
今回、リターン品に【能登半島地震・豪雨災害復興支援コース】を加えさせていただいたので、少し能登のことについて触れたいと思います。
昨年の元旦に巨大地震が発生、相次ぐ余震や冬の寒さと雪、半島特有の地理的条件と道路損壊によるアクセスの困難、ライフラインの断絶やマンパワー不足など、近年の災害でも極めて困窮度合いの高い状況に胸を痛めておりました。
地震で倒壊した建物(昨年1月・門前町にて)平成19年の能登半島地震で大きな損害を受け、十数年かけて再建した総持寺祖院(そうじじそいん)はまたしても無惨な姿に…。コロナ禍も沈静化し、総持寺を開かれた瑩山禅師(けいざんぜんじ)700回忌という大きな行事を控えた中での地震発生、関係者の無念さを思うといたたまれません。
秋田名物「きりたんぽ鍋」炊き出しの様子前年、秋田県内で発生した豪雨災害では、県外から多くの団体・個人の皆様に秋田県は大いに助けていただいた恩返し・恩送りの意味からも、昨年1月24日から現地にて秋田名物「きりたんぽ鍋」の炊き出し等、私共も微力ながら支援活動の一端に加わりました。
以降、2月・3月と「きりたんぽ鍋」炊き出しを実施、以降も月一回のペースで訪れていたのが輪島市門前町です。
幸い、門前町の若い店主や商工関係者たちは商店街の再建に向けての意気込みや団結力もあり、私たちも応援させていただきたいと思って、当地でのイベントでは「能登物産フェア」も開催させていただきましたが、ささやかながら今後もエールを送りたいと思っています。
今回のリターン品である「門前オリジナルTシャツ」を扱っている門前商店街の入口にあるシモグチ洋品店さんは、本業の衣料品などの他、通称「ボラアイス」と呼ばれている各種フレーバーを取りそろえたソフトクリームが名物でもあり、門前町を訪れたボランティアにとっても心のオアシスのような存在となっています。
店主の下口十吾さんによる、地震発生直後から“門前町のいま”を発進し続けているYouTubeはこちら!
昨年9月、能登半島では更に豪雨災害も発生、地震から少しずつ復興に向けて動き出した人々の心が折れるような甚大な被害を及ぼしました。
まだまだ苦難が続く能登・門前町の皆さんへの応援を、この機会を借りて皆様にもお願いしたいと思ってのリターン品であることに、ご理解願います。




