
プロジェクトの目的:日々の仕事の傍らで、あなたの思考とアイデアを広げるアート体験を提供
現代社会において、私たちは日々多忙なスケジュールに追われ、ビジネスにおける効率や結果を求められています。目まぐるしく変化する日常に対応し、常に成果を求められる環境の中で、気づけば自分の思考が固定され、新しいアイデアや発想が生まれにくくなることがあります。
社会環境や生活の変化への対応において、いまほど新しい発想や切り口が求められている時代はありません。ビジネスの最前線で戦っているみなさまにこそ、ふとした瞬間に「深い思考」と「新しいインスピレーション」を得られる機会や場が必要不可欠になってきています。そこで私たちは、東京大手町を舞台に、最前線で活躍する若手作家を中心とした現代アート展を継続性を持って開催したいと考えています。
アートに触れるのは、美術館。そんなふうに思われる方も多いと思いますが、世界の都市においては日常的な環境に様々なアートが溶け込むように設置されています。パブリックアートと呼ばれるこのような展示の取り組みは、日本でも様々な都市・市町村で行われていますが、いまだ浸透の余地は大きいです。
リチャード・フロリダの著書「クリエイティブ資本論」では、創造的な発想を得意とするビジネスパーソンが多い都市の特徴が述べられています。テクノロジー、タレント(才能)、そしてトレランス(寛容さ)という「3T」を基盤に、アートや文化が豊かな都市空間を生み出し、多様な人材が活躍できる環境を作り出すことが経済発展に繋がると説明しています。
そんな場所が身近にあったら、素敵だと思いませんか?
当プロジェクトでは、参加若手作家による新たな作品制作費用の一部を補填し、本展示会を持続可能な形で運営できるようご協力をお願いいたします。
展示会概要
開催日程:2025/2/5~2025/2/23(一般会期)
開催時間:10時〜18時(平日)、13時〜18時(土日祝)
入場料:無料
場所:三井住友銀行東館 1階アース・ガーデン(東京都千代田区丸の内1−3−2)
※三井住友銀行は、本クラウドファンディングに一切関与しておりません
Webサイト:https://thehints.jp
参加作家 (順不同)
磯村暖、片山真理、桑田卓郎、近藤亜樹、品川亮、舘鼻則孝、仲衿香、奈良祐希、水戸部七絵、前田紗希
休憩時間や仕事帰りに、才気豊かな若手アーティスト作品と思考に触れることができる場と機会
本展示会では、アートを通じて、現代社会の変化に向き合うためのインスピレーションを提供すると共に、日本人アーティストの認知を高めることを目指しています。美術館や大きな展示で鑑賞できる作家以外に、身近にも素晴らしい日本人作家が存在することを共有し、日本のアート業界の活性化にも繋げたいと考えています。また、こういった展示を継続的に開催することで、アートや日本の文化に興味・関心を持つビジネスパーソン・地域のみなさまを増やしていくことで、日本社会の発展にも寄与していけるのではないかと考えています。
今期の展示におけるアーティスト・作品は選定や準備中ですので、順次情報を展開いたします。昨年の実績では、12名の作家にご参加いただき、展示を実施しました。
前回2023年の展示作家(12名)
新井碧、岩崎貴宏、江上越、大山エンリコイサム、川内理香子、鬼頭健吾、桑田卓郎、品川亮、舘鼻則孝、名和晃平、松下真理子、三島喜美代
(昨年の展示光景)




仕事着でも、私服でも。あなたがどんなスタイルでも気軽に立ち寄り、アートに触れることで、新しい視点と豊かな思考を取り入れられる場を実現します。アートに触れることは、単に美しいものを見ることだけではありません。それは、あなたの思考をリセットし、いつもとは異なる視点や、新しいアイデアを呼び起こすための「起点」となり得ます。
また、アートが日常の一部となり、定期的に訪れることで、さまざまなストレスを解消し、新たなエネルギーのチャージにも繋がることが研究でも明らかにされています。研究によれば、職場や公共の場で定期的にアートに接する機会を提供することで、個人が文化やクリエイティブな活動に参加する感覚を得られ、社会的なつながりや孤立感の軽減にも効果があるとされています。これにより、日常生活の中で「心のオアシス」を得ることができ、生活全体の満足度が高まることが報告されています(*1)。
アートは単なる鑑賞ではなく、日常生活の中でリフレッシュと気づきを与え、あなた自身の未来への投資としての価値があります。
「日本人アーティストの支援」アート市場の規模が小さい日本、アーティストは生活することも困難に
経済規模に対して、アート市場の規模が小さいと言われている日本のアート市場。このため、日本人アーティストが国内で活躍することは難しく、特に若手アーティストは生活することも厳しくなっているのが現実です。
日本のアート市場が拡大しない理由のひとつに「アートは敷居が高い」と思われていることが挙げられます。このような状況を打開しようと、東京・大手町にある三井住友銀行東館1階という、多くの人が行き交うロビー空間を会場に選びました。ガラス張りのためビルの外から中の様子が見やすく、どなたでも気軽に立ち寄れる場所です。若手に限らず、海外で活躍する著名な作家も含め、12人のアーティストの作品を展示します。初心者の方にも興味を持っていただけるような、わかりやすい作品をセレクトしました。
絵画、立体、彫刻、インスタレーション(*2)など様々なジャンルの作品を展示することで、お気に入りのアーティストや作品を見つけてもらえたら、とても嬉しいです。
支援者とアートを結びつける、特別な体験を提供
ご支援いただいた方には、特別なリターンとして以下の特典を用意しています。支援者として展示会に参加し、アートと共に大手町の文化形成に携わる特別な体験をお楽しみいただけます。
リターンコースと返礼品
この度、作家や会場にもご協力をいただき、たくさんの返礼品を用意いたしました。支援コースとのマッピングと、各リターンの概要をご確認ください。

A. 応援への御礼メール
展示会の開催の応援をお願いします。支援者皆様に、お礼メールをお送りいたします。
B. Tokyo Art Beat 有料会員3ヶ月
アート・展覧会メディアの大手、Tokyo Art Beatの有料会員登録が、3ヶ月間利用できます。(事務局より手順を連絡いたします)
C. 開催報告書の共有
今期の展示活動の結果や振り返りに関するレポート(PDF)をお送りします。
D. 展示会サポーターとしてお名前を公式サイトへ掲載
「この展示会を一緒に創り上げた仲間」として、ご支援いただいたみなさまのお名前を公式ウェブサイトに掲載します。都市とアートの結びつきを支える大切な存在であることを共有し、共に未来の文化を育む一員として明文化します。
E. 展覧会図録
展示作品を掲載した図録(本)をお送りします。
F. アーティストによるオリジナルグッズ(ステッカー、トートバッグ)
参加作家、仲衿香氏の作品を起用したオリジナルトートバック、ステッカーをプレゼントします。
G. 展示会オープニングへのご招待【支援締切:2025年2月3日まで】
内覧会へのご招待VIPとして、展示会のオープニングイベントへ招待いたします。主催者やアーティストとの交流や、展示会の背景を深く知る機会を通じて、あなたが共創者として参加できる場を提供します。
H. アーティストセッション(ランチ会)へのご招待
アーティストの思考や視点を深掘って対話できるランチ会へご招待します。日常では聞けない制作過程やインスピレーションの源をアーティストから直接聞く機会を通じて、自分自身の視点を広げ、思考を深めるヒントを得たり、アーティストとの対話を通じて、アートへの理解や興味を高めていただく場になります。
I. 作家を含めた食事会へのご招待
特別にプライベートビューイングを体験していただいた後に更にアーティストとの交流や、展示会の背景を深く知る機会として、プライベートビューイング後、アーティスト、関係者と共に食事会に参加できます。
J. 展示会の会場の貸切【支援締切:2025年1月10日まで】
展示会の1時間を会場貸切にして、特別な時間としてご観覧いただけます。ご家族、ご友人、お客様とクローズ後にゆっくりお過ごしいただけます。
18時〜19時 *日時は期間中にご相談の上決定
K. 展示会サポーターとして企業名を公式サイトへ掲載
企業名とロゴを公式ウェブサイトに掲載し、「この展示会を一緒に創り上げた仲間」として掲示します。支援企業さまが、都市とアートの結びつきを支える大切な存在であることを共有し、共に未来の文化を育む一員として明文化します。
※掲載前に法人名の表記を確認させていただきます。
L./M. 作品のオーダー 【支援締切:2025年2月23日まで】
出展作家:仲衿香による使用許諾済みの企業ロゴ、もしくは、著作権侵害にあたらない風景や象徴的マークなどの作品をオーダー制作いたします。支援者さまだけのオリジナル作品として、お楽しみください!
※2025年4月末頃に作品をお届けします。
N. アーティストによるオリジナルパーカー
参加作家、仲衿香氏の作品を起用したオリジナルパーカー(黒・グレーの2色展開/サイズ選択可能)を制作し、ご提供します。
仲は現代に存在している断片的な記号を視覚的な要素として絵画空間に落とし込み、抽象的な意味を可視化させた図形を再構築している。 厚塗りの絵具が予想を超えた動きを見せ、自身と支持体との間に生まれる「ズレ」に魅力を感じています。 若手アーティストとして、伝統的な絵画形式を打破し、「瞬間性」と「偶然性」を表現。絵具の厚さや質感は強い視覚的インパクトを持ち、無限の好奇心と想像力を喚起しています。
スケジュール
12月下旬 クラウドファンディング開始
1月 2025年向けホームページ開設
2月 展覧会開催
2月末 クラウドファンディング終了
3月 リターン発送(順次いたします)
支援金の使途
会場設営費用:60万円
作品配送代 :50万円
リターン制作費:40万円
このプロジェクトは、All-in-Oneです。目標金額を達成しなかった場合でも、展示会は開催いたします。上記を超える支援をいただいた際には、展示会運営の他経費に充填させていただきます。
一緒に、今と未来を見つめる空間を創り上げましょう
私たちが目指すのは、都市生活におけるアートの定常的な存在です。「知的なオアシス」を提供し、あなた自身の思考をリフレッシュし、広げることができる場です。
あなたの支援が、この未来を形作る力強いサポートになります。未来の自分への投資として、地域の活性化への期待を込めて、新たなアイデアとインスピレーションをもたらす、この展示会へのご支援をお願いいたします。
プロジェクト企画者
ビジョン
不安定な時代に突入し、自分自身と向き合い、その精神性をしっかりと持つことが重要となった今、そのためのキーアイテムとしてアートに熱い眼差しが注がれています。その中でも国内外での評価差が大きく、伸びしろの大きいコンテンポラリーアート分野にフォーカスし、その価値創造機会を創出し、国内外へ発信して参ります。グローバルのアートフェア、展覧会を毎年巡り業界を熟知しているコレクターという立場からグローバルに通用する将来性高い若手日本人作家をサポートをします。日本人の作家作品や文化の価値を上げて参ります。
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本プロジェクトの運営は、株式会社THE ART様から委託を受け、アート・ウィズ・ダイバーシティ合同会社が制作・運営を実施しています。
(*1) The Impact of Viewing Art on Wellbeing—A Systematic Review of the Evidence Base and Suggested Mechanisms
芸術鑑賞が幸福に与える影響 - 根拠と示唆されるメカニズムの体系的レビュー
(*2) インスタレーション:特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、場所や空間全体を作品として観客に体験させる表現手法のこと
最新の活動報告
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ご来場御礼|展覧会は本日無事に完了しました
2025/02/23 18:00みなさまにご支援を賜りましたThe Hints 2025も、本日をもって会期終了となりました。多くの方々のご来場、大変嬉しく、感謝しております。クラウドファンディングは、今週いっぱい継続いたします。来年以降につなげていくため、是非引き続きご支援よろしくお願いいたします! もっと見る
出展作家紹介|水戸部 七絵
2025/02/18 08:00展覧会も折り返しとなりますが、展示作家のご紹介です。今回は、水戸部七絵さんをご紹介いたします。昨年度、東京芸術大学大学院の卒業展示に伺いました。野外に展示された作品から感じる存在感や、モノを問う言われがたい佇まいに、かなり長い時間息を潜めながら鑑賞させていただいた記憶がよみがえります。圧倒的な絵の具の香りと共に、一度見てしまうと強く心に刻まれる作品を制作されている作家です。参加いただくことができ、大変嬉しく思います。※画像やご紹介は、2025/02/17時点の公式Webサイト内容です作家紹介(公式Webサイトより抜粋)神奈川県生まれ。画家。現在、ウィーンと日本を拠点に作家活動を行っている。2011年、名古屋造形大学 卒業、画家 長谷川繁に師事する。2022年-2023年、オーストリアのウィーン美術アカデミーに交換留学し、アラステア・マキンブン(Alastair Mackinven)に師事する。2024年、東京藝術大学大学院卒業、画家 小林正人に師事する。一斗缶に入った油絵具を豪快に手で掴み、重厚感のある厚塗りの絵画を制作する。初期にはマイケル・ジャクソンなどの著名人やポップ・アイコンとなる人物を描いた作品を制作していたが、2014 年のアメリカでの滞在制作をきっかけに、極めて抽象性の高い匿名の顔を描いた「DEPTH」シリーズを制作し、2016 年愛知県美術館での個展にて発表、2020 年に愛知県美術館に「I am a yellow」が収蔵される。2022 年に初の作品集「Rock is Dead」を出版。「Rock Star」、「TIME」シリーズをはじめ、近年では、パンデミック期間に自身がネットニュースのトピックからインスピレーションを得て制作した「Picture Diary」シリーズを発表するなど、画家の視点で社会をリアルタイムに捉え、時にはポップに時には皮肉的に大胆かつ独創的なスタイルで時代を表現する。主な個展に、2024年「Study of Dansaekhwa」YOUNGEUN MUSEUM OF CONTEMPORARY ART 、「Trump’s ears are like Van Gogh’s (I also.)」HARUKAITO by ISLAND、「People Have The Power」DIESEL ART GALLERY、2023年「黒い顔・白い顔」rin art association 、「座る人 Sin-In」agnès b. galerie boutique、「WHAT COLOR DO YOU SEE?」THE LOOP GALLERY、「Green and Red」-GUCCI NAMIKI(東京)、2022年「project N 85 水戸部七絵|I am not an Object」東京オペラシティ、2021年、「I can’t speak English」NADiff Gallery、「Rock is Dead」-biscuit gallery、 2019年「I am a yellow」Maki Fine Arts、2016年 「APMoA, ARCH vol.18 DEPTH ‒ Dynamite Pigment -」愛知県美術館など。MEET YOUR ART 水戸部七絵 × 森山未來https://youtu.be/8b4CDS3t6g4?si=jZX1VfL1isqF1GOz公式Webサイトhttps://nanaemitobe.com/ 公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/nanaemitobe/公式Youtubeチャネルhttps://www.youtube.com/channel/UCOxWtDonOCv2XJ03pmxaA9A もっと見る展覧会折り返し! 作品制作リターンも追加。ご来場・ご支援を引き続きよろしくお願いいたします
2025/02/17 17:002/5から開始しました 「The Hints 2025」 も会期の折り返し地点を迎え、多くの方にご来場いただいています。ご来場いただいた皆様からは、「多様なアートを一同に鑑賞できる楽しさを感じた」「新たな視点や考えに思いを巡らせる機会を得られた」といった嬉しいお声をいただいております。本展は、「アートをもっと身近に感じてもらいたい」という思いのもと開催しています。さらに多くの方にこの魅力を届けるため、現在進行中の クラウドファンディング へのご支援を引き続きお願い申し上げます。ご支援は、展覧会の運営だけでなく、より多くの人々にアートの世界を開くための大切な力となります。リターンには、特別なアート体験や限定グッズなどをご用意していますので、ぜひチェックしてみてください!ご支援はこちらから ▶ クラファンページご要望も多い小型作品の制作リターンについて、追加させていただきました。自分ならではのモチーフで特別に制作いただくチャンスです。ご高覧ください。皆様のご来場、ご支援を心よりお待ちしております! もっと見る






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