
堤さんは土佐屋の現状に強く危機感を抱いてくれています。まるで自分のことのように土佐屋を心配し、今回のクラファンにも力強い応援を寄せてくれる堤さん。最高です。大好きです。
常連客 堤恵美さんからの応援メッセージ
18年前友達に連れられて土佐屋のドアを開けて、中に入った時の衝撃は今でも忘れられません。下田にこんな場所があったのかという驚きと、都会に一瞬でワープしたような下田では感じる事が出来ない異空間と、その空間に流れる音楽の心地良さに魅了され、私はその日に土佐屋の虜になりました。
元から音楽は大好きでしたが、自分が求める音楽のジャンルなどはよくわからずにいた私に、土佐屋のマスターは気さくに丁寧に音楽の説明をしてくれました。
10代、20代、しっとりしたレゲエが大好きでした。その原曲がある事を土佐屋のマスターに教えて貰い衝撃でした。私の大好きな曲の全ては70年代、80年代、90年代の曲のカバーだったのです。
素晴らしい音楽との出逢いは心を豊かにします。土佐屋と土佐屋のマスターに出逢えた事で私の世界は一気に広がりました。
そして土佐屋に集まるお客様との出逢いは本当に素晴らしく、他では味わう事が出来ない奇跡の出逢いを今まで数えきれない程経験させてもらいました。
土佐屋に集まる仲間やお客様は不思議と心が温かい人達ばかりです。
本当に大切な事を見失いがちな現代社会で、土佐屋での人と人との繋がりは他で味わう事が出来ないものです。
そんな中マスターはリーマンショック、震災、コロナ禍沢山の困難を乗り越えてきました。
170年の江戸時代からの建物の土佐屋は老朽化が激しく17年間の間家賃を払いながら、マスターは日々自費でコツコツと手を入れながら直して続けてきました。
けれども、コロナが明けて世の中の動きがすっかり変わり、人々が街に出なくなり、下田のタクシーの営業も夜中12時までとなり、夜の飲食店には厳しい事ばかりです。
下田のお店が次から次へと閉店していく中、ペリーロードを夜中まで17年間の間ずっと明るく照らし続けた土佐屋を失ってはいけないと心から強く思います。
下田の財産とも言える土佐屋をなくしてはいけないと思うのです。
みんながほっとして帰れる土佐屋をこれからも存続して欲しいです。
そこに当たり前にある物は、けして当たり前ではないのです。なくなってからその大切さに気付くのです。
でもなくなってからじゃ遅いのです!!
どうか全国から土佐屋を愛して通ってくださる仲間やお客様の為にも土佐屋に力を貸してください。宜しくお願いします。
堤 恵美



