
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
実はその後、家族ほぼ全員がコロナウィルスを発症してしまったという結末になりましたが、今はようやく本当に一家の健康な毎日が戻ってきており一安心です!
本来は家族みんなでお参りをするところですが、単独で八仙窯の皿山地域、小石原、小石原近隣の添田町に祀られている神々に挨拶に行きました。
本日は私が挨拶に参ったいくつかの神々をご紹介します。
① 猿田彦大神(庚申様)
仕事の道、生きる道、山に入って迷わないよう人生の道案内の神様として古くから祀られています。(皿山地域)
② 山の神

木を伐り、土を掘り、山仕事を行うために祀られてきた神様。人々の生活と山の共存を感じます。(皿山地域)
③ 金敷大明神
*高取八之丞 が祀った守り神。 *高取焼初代高取八蔵の孫。ここ小石原皿山に窯を築き、八仙窯が継承しています。この地の陶芸文化に深い縁のある神様です。(皿山地域)
④役行者(えんのぎょうじゃ)

修験道の始祖である役行者の木彫りの彫像が安置された行者堂。全国的にも珍しい大作で、1595年(文禄4年)肥前国叡盛が奉納。 英彦山に峰入りする修験者たちがこの堂で身を清め、彼らが植えた杉の木々が巨木となり周辺に立ち並んでいます。(皿山地域)
⑤ 馬頭観音(境目観音)
行者杉に囲まれた行者の森の中の石の祠に、石製の「馬頭観音」が祀られています。国境を決めるときに最後まで主張しあった場所らしく、別名「境目観音」とも呼ばれています。地域の歴史を物語る存在です。(皿山地域)
⑥ 高木神社

小石原地域の氏神様である高木神社。明治以前は大行事神社と呼ばれ、この地域が彦山神領であることを示す重要な神社です。(小石原地域)
⑦ 英彦山神宮(奉幣殿)

福岡県唯一の神宮。英彦山は、古来から神の山として信仰されてきた霊山です。山形県の出羽三山、奈良県の大峰山と並ぶ、日本三大修験道の聖地で “神の山” と称されています。(添田町)
このように、小石原の地は自然と神々に見守られた豊かな場所です。この土地に伝わる伝統や文化を大切にしながら、皆さまとともに未来へと繋げていければと願っております。
みなさまの温かいご支援をありがたくお受け取りしております。感謝しております。今後とも温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
高取由布子



