから、それは資金繰りが厳しいに決まっています。
連続テレビ小説「マッサン」で有名なニッカ創業の竹鶴政孝でさえ、ウィスキーが本格流通するまでの10年は、シードルやりんごジュースを切り売りしてぎりぎりの資金繰りをしてきたと聞いています。
私はマッサンのテレビ小説を見ていたら、今ごろこの事業に手を出していなかったかもと笑い話をよくしています。
これからも、まだまだ手元資金は必要です。
これから10年、30年もののブランデーを仕込むのに、数千万円の現金が樽の原酒に変わるのですから…。
いずれ子供の世代や、孫の世代は私に感謝する日が来るでしょう(笑)
それでも私は誰よりもタフだと自分自身を信じていて、ここまでどんな地獄の底を見るような瞬間でも乗り切って生きてきました。
この1年も新工場の投資などもあり、延べ2億円規模の投資をして0→1事業をたった3年で成長フェーズまで引き上げました。
そんなストレスがコップの水が溢れるように発症したのかもしれません…。
この病気ですが、発作が起きたからと言ってパニックになって暴れたり、騒いだりするようなことではありません。
私の場合ですが自分では冷静な場面(ほかの人より極めて冷静なタイプです)でも、人前で話している途中に勝手に脳が心臓に誤った信号を送ってしまい、その環境を回避するように伝達しているのです。
※あくまで今の段階は個人の見解です。
そのサイン(予兆)は分かり始めたので、すぐに回避して5~30分安静にしていればすぐに治まるのですが、講演活動など回避できない場面だと脈拍が急上昇してしまい心臓のポンプ機能が誤作動して、脳まで酸素が一時的に送られない状況が出来て倒れるという構造らしいです。
この病気に向きあわず、人と会うことを避け始めたりすると、日常生活に影響も出てしまい、進行するとうつ症状になるというリスクもあります。
幸い、私はそれでも毎日人と会い、仕事をしなくてはならないので、これから精神科を紹介頂き、前向きに治療に入りたいと考えています。
対処方法も徐々に理解し始めており、とにかく声のトーンを高くせず自分自身でハイ(興奮状態)な状態にしないように努めること、出来るだけそのような環境を少なくして出来る仕事の仕方にシフトすることなどを意識しています。
また、今後の診断結果次第ですが投薬である程度の治療も可能だとお聞きしているので、仕事同様に課題を見つけて一つ一つ解決させていきたいと思います。
仕事も自分の体(こころ)も、ちゃんと向き合って、課題をどう解決するべきかを考え、行動する。
「人生で経験するすべて出来事は未来の自分のための糧になる」
これが私の一番大切にしている言葉です。
だから、このパニック障害(仮定)も未来の自分にとって仕事の仕方や強度をもう一度再定義すべきタイミングだったんだと振り返られるように、前向きに考えて行動します。
ここまでが皆様へのご報告でした。
さて、竹鶴政孝さんの時代の資金調達は、金融機関からの借り入れ、投資家からの出資くらいしかなかったはずです。
しかし、今は時代が変わりました。
クラファンで過去2回で4000万円以上を調達することが出来ました!
なんと全国の2000人以上の皆さんがです!!
この規模の支援を受けている会社は青森県では我が社(私)だけだと思います。
でも皆さんには心からのお願いです。
今回のクラファン目標2000万円はまだ遠く、あと5日間の皆さんの応援がとっても重要です。
このクラファンの資金で青森県産材の樽を作り、オール青森県の素材で世界を驚かせ、青森県の未来を創ってみたいと思うのです。
世界を驚かせる原酒を作り、世界3大コンペに受賞できれば世界中の名だたるBARから発注が入ります。
そのBARで徐々に世界中の人に知られれば、いずれ日本に旅に来る際に、青森の蒸留所に行こう!ということになります。
そうです!
これが私の創造する未来で、青森県の人口は減少しても交流人口、関係人口で街を元気にすることは可能です。
そのエンジンになりたいと思うのです。
もちろん、事業が拡張されれば東京に行ってしまった若い子供たちの受け皿にもなりえます。
青森県を代表するりんご産業を高付加価値化させ、そして観光としても支えていこうというチャレンジの1歩に皆さんのお力をお借りしたいんです。
クラファンの皆さんからのご支援は、地域の未来でもありますが、私自身の生きている炎でもあります。
この炎を絶やすことなく、青森県(日本の地方)の街を明るく照らしていきたいと思います。
この活動報告は、未来を皆さんと共有頂き、事業推進もそうですが、私自身の活動の共感も含めて応援頂けたらという思いで記載させて頂きました。
どうかこの想いが届きますように。
最後までやり切りますので、どうか皆さん応援よろしくお願い致します。
ご支援はこちらから!!
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