
こんにちは。「Cutieroid FAガール 轟雷」プロジェクトのプロデューサーのKomaです。
まず初めに、今回のプロジェクトを通して新たに出会えた支援者の皆さま、そして、サークル時代から今日まで、長年にわたり支えてくださった皆さまに、心より深く感謝申し上げます。
皆さまのおかげで、この夢のようなプロジェクトが実現に向けて一歩大きく前進しました。
これは、僕たちの「夢」から始まりました
子供の頃、僕はアニメの中に描かれていた、「人間と共に暮らす、可愛くて意思を持った人型ロボット」に憧れていました。
「いつか、自分の手であんな存在を現実にしたい」そう思うようになったのは、幼稚園の頃だったと思います。
何年間、夜に仲間たちと開発に没頭する日々を経て、
ついに2019年、自分の手で初めての人型ロボット「ハツキ」を完成して、2020年のワンダーフェスティバル2020冬に出展しました。
Cutieroidという挑戦
人型ロボットの開発は、非常にハードルの高い分野です。構造の複雑さ、製造や保守にかかる高コスト、そして「エンターテインメント」との融合という未知の領域。そのため、産業ロボットとは異なり明確なビジネスモデルが描きにくく、「まず実績がなければ投資は難しい」という声をいただくことも少なくありませんでした。
確かに、まったく新しいジャンルだからこそ、まず“それを求めてくれる人がいる”という市場の証明が、最初の一歩になる。私たち自身も、その重要性を強く感じていました。
だからこそ今回、クラウドファンディングという形で直接皆さんに支援をお願いし、「このビジョンには価値がある」と多くの方に示していただけたことは、ロボット技術そのものだけでなく、“ビジネスとして成立する可能性”があることを証明できた──そう確信しています。
「誰かの心に寄り添える、愛されるキャラクターとしてのロボット」それを本気で現実にしたいという想いで、僕たちはこのプロジェクトを立ち上げました。
日本には、アニメーターや原型師といった職人たちの創造力と情熱、長年培われてきたロボット技術、そしてアニメ・フィギュアといった独自の文化があります。それらすべてを融合させた、「日本だからこそできるキャラクターロボット」。
それが、僕たちが目指すCutieroidの世界です。
まだ道半ばではありますが、仲間を集め、地道に積み上げて、ついにここまでたどり着くことができました。
壽屋さんとの出会い、そしてCutieroidDoll
そんな中で出会ったのが、壽屋さんです。「フレームアームズ・ガール」という、まさに「メカ娘」文化の源流の先駆といえるIPをお借りし、Cutieroidとしての轟雷を形にするコラボが実現しました。
壽屋さんからは、「等身大のロボットだけでなく、持ち帰れる商品もあるといい」というアイデアもいただき、そこから生まれたのが、55cmの「CutieroidDoll 轟雷」です。
展示会では150cmの実機による“体験”を。そしてご自宅では、55cmの“身近なパートナー”としての存在を。このふたつを連動させる世界を、僕たちは本気で作ろうとしています。
クラウドファンディングという「現実的な挑戦」
しかし、こうした大型ロボットの開発・量産には、大きな資金が必要です。新規性の高いプロジェクトほど、既存の投資や支援の枠組みに乗りづらい現実があります。
だからこそ、僕たちはクラウドファンディングという形で、この夢を一緒に実現してくれる“仲間”を探しました。
そして――皆さんの応援のおかげで、見事に目標を突破することができました。これは、ただの金額達成ではなく、「この世界を信じてくれる人たちが、確かにいる」という証明でもあります。
本当に、本当にありがとうございます。この結果を励みに、僕たちは次のステージへと進みます。
現在、仲間も募集中です
HatsuMuvはまだまだ小さな会社です。技術も、運営も、足りない部分ばかりです。だからこそ、仲間を探しています。今、特に必要としているのは以下のような方々です:
メカトロニクス技術者
・組み込み・基板設計ができる方
・QDDモーター製作、制御ができる方
・大型人型ロボットの制御経験者は特に歓迎
造形師・原型師
・可動フィギュアやアニメキャラ立体造形経験者
アニメ系・キャラクターコンテンツに明るい企画人材
すぐに高い報酬をお出しできる状況ではありません。
でも、「この夢に参加したい」「未来のキャラクター表現を変えたい」そう思ってくださる方がいれば、ぜひ一度お話ししたいです。
ここから、また新しい一歩へ
このクラウドファンディングは、ゴールではなくスタートラインです。2025年10月の展示会で、Cutieroid轟雷とCutieroidDoll轟雷の完成体をお見せできるよう、全力で開発を進めていきます。
今後もさらにアップデートをお届けしていきますので、ぜひ見守っていただければ幸いです。そして、「こんな夢を、現実にする人がいるんだ」と思ってもらえたなら、僕たちの挑戦はもう半分成功です。
最後になりますが、改めて
ご支援、心よりありがとうございました。
Koma






