人と犬猫の絆のファシリティ!犬好き!猫好き!の皆さんと殺処分ゼロを実現したい!!

東日本大震災で誓った犬猫の殺処分ゼロは、未だに実現されていません。モニュメントは大切な絆のシンボル。犬猫ファシリティはその希望の灯火、私たちの涙と誓いを形にする最初の一歩です。あなたの愛と情熱を、このクラウドファンディングに託してください。命を救う奇跡を動物たちの未来を、私たちの手で変えましょう。

現在の支援総額

1,006,000

100%

目標金額は1,000,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/12/13に募集を開始し、 67人の支援により 1,006,000円の資金を集め、 2025/01/31に募集を終了しました

人と犬猫の絆のファシリティ!犬好き!猫好き!の皆さんと殺処分ゼロを実現したい!!

現在の支援総額

1,006,000

100%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数67

このプロジェクトは、2024/12/13に募集を開始し、 67人の支援により 1,006,000円の資金を集め、 2025/01/31に募集を終了しました

東日本大震災で誓った犬猫の殺処分ゼロは、未だに実現されていません。モニュメントは大切な絆のシンボル。犬猫ファシリティはその希望の灯火、私たちの涙と誓いを形にする最初の一歩です。あなたの愛と情熱を、このクラウドファンディングに託してください。命を救う奇跡を動物たちの未来を、私たちの手で変えましょう。

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保健所犬猫応援団の本分は、無情な殺処分をなくす社会を実現することにあります。
ここで、私たちが目にする犬猫たちの悲しい現実を、物語としてお伝えします。どうか、この日本で今も繰り広げられている、真実の物語に、心をお寄せてください。


「マルの約束」


僕の名前はマル、小さい頃に拾ってくれて、そして、今も僕の大切なパートナーが、おばあちゃんです。たくさんの野菜を作っている働き者、おじいちゃんと死に別れてからは、僕は今まで以上におばあちゃんの支えになるように頑張りました。だって、おばあちゃん、80歳の半ば過ぎても頑張っているんだから。今は農業は大変だからと若い人もやりたがらないし、周りの人もみんな同じくらいの歳で頑張っていて、やっぱり僕のようなワンコやニャンコたちが支えているんだよね。都会に行ってしまった息子さんや娘さんもめったに帰ってこないし、おばあちゃんの支えはやっぱり僕しかいないんだよ。
でも、野菜を作る人がいなくなったら、人間はどうするんだろう? 都会に行けば野菜なんて必要ないのかなぁ…



そう言えば、一度、おばあちゃんが畑で具合が悪くなって、僕はお隣さんを必死に呼びに行って、救急車を呼んでもらったことがあったよ。おばあちゃんは「マルの為にも元気で頑張るよ」と言ってくれていたけど…それからも、おばあちゃんは山のように野菜を作って、みんなに喜ばれていたよ。
でも、ある年、調子を崩して、寝込むことが度々になってしまった。「お前には世話になったねぇ、私が死んだら、ちゃんと生きて、優しい人のところにもらわれて、幸せになるんだよ」と寝込む度に目を潤ませていたおばあちゃん…、

ある朝、おばあちゃんは僕をおいて先に旅立ちました。


今、目の前で注射器を持った先生が、僕を見ながら「おばあちゃんのところに行きたいかい?」と言っています。僕は「おばあちゃんに、ちゃんと生きるって約束したんだ!幸せになるんだ!」と人には理解できない声を上げました…



東京に帰る前日

息子さんや娘さんは、都会のマンションで犬を飼うことができず、必死にマルの新しい家庭を探しましたが、結局見つけることはできませんでした…

最終的に、愛護センターに託すしかありません。

愛護センターに着くと、若い女性が小さな犬を連れて待っていました。彼女は職員に理由を尋ねた後、「引き取ることはできません」と告げられ、呆然とした表情で「ネットではここに来れば引き取ってくれるって…」とつぶやきました。「引き取らないんですか?」と念をしすると、「適正な理由がないと引き取りません。ネットで言うような無責任な飼育放棄は受け入れません」という言葉を聞いて、彼女は不満そうながらも去っていきました。

自分の順番が来て、事情を説明し、マルを自分たちで引き取ることもできず、里親さんを見るけることができなかったことを伝え引き取ってもらいました。

「また、無責任な飼い主の犠牲だね…」という職員同士の名無し声が聞こえました。

その言葉に大きな不安を感じながらその場を離れました。

そして、何も知らないままたたずむマルに、心の中で精一杯謝るしかありませんでした。



以前はこの愛護センターでは、里親が見つかるまで収容せずに、定期的に殺処分が行われていました。受け入れを極力減らし、収容数を減らすことで殺処分を減らすことを目指していました…


一週間前、お葬式の後

生前、おばあさんは身内や近所の人、出会う誰に対しても、忍びなくも、自分が万が一の時、愛犬マルのことを引き取ってもらえるように常にお願いし続けていましたが…、

おばあさんの隣人も愛犬マルの未来についておばあさんに相談を受けていました。

「私がちゃんと面倒見るから安心して!そんなこと心配しないで、長生きしてね」と、彼女はおばあさんに約束していました。隣人は優しい人で、おばあさんよりもずっと若く元気だったため、おばあさんは大きな心の支えを得ていたのです。

しかし、お葬式の後、隣人は息子さんに申し訳なさそうにこう打ち明けました。

「マルちゃん、私は本当に引き取ろうと思っていたんだよ…でも、前に娘から電話がかかってきて…」

『母さんが亡くなったら誰が面倒見るのよ?私は絶対に見れないから!最近、テレビでやってたよ、年を取ってからペットを飼う人がいるから、殺処分が減らないんだって。テレビで怒ってたよ。だから、いつまでも殺処分がなくならないって。』

『でも、マルはいい子なんだよ?この前も…』

『そんなこと、どうでもいいの!もし母さんが亡くなって、私たちが面倒を見れなかったら、私たちが無責任な飼い主って言われるのよ!…わかる?』

『そんなこと、わからないよ、どうして無責任な飼い主になるの?』

『理由なんて関係ないのよ、決まってるじゃない!』

『じゃあ、誰も面倒見なかったら、どうなるの?』

『だから、お隣で面倒を見ればいいんだよ。息子さんも娘さんもいるんだから。』

『息子さんも娘さんも、都会のマンションでペットを飼えないんだよ。』

『母さんは人の心配なんてしなくていいのよ。自分の家が大事でしょ。』

『そんな…、ワンコだって大切な命でしょ。』

『母さんは人が良すぎるの!みんながそんなこと気にしないのよ。愛犬家とか愛猫家とか言ったって、自分のペットだけ大事にするんだから、他のはどうでもいいんだから…』

『 … 』

『とにかく、やめてね。』



「本当にごめんね。おばあちゃんに言えなくて、どう謝ればいいのか…」

「ご心配をおかけして、本当に申し訳ありません。私たちが探しますから、どうか心配しないでくださいね。」

「嫌な世の中になってしまったね。みんなが大切な命を繋げればいいのに…」

「しょうがないですよ、みんな自分たちで手一杯なんですよ。」

「そうなのかね。昔はおいしいものが食べられれば、みんなが幸せだったけど。だから、おばあちゃんも私も一生懸命、おいしい野菜をたくさん作ってきたんだけど…マルも一生懸命手伝ってくれたよね。」

「でも、おばさん、今はインターネットというものがあって、そこで困っている人だけでなく、動物たちもみんなで助け合う世の中になってきましたから、きっとマルも助けてもらえると思いますよ。」

「そうなんだ。それは心強いね。安心したよ。」



とは言え、ネットに疎く、どうすればいいのかと悩んでいましたが、あばさんが見せてくれた笑顔は、「この人のためにも」と思わずにはいられないものでした。

としあえず、地元の知り合いに電話をしてみましたが、すぐに良い返事をもらえる人はいません。そこで、SNSをやっている息子にネットでの里親探しを頼んでみると、

「マルは雑種でしょ? 難しいと思うよ。それより、家で引き取れないの?」

「雑種だから難しいの?雑種なのかな?父さんもよくわからないけど、マルはとても賢いし、真っ白で格好いいよ。」

「ペットショップにはいない犬だよね…。ねぇ、飼っちゃだめなの?」

「家で引き取りたいのは山々だけど、以前も猫を飼いたい人がいて、マンションの会合でお願いしていたけど、最初から反対する人もいて…。それも鳴き声がうるさいからって、鳴く猫じゃないからって言っても聞かなくて。犬は完全に無理だと思うよ。」

「僕が頼んでみるよ。」

「それは… でも、その時は父さんが頼むから…でも、マルはこんな自然あふれる場所で元気に生きていたのに、都会のマンションに閉じ込めたら可哀想だし、もう少しこっちで探してみて…」

「じゃあ、どうやって探すの?」

「やっぱりネットはダメなのかな?」

「一応、僕のSNSで探してみるけど、自信はないよ。しかも、この辺りの人が見つかるかどうかも…。やるだけやってみる」

「ありがとう、父さんは地元の愛護センターにも聞いてみるから。名前が愛護だし、国や県がやってるところだから。それに、里親さんの探し方を教えてくれるかもしれないよね。」



長文をお読みいただき、心から感謝申し上げます。おばあさんの愛犬マルを守るため、息子家族の感動的な旅が今、始まります。どうかこの続きを、明日の投稿で共に歩んでいただけますように。







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