
祝!旧相川家住宅国登録有形文化物
相川考古館の敷地内の残る旧相川家の建造物6件が国登録有形文化物の答申を受けたことを記念して、今回、その内の1件にもなる「旧相川家住宅稲荷社」から記念の御朱印を作成致します。
相川家の屋敷稲荷は、万延元年(1860)に京都・伏見稲荷大社から勧請を受けたもので、神官の羽倉摂津守より「相川明神」の神名を頂いた由緒のある稲荷社です。
相川家は、江戸時代に金物屋、明治期には醤油屋を商いしていたため、明治15年(1882)に現在の社を建てた際に、相川大明神を中心として、向かって右側を金山大権現(金物関連)、左側を松尾大権現(醸造関連)の三社が祀られました。
明治18年(1885)には、『善光寺繁昌記』などを手掛けた長尾無墨が来られ、天井に雁図を施しました。現在、来館者の方々に楽しんで頂いております。
相川家では、毎年12月にお祭りをするのが恒例行事のひとつになっています。




