
全国高校生マイプロジェクトアワードは、高校生自身が興味関心からプロジェクトを立ち上げアクションを起こす――そんな挑戦を応援する場です。
なかでも、オンラインで開催される「オンラインSummit」は、私たちの取り組みの中で重要な意味を持つ取り組みです。
今回のクラウドファンディングを通じてみなさまにお寄せいただく貴重なご支援はこの「オンラインSummit」の開催に大切に活用させていただく予定です。
本記事では「オンラインSummit」の実施の目的やプログラム内容、参加高校生の生の声などをお届けします。
なぜ「オンラインSummit」なのか?
マイプロジェクトアワードにおける地域Summitは、原則都道府県単位で開催しています。
しかし、金銭的なリソースや実施団体の不足から、2024年度に地域Summitを開催できたのは18府県のみ。
「生まれ育った場所によって学びの機会に格差があってはいけない」
そんな想いから、全国、さらには海外からも参加できるオンラインSummitを私たちは実施しています。
2024年度は約2,000名の高校生がオンラインSummit参加しました。
地理的・物理的な制約にとらわれず、誰もが自分のプロジェクトを語れる場所。
それが、オンラインSummitです。
タブレットやヘッドセット、Wi-Fiなども無償で貸し出し
参加を希望する高校生のなかには、オンラインでの参加に必要な機材を持っていない高校生もいます。
そこで、希望する高校生にはタブレットやヘッドセット、Wi-Fiなどを無償で貸し出しています。
経済状況などによらず、どんな環境の高校生にも機会を届けるための仕組みです。
これらの取り組みも、みなさまからの頂戴した貴重なご支援のおかげで運用することができています。改めて御礼申し上げます。
学び合い、つながり合う対話プログラム
オンラインSummitは、ただプロジェクトを「発表する場」ではありません。
高校生たちが自分の言葉で活動を語り、他者からの問いかけを受けて振り返る――対話を中心としたプログラムです。
主なプログラム構成は以下の通りです。

これらのプログラムを通じて、普段の環境では得られない思いがけない出会いや、新しい視点が生まれます。
「全国の高校生がたくさんの探究をしていてとっても学びになったし、これからももっと頑張ろうと思った」ー高校生の生の声をご紹介
上述のプログラムを通じ、高校生に対して実際にどのような価値を届けることができているのか。以下に高校生からの声をご紹介します。
【他県の高校生や対話役の大人との交流を通じた視点の広がり】
「他県の高校生と楽しく探究活動を共有出来て嬉しかった」
「世界が広いというのが改めて感じられた」
「異なる視点やアイデアに触れることで、自分のプロジェクトの新たな可能性を見つけられたことがとても刺激的でした」
「普段の学校での発表とは違った視点も内容が多かった」
「自分は井の中の蛙なんだなと、思い知らされました」
「全国の高校生がたくさんの探究をしていてとっても学びになったしこれからももっと頑張ろうと思った」
「一見関係のないようなプロジェクト同士だからこそ、斬新な視点からの意見や考えを得ることができる。私のプロジェクトが誰かの助けになると自信を持つことができた」
【他参加者にエンパワーメントされ、さらなる意欲が育まれる】
「他のマイプロジェクトを聞いて、みんなが行動していることを知って、俄然やる気が出た」
「フィードバックをもらうことで、これから取り組むべき具体的な課題や改善点が明確になり、次のステップへのモチベーションが高まりました」
「自分の探求ももっとこうしよう、とアイデアがたくさん浮かんできたのでこの場を設けてくださった方々にほんとに感謝です。受験生で厳しいかもしれませんが来年も参加したいと思うほど良かったです。」
「マイプロジェクトの課題や展望が、今回のイベントで、より鮮明になった」
「自分たちのしていることに自信が持てた」
「新しい視点で意見をくれたり、プロジェクトのことを褒めてくれてとても嬉しかった!」
2,000円のご支援が、1名の高校生のオンラインSummit参加機会に
2024年度、3,339名もの高校生にオンラインSummit機会を届けることが叶いませんでしたが、2025年度はひとりでも多くの高校生にこのオンラインSummitの機会を届けていきたいと考えています。
ご支援を通じて、未来を生きる高校生に意欲と創造性を育む機会をプレゼントしていただけますと大変ありがたく存じます。是非ご支援をご検討いただけますと幸いです。




