
みなさん、こんばんは!
いつもKIBOTCHAのスマートエコビレッジプロジェクトを応援いただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで支援総額も500万も近づいて参りました!!
引き続き、皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
さて本日はKIBOTCHAのスマートエコビレッジを構成する14の要素の6個目、
「⾃然構造による住居(宿泊形態)」について、スマートエコビレッジのCOO(最高執行責任者)の工藤シンクがお届けします!
『1万人が安心して暮らせ、有事の際には避難所になる』テーマに掲げるKIBOTCHA スマートエコビレッジですから、多くの方々を受け入れられる居住空間(宿泊施設)への取り組みは様々考えています。
加えて『有事の際の避難所』ということを考えると、そのレジリエンス性と『自分たちの手で、どこでも作れる』ということなども大事なポイント。
『災害に強い』強靭さ、逆に『どこでも手軽に建てられる手軽さ』から、まず私たちは特に〝アースバッグハウス〟と〝インスタントハウス〟というふたつの建築を推し進めていく予定です。
・アースバッグハウス
土づくりの家、アースバッグハウスは、その魅力的なビジュアルだけでなく、環境に優しく、災害に強いレジリエンス性も兼ね備えています。
その構造上、シェルターとしても耐震強度もかなり強靭です。
現場の土でつくるれるため『どこでも作れる』『誰でも作れる』というという利点もありますし、解体することがあっても躯体自体は土なので環境負荷が少ない素材となります。
小堺康司
日本のアースバッグ建築の第一人者、日本アースバッグ協会の小堺康司も参画してくれ、ワークショップ形式によりみなさんと一緒に作り上げるとともに、ビルダーを育成していけたらと考えています。
(小堺康司はKIBOTCHAスマートエコビレッジCOOである工藤シンクが立ち上げた熊本エコビレッジ サイハテの初代住人でもあります)
・インスタントハウス

名古屋工業大学の北川啓介教授の開発した、どこでも手軽に建てられるお手軽ハウス。
建築基準法上では「工作物」にあたり、一時的に設置するテントや倉庫と同じ扱いになるため、空いている土地があれば簡単に建てることができます。
風船のように外部テントを膨らませ、内側に発泡ウレタンを吹き付けて固めるという施工で、1棟建てるのに2時間程度しかかからないうえ、保温性に優れた頑丈なドームハウスになります。
もともとが被災地で仮設住宅として開発されたもので、能登地震の被災地では仮設住宅として千棟以上が建てられ、多くの被災者の暮らしを支えています。
すでにKIBOTCHAではグランピングサイトに4棟、校庭とRISE BEACHに1棟づつが建ち、計6棟のアンスタントハウスが運用されています。
KIBOTCHAのグランピングサイトのインスタントハウス
ご覧の通り中は意外と広々として快適なんですよ!
暮らしの礎として最も大事ともいえる住環境。
先人たちの叡智や手作りのよさ、最先端テクノロジーまで様々なものを吟味し、1万人を受け入れることが可能なうえ、環境にもやさしいスマートエコビレッジの具現化を目指します。
〝アースシップ〟や〝3Dプリンター建築〟〝モバイルハウス〟など、さまざまな建築を取り入れていこうと考えていますので、ご期待ください!



