自己紹介
久田 優子(44歳)大阪府出身。両親の都合により私の母、出身の沖縄県に移住。
子供3人の母です。
国内でも有数な観光地の沖縄県の首里近くで、小さなアレルギー対応カフェを2019年に開業。
6年目のグルテンフリー・食物アレルギー対応のお料理を提供・販売・料理教室をしている小さなお店です。
お店の名前は「52hertz」です。
当店では特定原材料8品目とナッツ類すべてを調味料から使用しないお料理を提供しており、食に制限がない方でも美味しく召し上がっていただける商品づくりをしています。
沖縄県内での修学旅行や宿泊学習の際には、事前に宿泊先の提供メニューを教えていただきコピー食を提供しています。
県内一部の披露宴会場などのお食事をコピー食で提供し参列者の方にも楽しんで頂いています。
毎年夏休みには、子供や親子でアレルギー対応の料理教室を開催。
現在、大人向け料理教室・米粉パン教室・発酵調味料教室を不定期で開催。
また、店舗内にて冷凍食品の製造と販売をしています。
冷凍食品は一部リゾートホテル様へ提供しています。
このプロジェクトで実現したいこと
食に制限がある方が沢山いらっしゃる事をご存知ですか?
中でもよく耳にする疾患が食物アレルギーだと思います。
日本では全人口の1%~2%(乳児に限定すると約10%、約10人に1人)の方々が何らかの食物アレルギーを持っていると言われています。(厚生労働省ホームページより)
食べたいものが食べられない。ひとりだけ違う食事は心にも影響を及ぼすことがあります。
当たり前だけど、生きていくためには何かしら食べていかなければならないです。
でも、そんな当たり前なことが困難な人がたくさんいます。
日々年々増える食物アレルギーや食の多様性で食にお困りの方やお悩みの方へ、どこに居ても食の選択と安心・美味しいを届ける仕組みつくりをするためのホームページ・ECサイトの立ち上げ資金をつくる。
通常の食事のように、ライフスタイルに合わせグルテンフリー・アレルギー対応の冷凍食品を気軽に購入できるECサイト開設、将来的には全国に同店舗の進出・雇用創出を目標としています。
国の定める特定原材料8品目とナッツ類を調味料から使用せず製造したお料理・スイーツ・国産米粉100%米粉パンを、本プロジェクトで開設するECサイトで全国にお届けします。
商品の中には特定原材料28品目不使用の商品もあります。
(特定原材料については画像のピクトグラムをご覧ください)
食物アレルギーは遺伝子疾患ではないので遺伝しませんが、誰もがなる可能性があります。
アレルギー対応専門の飲食店や商品は命にかかわるためか、お店が少ないのも現実。
ひとり一人のアレルゲンが異なること、使える材料が高額なことも要因だと感じています。
私自身も何度も何度も心が折れるほど難しく思う事がありました。
でも来店頂くお客さまやアレルギーの子供達、海外のお客さまの笑顔や評価、陰で支えてくださる方のお気持ちが原動力となっています。
そして、支援者のみなさんの温かなお気持ちが誰かの笑顔になります。
温かなご支援・応援をよろしくお願いします。
プロジェクト立ち上げの背景
私は幼少期からアレルギー・アトピー・喘息を患っており、二十歳の時に「スティーブンス・ジョンソン症候群」(現在は難病指定されています)という重度薬剤アレルギーの当事者です。半年以上の集中治療と数年に渡りリハビリと車椅子生活を経験。
また、息子も食物アレルギーと運動誘発性アナフィラキシー(食物依存ではありません)を患い、現在も月に一度の治療中です。
息子が中学1年生の頃に頻繁にアナフィラキシーを起こすようになり、救急搬送が続きました。
原因だと思われるアレルゲン食材を除去した食事を中心に生活しながら通院していましたが原因は特定できず、専門医のいる病院へ転院、入院検査を繰り返し、数年かかってようやく「運動誘発性アナフィラキシー」と「多品目の食物アレルギー」であることがわかりました。(写真・負荷検査)
食事・行動・運動への制限、入浴や温度管理までが必要な生活になりました。過去にシャワー入浴でアナフィラキシーを起こしたこともあります。(写真・アナフィラキシーでドクターカー搬送処置後)
中学3年間に6~7回の救急搬送歴(現在は消防に病歴・疾患名を登録しています)
家庭での日常生活に加え、学校の送り迎えや給食の代替弁当、修学旅行等の学校行事への付き添いが高校卒業まで続き、家族を巻き込む生活になりました。
人が生きていくうえで重要な「食」と「活動」が制限され付きっきりになり、それに加え高額な医療費負担の中、生きることで必死でした。
明確な治療法がない中、ある治療法の適用範囲が広がりその治療法を試したところ、症状を抑制することができました。(寛解への治療法は現状なく最低限の生活をおくれるように、症状を抑える注射を月1回受けています)
治療開始から1年程の時間が経ち「食」や「活動」への制限が緩和され気持ちにゆとりができ、この経験を同じような方に活かすことを考えるようになりました。
誕生日や親の体調不良でもスーパーなどでお弁当や惣菜を気軽に買う事も、外食ができないことがストレスと感じており、1食でも心配せず休める時間が必要だと考え、このような経緯から、2019年12月に飲食店として「アレルギー対応cafe 52hertz」を開業し、食物アレルギーをはじめ食に制限がある方々に安心・安全に食べることができるお料理を提供してきました。
開業し3か月で新型コロナウイルス感染症が日本国内に蔓延し、島国の沖縄も日に日に感染者であふれ全国で飲食業界も通常の営業が困難な状況になったことは皆さんの記憶にもあるかと思います。
その後、営業自粛や時短営業、開業した最初の場所では再開が出来ず、貯金を使い移転をしコロナ禍を過ごしていましたが「テイクアウトでもいいので再開して欲しい」の声や「誕生日や記念日があるのでアレルギー対応のケーキやオードブルお願いしたい」との声も多くお持ち帰りや少人数制ご予約での店内飲食から再開しました。
(上写真:テイクアウト商品 唐揚げ・ハンバーグ・マフィン)
再開しSNSを中心にGoogleで店舗情報を更新しています。
現在では沖縄県内のみなさんはじめ、県外・海外からもご来店頂いています。
海外のお客様からのご提案で海外の方がよく利用される飲食店アプリ2つに掲載中。
店内にはお子様が退屈しないように知育玩具や折り紙、トランプなどご利用頂けます。
2024年クリスマスイベントも沢山のご予約を頂いて、毎年商品をリニューアルをして楽しんでもらえるように工夫しています。
ありがたいことに、最近では食に制限がない家庭からもご予約を頂くことが増えてきました。
大量のご注文や、ご予約時には成人した子供達が休みを利用して協力してくれてます。
(2024年クリスマスイベント12月21日~25日
また、以前より私以外の方が県内で1人でもアレルギー対応食を提供できる環境作りも始め、当店でも人気の米粉パンの教室を2024年春に始め、現在移動販売部門で1人、自宅教室で1人が頑張ってくれています。
ケイタリングやイベントなどで大量の米粉パン製造の場合は移動販売部門のスタッフが協力してくれ提供しています。
(米粉パンスタッフ:個包装後、食品表示ラベルを貼っています)
当日の焼きたてのみを販売しています。
店舗は那覇市内にあるため、中部地域(沖縄市メイン)で移動販売しています。
必要に応じて配達も行います。
私と同じように食に制限がある方やアレルギーのある方へ寄り添う仲間が少し増え、リゾートホテル様からの問い合わせも少しずつ入り、「やっぱり必要としている人は沢山いる!」と確信に変わり始めました。
食に制限がなければ気軽に外食やお弁当・惣菜の購入ができますが、気軽に食生活がアレルギーなどがあると簡単にできません。忙しくても、体調が悪くてもほとんどの方が自炊しなければなりません。
オープンした頃から冷凍食品の製造販売をしたいと思っていました。
少しずつ開発と食品検査を受け店内販売していましたが、県外からのお客様から郵送で送って欲しいとの声たくさん頂くようになり2024年春から本格的に全国からのご注文・発送をする仕組み作りを考え始めました。現在、冷凍食品は店舗と来店歴があるお客様と取引のあるリゾートホテル様へ提供しています。
(県外からの修学旅行対応:冷凍にてお届けしています。当店インスタグラムより)
現在の準備状況
レストランの営業をしながら、冷凍食品の製造・開発・販売
HP・ECサイトの構想
自己資金調達
リターンについて
たくさんの方に食物アレルギーをはじめセリアック病や食に制限がある方がいらっしゃる事や、アレルギー対応食品の美味しさを少しのコツや工夫次第でバラエティー豊かにできることを知ってもらい、美味しく・楽しく支援していただけるようにリターンの内容をご用意いたしました!
¥3,000- お気持ちで応援 (心を込めてお礼メッセージ)
¥3,500- 食べて応援 (焼き菓子)
¥3,500- 食べて応援 (米粉パン)
¥5,000- 食べて応援 (米粉パン)
¥5,000- 話して応援 (オンラインにてトーク・当事者さん~事業者様)
¥8,000- 食べて応援 (冷凍惣菜・焼き菓子)
¥8,000- 食べて作って応援 (米粉パン・米粉パンレシピPDF)
¥10,000- 食べて応援 (冷凍惣菜・米粉パン・焼き菓子)
¥10,000- 来て食べて応援 (¥12,000-分のお食事券)
¥100,000- レシピ開発で応援 (レストラン・事業者様向け)
リターンとして提供する冷凍食品及び米粉パンについては、現時点で開発済みの微生物検査済みの商品を支援数に応じて製造。美味しく召し上がって頂く温め方を同梱いたします。
ご支援頂いた支援金は主に
・設備費・リターン材料費・ECサイトとHP作製費
目標金額を大きく上回った場合は、環境衛生費・事業者向けアレルギー対応研修会費用等に大事に充てさせて頂きます。
せひ、ご支援・応援をよろしくお願いします!
【HPへのお名前掲載について】
・掲載期間:事業が存続する限り掲載
・掲載方法:文字のみ、ロゴ・バナー掲載、掲載サイズなど可能な限り詳しく
・注意事項:支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
:ロゴやバナーなどの画像の受け渡しについては、プロジェクト終了後にお送りするメールをご確認ください。
スケジュール
1月 クラウドファンディング開始
3月 クラウドファンディング終了 4月下旬 HP・ECサイト開発作成開始
4月下旬 リターン製造開始
冷凍食品部門の雇用募集
5月 リターン発送開始
6月 冷凍食品部門の雇用開始
9月 ECサイト運用開始
~最後に~
お店を始めるきっかけは、子供のアレルギーで私自身が一番辛かった時に欲しかったお店。
1人でも救いたい!笑顔にしたい!
の気持ち一つ。
ですが、自分の想像以上に探し来店してくださる方が居て当時を思い出す日々です。
県内外からのご相談の連絡や対応食の提供。
医師の指導の下、いつか普通に食べれるようになることを目指して毎日欠かさず自宅で少量のアレルゲンの経口摂取負荷治療をする子供達。
症状が出るかもしれない不安と心配と戦う親御さん。
もう食べられない生活を送る大人アレルギーの方。
日本が好きで訪れる遺伝子要因の強い調味料から除去しなければならない、セリアック病の海外の方。
外食産業・観光業にアレルギー対応は必ず必要だと思います。
ただ私一人ではまだまだ力不足な点があり、笑顔に出来ない方もいます。
みなさんのお力添えで笑顔を増やすことができます。
どうぞ、温かなご支援と食に制限がある方へご配慮をよろしくお願いします。
そして、このプロジェクトを期に食に制限がある方が沢山いる事や
アレルギー対応食が通常食と大差なく美味しい事を知って頂ければ嬉しいです!
まだまだチャレンジしたいことや、海外のアレルギー対応も学びたいので頑張ります。
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