
皆様、始めまして。加茂谷すだちパークの代表井出雅文です。
農園内ではまさとか、いでっちとか、まささんとか呼ばれています。東京で会社員していましたが、徳島の実家で育てていたすだちを父から引き継ぎました。
この度は私たちのクラウドファンディングに関心を寄せて頂き、誠にありがとうございます。
『すだちとコミュニティを次世代にバトンタッチする活動』を徳島県阿南市加茂谷地区という山と川に囲まれた農村で行っています。風景はまさしく四国の風景みたいなところです。ここに住んでいると当たり前になっていますが、すだち畑を訪ねて頂く県外の方にはかなり印象的に映るようで、おおーと感動されます。
私たちの今の活動で特徴的な点として、海外から集落再生ボランティアが1年間で20ケ国、250人ほどが集まってきて、私たちと一緒にしてくれているのですが、彼らも、この景色の中を気ままに自転車で走り回る時間が一番よかったと言ってくれています。
すだちは徳島県が日本全国の98%シェアがあるということもまだあまり知られていなかったり、すだち農家の平均年齢が78歳と言われていて、新規就農者がほぼいないため、10年後には、スーパーの店頭から消えてしまう可能性があることも予想されていることが、県内の一般消費者にすらあまり知られていません。
徳島県ですだち農家はもちろんのこと、JAや県庁関係者は、当たり前のように、すだち産地縮小が既定路線になってしまっているのですが、それとは逆に、徳島県マスコットのすだち君が東京都内の食イベントで笑顔で手を振っている様子をみて、本当に複雑な気持ちでした。
私たちは、すだちがスーパーの店頭から消えないために根本的な課題がそもそも、どこにあるのかをまず把握することに努めています。固定概念や前提条件すら見直すのは大変なストレスになります。現状打開しようとすると関係者でも反対してくることも分かってきました。すだち農家がどこから来て、どこへ向かおうとするのか、その意味が昔はあったけど、今はそれがなくなっていたことも分かってきました。
追ってそのあたりの熱い話もさせて頂きます。

最初、最上インクスさんより、すだち専門のおろし金を開発しましたが一緒にすだちをアピールしませんか、と聞いて、徳島では「大根おろし」をそのまま皮を擦って冷ややっこにかけたり、そうめんにかけたりして使う食習慣があったので、これは面白いかも!とピンと来ました。
大根おろしを使って、皮を擦る食文化は県外では全く知られていなくて、
ありそうでなかったアイデア商品だなと感じました。
その発想が京都のおばんざい文化からというのを伺い感銘を受けました。スタッフの一人のみかさんは、これめっちゃええやん、すぐ買いたいと言って、食卓に置いておきたくなるようなデザインがかわいいとの反応でした。
その後、実際に商品を送って頂き、実際に手に取ってみて、自分のすだちで使ってみると、スタッフの一人は、この商品いいなあ、おしゃれなインテリアショップとかに置いてそうとか、いろいろな意見がでてきてました。
でも、どうやって自分達の活動をこのシトロスと合わせてアピールしていくのか、ちょっとずつ不安になりかけ始めていました。
今回のような形でのクラウドファンディングへの参加は全然想定していなかったのです。
支援者の皆さんは、私たち農園がどういう背景で始まったのかは、やはり興味があるんじゃないかと、そして集まったお金がどういう事に使われて、どのようにコミュニティーに変化が起きていくのか、その変化していく姿が可能な限りお伝えしていければいいのではないかなと、なんとなく方向性が整理されていきました。
これからは毎週私達が話し合ったこと、進捗状況をお伝えしていければと思います。
すだち農家として、少しでも皆様の日々の暮らしが豊かになれるきっかけになれれば幸いです。
[今後の活動記録テーマ]
第2回:なぜすだち農家は減るのかの部分をもう少し詳しく解説、今回の支援金がどのように活用され、具体的な進捗。
第3回:未来のすだち農家を育てる大規模植え付けの実施、今後の展開、具体的な進捗
第4回:国境を超えて、ボランティアがなぜすだち畑に集まっているのかの謎
第5回:これからの働き方を考えられていなかった反省
第6回:インベント・オン・ザ・ウェイ
第7回:しわしわいく
第8回:ご質問にお答えします。またリクエストがあった件それぞれについて進捗報告
第9回:幼児グローバル教育で地域がインターナショナルになっていく姿をレポ
第10回:今後の展開、具体的な進捗




