
こんにちは、羽場です。
1月24日から開始した「しまくとぅば塾 ちむぐくる」クラウドファンディングも3日目に入りました。
現在の支援総額は105,000円(達成率10%)です。
ご支援くださった皆様本当にありがとうございます。
皆様からいただいたご支援・応援の声をしっかりと形にしていきます!
まずは残り33日間、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
さて、今回は私たちが何故「しまくとぅば塾」を立ち上げようと思ったのか、私たちの感じている問題意識を少しご紹介したいと思います。
沖縄での出会い
結論から言えば、沖縄での出会ったYouTuber「沖縄サムライ」MGさんとの会話が全てのきっかけです。
MGさんとは2023年の夏、とあるきっかけで知り合いました。
MGさんが当時企画していたフェス「ティガニーフェス2023」をお手伝いさせてもらう中で、打ち合わせ時にMGさんがふと口にした「方言塾やりたいね」という一言。この言葉をお聞きしたことが、私の中で「しまくとぅば塾」を考え始めるきっかけとなりました。
「地域の言語」に意識を向けることはほとんどなかった
私は千葉県生まれ、千葉県育ち。大学に入って以降は現在に至るまでほぼずっと東京に住んでいるので、ほとんど首都圏から出たことがありません。そんなこともあってか、「地域の言語」というものと正面から向き合う機会はそれほど多くありませんでした。
生まれ故郷のほぼ隣、千葉県長生郡白子町
もちろん、故郷の千葉県にも方言はあるし、目立たないものの東京にも方言は存在します。大学在学中は様々な地域から学生が集まってくることもあり、方言に接する機会はそれなりにあったはず。
それでも、MGさんからお話を聞いたこの時ほど「地域のことば」という存在を強く意識したことがなかったのは間違いありません。「危機感」としか言いようのない感情と、一つの伝統が失われつつあることに言い知れぬ寂しさを覚えました。
日本における、消滅の危機にある言語
東京に帰ってから、「方言」や言語について少し調べてみることに。するとすぐに見つかったのがユネスコ(国連教育科学文化機関)による調査結果でした。
ユネスコは平成21年2月に"Atlas of the World's Languages in Danger"(第3版)で、世界にある約3,000の言語のうち、約2,500の言語が消滅の危機にあるという衝撃のデータを発表しました。その中でユネスコは危機度を【安全】【脆弱】【危険】【重大な危険】【極めて深刻】【絶滅】の6段階に分類しており、日本の8言語もそこに含まれていました。
【極めて深刻】アイヌ語
【危険】八丈語・奄美語・国頭語・沖縄語・宮古語
【重大な危険】八重山語・与那国語

地図を見ていただければわかる通り、ユネスコが消滅の危機に瀕しているとした8つの言語のうち、7言語が「琉球弧」と呼ばれる南九州から台湾に至る弧状列島に属している「琉球諸語」。MGさんの言葉通り、沖縄のことばは消滅の危機に瀕しているということになります。
※それ以後も日本では東北地方のことばなど、「消滅の危機にある言語」は増えていると言われています。
この後も少しずつ情報を集めながら、今は「しまくとぅば塾 ちむぐくる」共同責任者としてともに準備を進めている友人の上原に相談した結果、「しまくとぅば塾」開業に向けて本格的に動いていこうという話になったのでした。
言語の消失=文化の基層の喪失
言うまでもなく、言語というのはその地域で受け継がれてきた無形文化の一つです。そしてその地域のことばは、地域のアイデンティティ・文化の基盤となります。

そんな「地域のことば」が失われてしまうということは、地域文化の基盤が失われてしまうことを意味します。
MGさんのお話を聞きながら、私が覚えた危機感や寂しさはそんな「文化の基層の喪失」という事態に対する寂しさだったのではないかと思っています。
おそらく、全国各地で同様の事態が起きつつあるのだろう。でも今は、考え始めるきっかけを与えてくれた沖縄のことばに思いを馳せるところからはじめていこう、この「しまくとぅば塾 ちむぐくる」で「ことばを受け継ぐ」ことを形にしていこうと決意しています。
この「しまくとぅば塾 ちむぐくる」クラウドファンディングも残り33日間となりました。
もし、少しでも「面白そう!」「興味ある!」と共感頂けた方は、「しまくとぅば塾 ちむぐくる」のクラウドファンディングページへのご支援・拡散のご協力をしていただけると嬉しいです!
https://camp-fire.jp/projects/818419/view




