能登瓦再生陶器の売場造りプロジェクト

能登震災で破損した家の瓦から、再生陶器を作り、仮設住宅の中に再生陶器の売り場を作り、仮設住宅に入居されてる人に販売していただくと、販売の楽しさ、お客様との会話、仮設住宅に引きこもっておられる人が出てきてもらえるなど、被災地の方が喜んでいただけ、笑顔になれる事ができます。2025年1月1日スタート

現在の支援総額

2,065,000

206%

目標金額は1,000,000円

支援者数

149

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/01/01に募集を開始し、 149人の支援により 2,065,000円の資金を集め、 2025/02/28に募集を終了しました

能登瓦再生陶器の売場造りプロジェクト

現在の支援総額

2,065,000

206%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数149

このプロジェクトは、2025/01/01に募集を開始し、 149人の支援により 2,065,000円の資金を集め、 2025/02/28に募集を終了しました

能登震災で破損した家の瓦から、再生陶器を作り、仮設住宅の中に再生陶器の売り場を作り、仮設住宅に入居されてる人に販売していただくと、販売の楽しさ、お客様との会話、仮設住宅に引きこもっておられる人が出てきてもらえるなど、被災地の方が喜んでいただけ、笑顔になれる事ができます。2025年1月1日スタート

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自己紹介

小川 公男(OGAWA Kimio)

信楽焼は「日本六古窯」と呼ばれる日本最古の陶器製造地の一つ。信楽には1300年続く伝統と職人の技が引き継がれています。私はその地で明治初期に創業した窯元、菱三陶園(ひっさんとうえん)の5代目です。

 菱三陶園では、これまでの伝統を守りつつ時代のニーズに合わせた多種多様なやきものを世に送り出してきました。現在では世界の一流シェフたちに認められる器として、ハイエンドレストラン、ミシュランやベストレストラン、ベストホテルズを中心に国内外のレストランから受注生産しています。

 生産に至るまでのプロセスにおいて、私たち職人は、料理人が思い描く世界観を器で表現し具現化していきます。佳い料理を佳い器によって完成させる…そのためには昔ながらの自然界にある原料をできるだけ使い、土から成形、焼成、販売と一貫生産する。これが菱三陶園は大切にしている“こだわり”でもあります。ひととひととの出会い、ご縁、そこで交わされる言葉や思い。それらすべてが器の完成に必要な“原料”そのものです。つまりそこに唯一無二の物語が存在するのです。

 菱三陶園では近年あらたなチャレンジとして、一度割れたり破損した陶器を微粉末にし、さらに新しい粘土と混合して、再生陶器を製造販売しています。この技術が、2024年1月1日に起こった「令和6年能登半島地震」により破損した能登瓦と出会いました。きっかけは能登半島の小さな集落でのボランティア活動です。海沿いの集落の象徴であり、自慢でもあった能登瓦が山積みとなり、「災害ゴミ」とされて処分されていく。そこで生まれたのが、「能登瓦を微粉末にし、能登瓦再生食器を作り有名販売店や、レストランに販売し、売上の一部を被災地に寄付する活動に活かそう」という取り組みです。

すでにこのチャレンジは、複数の新聞社等、マスメディアに取り上げられており、映像としてはNHKで何度も放映されております。


このプロジェクトで実現したいこと

元旦に発生した令和6年能登半島地震でのボランティア活動は、春・夏と継続。自宅に住むことができない被災者の方々は応急仮設住宅の建設により、引っ越しも始まっていました。住み慣れた集落の復旧も進み、「次の新年は自宅で迎えることができる」と希望を持った方も多くおられました。そんな矢先、9月21日に豪雨災害が起こったのです。

 被災者の方々もご支援を継続している私たちも言葉を失いました。すでにご家族を亡くされた方、家や家財道具を失い、働くこともできず、仮設住宅で暮らす方が多数おられます。私たちがご支援させていただいている輪島市門前町道下第1団地は279世帯が入居する巨大な仮設住宅団地です。


 この地域の瓦から再生陶器を作り、仮設住宅の中に再生陶器の展示売場を設置する計画を進めています。さらに仮設住宅に入居されてる方に販売していただくことで、販売の楽しさ、お客様との会話、仮設住宅に引きこもっておられる方が外出する機会など、多くのきっかけづくりへとつながります。

仮設住宅の中に能登瓦再生陶器売場を設置することができれば、さまざまな交流が生まれ、それによって被災地の人が笑顔になれると考えています。

輪島市門前町道下の仮設住宅に陳列場所を作り、門前町のいろんな商店に陶器売り場を作っていこうと思います。


プロジェクト立ち上げの背景

5月にボランティアに参加させていただき陶器の配布のほかに、陶器屋の自分ができる活動がないか考えていると、自分には、再生陶器のノウハウや、海洋ゴミや、廃材を陶器に混ぜて再生陶器を作る技術があると思い、沢山の家屋の倒壊による破損能登瓦と再生陶器の技術をミックスさせて、能登瓦再生陶器を完成させて、東京の有名ショップで販売すれば、売上の一部をボランティア活動をされてる人達に還元できると考えました。

 現在、商品は完成しており、近々発売となります。

リターンについて

能登瓦再生陶器で作った、湯呑み、ビアマグ コーヒーマグ 飯碗 皿大 皿中 皿小 ボウル大 ボウル中  です。


スケジュール


1月1日 クラウドファンディング応募スタート
2月28日  クラウドファンディング終了
3月1日 売り場設営
4月1日 能登仮設住宅にて能登瓦再生陶器販売
4月5日 リターン発送


最後に

陶器屋の自分ができる能登瓦再生陶器で能登の人達が、笑顔になれ、再び生きる希望や、生活への楽しみが取り戻せれば 大変嬉しく思います。

 


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 8月2日(土)~3日(日)と能登半島へ 今回は曹洞宗本山總持寺祖院の副監院である髙島弘成さん(関連記事)にお会いすることが1番の目的でした。もちろん沢田陶器店の店舗の様子、商店街の変化も拝見してきました。まずは曹洞宗本山總持寺祖院のことを少しお伝えしますね。≪歴史≫ 大本山總持寺祖院、正しくは諸嶽山總持寺と言い今から約7百年前元亨元年(1321年) 瑩山紹瑾禅師によって開創されました。翌元亨2年夏禅師に帰依された後醍醐天皇は綸旨を下され、總持寺を勅願所として「曹洞賜紫出世第一の道場」と定められました。その後寺運益々隆盛を極め全国にその末寺1万6千余を数えるに至りましたが、明治31年4月13日不幸にして災禍により七堂伽藍の大部分を焼失しました。これを機に布教伝道の中心を神奈川県横浜市鶴見に移しました。当院は、祖廟として次々に堂宇が再建され、山内約2万坪の境内には焼失をまぬがれた伝燈院、慈雲閣、経蔵などのほかに七堂伽藍も再建されました。山水古木と調和し、風光幽玄な曹洞宗大本山の面影をしのばせ、一大聖地として現在に至っています。(公式Webより転記)※このお写真は5月に訪ねた時のものです。 700年…想像も出来ない時間の流れによって、変化しつつもここにこうしてカタチを残す總持寺祖院、そしてその通りの商店街で、僕らに出来ることは何だろうと、考えました。「能登瓦再生陶器の売場造りプロジェクト」は、売場を設置して終わる…それも一つだけれど、ここを訪れ、ひとに触れ、環境に触れるたびに感じて来たことは、”僕らが感じているこの場所の魅力”を、もっともっと多くの方々に知っていただきたいということなのです。さて、 今回の場をつないでくださったのも、沢田陶器店のユキちゃんでした。 ちなみにユキちゃんの背中にドドン!と書かれた「はぁ~ちきね」の意味を調べてみました。--------------------------------------------------「はあ~ちきね」は、石川県輪島市門前町周辺の能登方言で使われる表現で、意味としては 「ああ~疲れた」「もうダメだ」「しんどい」 といった、疲労感や諦め、困惑などを表す感嘆の言葉-------------------------------------------------- ユーモアのあるデザインTシャツ!?…いや、まだまだこれからという時期に、なんとも複雑な気持ちに…ひとふんばり僕らも復興のおつきあいをして行くぞ!と心新たにしました。 髙島さんとのお話は1時間半にもおよびました。總持寺祖院の歴史や地域の方々のお気持ち、これから僕らに何ができるのか…。僕らからは、門前とのご縁やこれまでの再生陶器のこと、沢田陶器店をはじめとする商店街への思いをお伝えしました。 ここから新しく、プロジェクトが展開しそうな予感です。みなさまも引き続き、応援をお願いいたします!(報告:菱三陶園 顧問 山本克彦) もっと見る
  • 2025年6月15日(日)、プロジェクトに参画するメンバーで總持寺通り商店街の沢田陶器店を訪問しました。仮設店舗はお休みでしたが、店主の“ゆきさん”が私たちを迎えてくださいました。仮設店舗内は4月14日の報告にあるように、ディスプレイ棚の設置、さらにポスターも加わって充実しています。今回の訪問の目的は、このプロジェクトのさらに先…未来を描くお手伝いです。具体的には地震の被害で修復作業がはじまっている本店舗の内装デザイン…ディスプレイの棚や壁面、地域の方や観光客のみなさんが集う空間をどのようにしようかという相談です。お写真の通り、外壁が覆われていたり、床や天井が作業途中の段階。合板の作業台をお借りして、建築家である岡本恒之さんが示す図面をながめながら…手作りおやつで歓談タイム。ゆきさんのお友達“よしこさん”が届けてくださいました。よしこさんは地域でバラ園をオープンし、そこが多くの方々の集いの場となっています。また輪島市門前の道下(とうげ)第一団地集会所に能登瓦再生陶器を飾ってくださり、このプロジェクトをずっと以前から応援してくださっているのがよしこさんとそのお仲間です。さて本店舗の内装はどんなふうになっていくのでしょう。とても楽しみですね。この商店街は歴史も長く、多くの店舗が並んでいました。いまは仮設店舗として営業されているところや、“未来”を模索されているところもある様子。私たちも商店街を歩き、總持寺を観光しました。この「ぶらぶら街歩きマップ」は2021年に大本山總持寺開創700年に作成されたものです。私たちの思いは沢田陶器店の「能登瓦再生陶器」が復興の力になっていくことです。少しずつ時間をおきながら、こうして訪問させていただくことで、街の変化を感じています。ひとつの店舗へのご支援を通し、歴史ある寺院、その門前の商店街に、多くの方が訪れ、地域全体が元気に復興できることを願っています。(報告:山本克彦) もっと見る
  • いくつかのご報告があります。1つめ…ご支援いただいたみなさまへのリターン発送作業を終えました。すでにお手もとに到着した方から、個別のメッセージや、SNSへの投稿など、うれしい反応を頂戴しています。再生陶器たちが到着し、実際に手に取ってみたご感想など、またお聞かせください。万が一、まだ到着していないという支援者の方はご連絡いただけますとありがたいです。2つめ…ちょうど本日(5/20)、地元新聞社「北國新聞」に記事が掲載されました。能登瓦再生陶器の反響は様々ですが、世の中に少しずつ広がっている手応えを感じています。中には私たちのプロジェクトに共感し、何かお手伝いをしたいと、菱三陶園を訪ねてくださる方も…プロカメラマン 今 淳也さんもそのお一人です。多様な分野で“ひと”や“活動”を映像で紹介されている今 淳也さん。ご自身の得意とする映像表現でこのプロジェクトを応援してくださっています。今回も總持寺通り商店街へ…私たちとともに沢田陶器店を訪ね、「ポスターをプレゼントさせてください!」と。そしてとても素敵なポスターが完成しました。3つめの報告はこのポスターのことです。このポスターは商店街の沢田陶器店、そして道下第一団地集会所に掲示されています。季節は春から夏へ能登の空と海がキラキラと輝く季節です。新聞記事やポスターが目にした方々のハートをくすぐり、能登半島、門前、總持寺通り商店街へと観光に来てくださることに期待をしています。 もっと見る

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