
横浜のソウルバー仲間、山口さんから応援メッセージを頂きました!
山口さんの「BAR soulon(ソウルオン)」は、横浜西口にある小さなソウルバー。ソウルオンのお客様が土佐屋に来てくれたり、土佐屋のお客様がソウルオンに行ってくれたり、そんな波長の合う大切なお店です。
山口郁輔さんからの応援メッセージ
10年程前になります。
SOUL BARの店長として店作り駆け出しの私は「こうあるべき。こうするべき。」と、自分なりの正解を探しながらも自分を抑制してしまい、はつらつとカウンターに立てなくなっていました。
その頃、伊豆旅行の際に偶然見つけて行ったのが伊豆下田にあるSOUL BAR 土佐屋でした。
マスター「よっちゃん」は多くの経験と知識持ちつつも、とても気さくに自由に営業されてました。
その営業スタイルは私に沢山の閃きとヒントを与えて下さいました。
その時から少しずつ私の営業スタイルが変わっていきました。
それはとても良い変化で、お店の雰囲気は抜群に良くなり、それが自分自身で自信と余裕の芽を見つけた最初だと記憶しています。
これは土佐屋が私にとって特別な場所になる”きっかけ”の記憶です。
よっちゃんは昔「SOUL BARはみんな兄弟みたいなものだからね」と、言っていました。
今なら良くわかります。
我々は普段それぞれで営業を頑張っていますが、実は沢山のお客様が、飲み場のなんて事ない会話から生まれるきっかけやお気に入りの音楽があって、足を運び、繋がり、広がっているんですよね。
そんなよっちゃんの思いもあり、今となっては、私のお店にも土佐屋をきっかけに通って下さるお客様が沢山いらっしゃいます。
横浜からも喧騒を離れ、癒しを求めて土佐屋に向かうお客様も沢山いらっしゃいます。
しかし、その土佐屋が建物の老朽化により、今廃業の危機に晒されています。
よっちゃんはみんなの宿木を残す為に必死に頑張っています。
でも時間は余り残されていないのです。
そこで、伊豆下田SOUL BAR 土佐屋は修繕を目的としたクラウドファンディングを立ち上げられました。
今回、横浜BAR soulonも出来る限りのご協力をさせて頂く所存です。
安政元年から170年、様々な歴史の中で人々に愛されバトンを繋ぎ守られてきた土佐屋。
下田に残る江戸の風情そのものでもあり、今はSOUL BAR 土佐屋として人々のSOULを守っている場所。
私の個人的な思い入れもありますが、170年の歴史とSOULの詰まった宿木を、今を生きる我々が次の時代に引き継いでいかなければなりません。
かねてよりご縁のある皆様に限らず、今このメッセージを見て初めて土佐屋を知った皆様にも、繋がって下さったご縁を大切に紡ぎ、土佐屋の為にみんなの思いを集め、強い力に変えていきたいです。
皆様、どうか土佐屋に力をお貸し下さい。
何卒宜しくお願い致します。





