
ブランドを立ち上げたら、避けては通れないのが「ロゴ」制作。
ロゴの形は、やはりシンボルマークのような絵のロゴがいいかな?と思ったのですが、
デザインを考えれば考えるほど、想いを“形”にすることができないなぁと悩みました。
「IMMORTAL」という言葉そのものを、ロゴにしよう。
音の響きや、言葉の持つ力に、私は直感的に強さを感じ、
想いをまっすぐ乗せられるかもしれない!とワクワクしてきました。
ロゴデザイナーには、
イメージは(Diorのような)洗練された佇まいで、静かで芯のある美しさを表現したい。
そして、
ブランド名に込めた想い「生まれてから死ぬまで、真っ直ぐにありのままで生きていきたい」。
誰にも言えなかった不安や、ひとりで抱えてきた痛みも、スキンケアの時間は自分を肯定できる時間したい。
そんな願いがあることを、伝えました。
でも、最初に届いたロゴは・・・
ピンクの背景に、民族調のような装飾。
あまりにも想像と違っていて、
「なんだこりゃー!!!」と
心の中でガクンと崩れるような感覚がありました。
ブランドへの想いを長文で伝えたのに、完全に無視されたような、ショックを受けました…。
だけど、
こう見せたいとか、こういうデザインにしたいとかは全く分からなかったけど、
IMMORTALの「I」はどう立つだろう?
と、「I」「M」「O」「R」「T」「A」「L」
一文字ずつ、想像していくことにしました。
たとえば、
「R」は、Marinaの“R”、
Ray(愛犬レイ)の“R”、
そしてRoku(亡き愛犬ロク)の“R”。
守ってきたもの、そばにいてくれた存在、
そして未来へ進もうとする自分――
すべてがこの一文字に重なっていました。
レイのしっぽがふわっと揺れるようなやさしさ、
芝生をそっと撫でるような動き――
それが、「Rの足」に重なって見えて、
自分の手でスケッチを描いてみました。

「O」は、呼吸のように静かで、
内側から光をまとったパールの輪。
“余白”や“透明感”が、ただの丸ではないようにしました。
「L」は、ロゴ全体の締めくくりであり、次の始まりにもつながる文字。
女性らしさ、やわらかさ、でも芯がある姿を宿す存在として整えていきました。
想いだけでは伝わらないので、
もっと、1文字の中を細分化して、
出発点、足、はらい、はね…
縦線に対して横線は何ミリくらい、
角度は内側に何°くらい、
など、技術的な側面からも考えるようにしました。

1回の修正は、気づけば8時間以上も経っていました。
文字の形だけでなく、文字間や色のニュアンスも含めて、メッセージは4000字を超えました。
もはや自分がデザイナーなのでは…?と
ちゃーと話したりもしました。
何となくあった想いやイメージを、言葉にしていくにつれて、
自分のこだわりが見えてきたりして、
「IMMORTAL」というブランド名の1文字ずつに命や思いが現れたようで、
より、強いものになった気がしました。
そして、修正を終えた後は…抜け殻のようでした(笑)。
・・・後半へ続く☆



