
皆様から頂くご支援を、これから紹介していく被災農業法人11社に届ける為、各社の状況とこれからを記事としてアップしていきます。
【株式会社 やまざき農園】
■発災前どんな取り組みをしていましたか?
H17に引き受け手のいなくなった集落の農地を脱サラして引受けました。
最初の頃は、手間のかかる田んぼも多く管理農地も点在しており苦労しました。
4haから始めた個人経営もR3年には法人化し35haなりました。
新たに従業員も雇用し53haまで農地が増えました。
少人数で仕事が出来るようにするため、自ら色々な情報を得ながら門前地区の農地を管理していました。
■発災後の状況を教えてください。
元日の大地震から1ヶ月間くらい地域の避難所など手伝いをしていました。
会社農地の確認に行けたのは2月に入ってからです。
5haほど被害農地がありました。
しかし離農した方の農地を15ha引受ける事にしました。
大変なのは理解していましたが農地を荒らしたくない思いからです。
■これからの展望をお聞かせください。
地震や豪雨後の農地復旧はまだまだです。
いつも以上に耕作には手間がかかります。
目の前の作業をこなすので精一杯ですが門前地区の農地を守っていきたいです。
皆様からお預かりしたお気持ちを受け、被災農業法人11社は今一度立ち上がり、「あの時、俺たちが私たちが支援したから、奥能登の農業法人が今を羽ばたいているんだ」と言っていただけるような形にして恩返ししていきます。
クラウドファンディング終了まで、なにとぞ応援・ご支援を引き続きお願いいたします。




