土曜日の解散式をもって、廣島新鋭太鼓は解散いたしました。それぞれの仲間が一堂に会し、共に汗を流し、舞台で心を一つに響かせた日々。そのすべてが、この瞬間に大きな区切りを迎えました。しかし、これは終わりではなく、新たな始まりです。仲間と共に培った経験、学び、そして魂を揺さぶる太鼓の響きを胸に、各チームへ戻った子どもたちは、さらなる飛躍を目指して力強く歩み出します。未来へと続く道のりに、廣島新鋭太鼓で育んだ情熱が必ず生きると信じています。この瞬間は別れであり、同時に新たな旅立ちの第一歩。私たちの響きは、これからも止むことなく広がり続けます。そして、最後にご支援いただいた皆さまへ。クラウドファンディングも残すところあと 8日 となりました。終了後は順次、リターンの発送などを行ってまいります。引き続き温かく見守っていただければ幸いです。

異国の地で出会った仲間たちとの笑顔あふれる一枚。言葉や文化の違いを越えて、心を通わせ、共に時間を過ごした日々はかけがえのない宝物になりました。別れは寂しいけれど、またどこかで再会できると信じて――「ありがとう」の気持ちを胸に帰路につきます。

長い旅を共にした太鼓や機材をトラックに積み込み、いよいよ帰国の時を迎えます。舞台で仲間と共に響かせた一打一打の音が、この荷台の中に詰まっているように感じました。達成感と共に、名残惜しさが胸に込み上げる瞬間です。

台湾での最後の舞台——。大きなステージに立ち、照明に照らされた瞬間、胸の奥から熱いものがこみ上げてきました。この公演に向けて積み重ねてきた練習の日々。仲間と励まし合い、時には悔しい涙も流しながら、一歩ずつ進んできました。その全てが、このラストステージの一打一打に込められています。観客の皆さんの温かなまなざし、響き渡る太鼓の音。国境を越えて心がつながり、会場がひとつになる瞬間を確かに感じました。台湾での経験は、子どもたちにとってかけがえのない宝物です。支えてくださった全ての皆さまに、心から感謝いたします。そして——この感動を胸に、さらに大きく羽ばたいていきます！

本日、台湾・宜蘭県庁舎にて新鋭太鼓の公演を行いました。格式ある会場に力強い太鼓の音が鳴り響くと、子どもたちの全身から情熱が溢れ出し、その一打一打に観客の心が引き込まれていくのを感じました。太鼓はただの楽器ではなく、心を通わせ、想いを届けるもの。仲間と息を合わせ、全力で叩き抜いた瞬間、まさに会場がひとつになったような感覚がありました。そしてこの後は、親水公園で2回目の舞台が待っています。昼間の熱気をさらに勢いに変えて、今度は青空の下で、力強く、そしてしなやかに太鼓の響きを届けます。子どもたちの挑戦は、まだまだ続きます！