幼少期からの金融教育が当たり前になる社会をつくり、日本の未来を明るくしたい。そんな思いで取り組んでいる絵本「めざせ!お金マスター」の制作が大詰めを迎えています。
絵本を広めてくださる企業との連携、学校への導入、さらにフィンランド視察など、最新報告をまとめました。
学校教育への展開
10月初旬には、監修者の塚本俊太郎さんが学校教員向けのセミナーに登壇されます。その場で絵本を紹介していただけるよう、制作を急ピッチで進めています。
絵本作家のおーつぼっくすさんにも全面的にご協力いただき、3巻すべてを完成できる見込みとなりました。
販売代理店様とのキックオフ
9月24日には、株式会社ムツキトーカ様とミーティングを行いました。補助金を活用し、絵本をBtoB・BtoCに流通させるための SNS戦略・サイト制作・販促物制作チーム を立ち上げていただいています。
さらに、出版商社のトーハン様とも契約が成立し、学校や書店への流通に向けた基盤が整いつつあります。
また、創業100年以上の歴史を持つ書店様とも打ち合わせを行い、大手出版社へのご紹介をいただけることになりました。一度は諦めかけていた出版社経由での流通も、再び可能性が開けています。
まずはムツキトーカ様を通じて、学校などBtoB向けの案内を進めていきます。
一般向け販売について
私自身は10月9日〜17日にかけてフィンランド視察へ赴きます。そのため、SNSなどでの出版開始告知は早くても10月24日からとなる予定です。
フィンランドは「2030年までに国民の金融リテラシーを世界最高にする」というビジョンを掲げ、国家戦略として金融教育を推進しています。
さらに国連の「世界幸福度報告書」では2017年以降、8年連続で世界第1位を獲得しており、金融教育と国民の幸福度の関係にも注目が集まっています。
現地では、フィンランドがどのように金融教育を行っているのか、その結果、国民生活にどのような変化が生まれているのかを学んできます。
若者の声から感じる課題
最近、高校3年生と話す機会がありました。そこで聞かれたのは、
・将来、お金のことが心配
・お金がないから結婚できない
・稼いでも税金で取られるから嫌だ
・投資と株の違いがわからない
といった切実な声でした。
実際には、NISAなど若者に有利な制度が整いつつあり、18歳から投資を始めれば20年以上の積み立てで大きな資産形成が可能です。しかし「知らないこと」が原因で、将来への不安を強く抱いてしまっています。
この現状を変え、子どもや若者が日本の未来を前向きにとらえられるようにしたい。その思いが、この絵本の制作に込められています。
最後に
いよいよ絵本のお披露目が近づいてきました。皆さまからのご意見やAmazonでのレビューは、今後、学校や教育機関に働きかける際に大きな力となります。
どうぞ引き続きご支援をお願いいたします。一緒に、日本を明るくしていきましょう!






