黒川保(くろかわたもつ)
うどん県生まれ、うどん県育ちの62歳です。
2024年11月、香川県高松市にうどんとそばをリーズナブルに楽しめる「セルフうどん 保製麺所」を開業しました。
香川県ではおなじみのセルフ方式を取り入れ、お客様が好みのトッピングでかけうどんやかけそばを自由にアレンジできる新しい形のお店です。
実は、2024年4月にそば店としてスタートしたのですが、わずか7カ月で店舗改装、店名変更してリニューアルオープンする運びとなりました。
まずは、これまでの人生の振り返りにお付き合いください。
わたしのうどん人生は34歳の時、パチンコ店の休憩所に「うどん屋台」を開業したことから始まりました。
39歳で「たも屋」を開業、翌年「有限会社たも屋」の代表取締役に就任し、自分の作るうどんを世界の皆様へお届けするという信念を持ち、国内だけでなく、海外までFC事業を手掛けてきました。
政治家として地域に貢献したいと考え、2023年、60歳の時に県議会議員選挙に出馬。
「たも屋」を引退し、長年情熱を注ぎ続けたうどんを離れました。
しかし、選挙にはあえなく落選してしまいました…。
落選後、「香川でも意外とそばの需要が多い。しかし、そば職人が作る店が多く値段が高い」という事に着目し、「ワンコイン500円でリーズナブルにそばを楽しめるお店を作ろう!」と一念発起!
2024年4月、そばをメインに提供する「タモそば」を開業しました。
半年間、有難い事に多くのそばファンが来てくれるようになりましたが、同時に香川県でそばをメインに営業する厳しさも感じました。
「またあなたのうどんが食べたい」
そんな声が多く寄せられる中、
「やはりうどん県ではうどんに勝てない。
ならば今までの経験を活かし、香川でおなじみのセルフ方式を取り入れた、うどんとそばが両方楽しめる二刀流のお店を作ろう。
そして、今まで支えてくれた方たちに恩返しをしよう!」
と決意。
店名を「セルフうどん保製麵所」に変更し、2024年11月にリニューアルオープンしました。
店舗を改装し、注文も食券を販売する方式からフルセルフ方式に変更。
自家製天かす、わかめ、おろしなどのトッピングを選択し、自分の好きな一杯を手軽に楽しんでいただく事ができます。
かき揚げやとり天、おにぎりなどもカウンターで販売しています。
うどんだしを使った「中華そば」、しょうゆスープを使った「本格中華そば」もご用意しました。
もちろん、うどんもそばも本気で向き合い、質の高いものを安価に召し上がっていただけるよう試行錯誤しました。
再度、原点に戻り、足踏みから手打ち手切りで渾身のうどんを作って提供させて頂きます!
皆様からの支援金は店舗改装費の支払いに充てさせていただきます。
ご支援よろしくお願いいたします。
■カウンター・薬味台作成など 50万円
■厨房機器入れ替え・新規設置 75万円
■デザイン料・看板・メニュー看板など 25万円
支援金額に応じて保製麺所で使える500円割引券をお送りさせていただきます。
※たも屋では使えません!
2024年12月~ クラファンスタート
2025年1月末 クラファン終了
2025年2月~ リターン発送開始
わたしはうどん事業を展開する中で、震災復興支援にも力を注いできました。
東日本大震災発生1週間後に炊き出しに行き喜んでもらうことができました。
また、経営者団体、市と連携して、陸前高田にさぬきうどん店を開業させるお手伝いをさせていただき、雇用の場を作ることにも貢献しております。
残念ながら、能登地震においては現地へ出向くことはできておりませんが、400食分のうどんを提供させてもらいました。
いつ、どこかで、何が起こるか分かりません。
地域や困っている方々への支援活動にも力を入れ、「笑顔と元気を届ける存在」として、末永く貢献していきたいと思っています。
長年うどん店を経営する中で、多くの方に支えていただきました。
第二の人生、今までの恩返しとして今再び讃岐うどんに立ち返り、おなかと心を満たす場を提供したい。
お客様の笑顔が見られることが、私にとって何よりの喜びです。
ご支援の程、よろしくお願いいたします。
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