
「流転」クラウドファンディングでリターンとしてご用意した「部室見学・交流会」を3月8日(土)に開催しました。
美術部の部室には、卒業生の作品や構想メモ、石膏像、画材や資料、さらには休憩に必須のポットやレンジまで、興味深いものがたくさん。
見学会という名称ではありましたが、そこはさすがの美術部。
見学だけですむわけはなく、参加型のプログラムとなりました。
普段生徒さんたちが部活の冒頭で行っているという「クロッキー」(モチーフを短時間で簡潔に描くこと)。
参加者にはクロッキーを描く体験だけでなく、モデルにもなっていただきました。
参加者にモデルになってもらったクロッキー
クロッキーの講評
描き終わると、全員のクロッキーを並べて講評を行います。
どのように描いたのか、何が楽しかったのか、難しかったのか、描きながら感じたことを全員が話します。
普段は生徒同士で描いているため、大人の骨格を描くのは新鮮だったと、生徒さんたちも楽しんでくれたようです。
技術的な指導はほぼなく、見たものを感じたまま描いていくそうです。
投票
最後は作品への投票の時間。基準は「自分がよいと思ったもの」。
実はこの「自分がよいと思ったものを選ぶ」ということ、大人でもなかなかできないことですよね。
クロッキーを描く時間も、講評も、投票も、一貫していたのは「自分がどう感じるか」。こんな風に日常的に自分の考えに向き合って表現しているから、部展でも展示されたような素晴らしい作品が生まれるのかなと、その理由の一旦を知ることができました。
その後「イメージクロッキー」(ワードから連想するものをクロッキーで描く)を行い、最後はみんなでお茶菓子を食べながら、いろんなお話しをしました。
参加者と生徒のみなさんで記念撮影
東京は雪が降り寒い一日となりましたが、参加くださったみなさま、ありがとうございました。
この他のリターンも現在準備中で、随時発送していきますので、到着まで今しばらくお待ちください。




