大切なご支援者のみなさま、こんにちは。茨城県水戸市。冬の寒さが厳しいこの土地にいながら、私はいま、忙しかった年末年始を越えて迎えた、4日間のご褒美のようなお正月休暇を過ごしています。お手伝いをしているゲストハウスの施設の一つにある、古い日本家屋。築年数は経っていますが驚くほど日当たりがよく、昼間はまるで温室のようで、暖房がいらないほどの陽だまりに包まれています。「今世で日本に生まれたのは初めて」と言われるほど南国体質の私にとって、この環境は本当にありがたく、心と身体がほどけていくような、幸せな休暇の幕開けとなりました。そんな時間の中で今日は、**私が元気に生きる上で大切にしていること、そして、できることなら私がこの手で触れたすべての方に手渡したい“気づき”**を、活動報告としてシェアしたいと思います。少し長い文章になりますが、ご自身の身体や暮らしと向き合うヒントとして、何か一つでも持ち帰っていただけたら嬉しいです。数日前、インドで仲良くしていた元クライアントでもあり、現在は車中泊で旅を続けている友人から連絡がありました。「足が、いつもの倍くらいに腫れている」その話を聞いて、私はエコノミークラス症候群を疑い、まずは命の危険を回避するために、すぐ病院へ行くよう勧めました。私は普段、薬や科学的治療を自分から選ぶことはほとんどありませんし、積極的に勧めることもありません。けれど、私が直接触れられる距離にいないこと、そして緊急性がある場合には、迷わず医療を勧めます。医師の診断は、4日間、着圧ソックスを履くこと薬を飲んでヘモグロビン値を調整すること今後、車で旅をする際は常に着圧ソックスを着用することというものでした。友人は、その指示をそのまま受け入れているようでした。そのとき、私の中に一つの問いが生まれました。このまま受け入れ続けたら、一生、足を締めつけながら生きることになるのではないか。生き物は、頼ったものに適応します。不自然な支えに寄りかかり続ければ、やがてそれなしでは生きられなくなる。私は、車で旅をしていても、適切に身体を動かし、細胞に“呼吸”を送ることができれば、本来、そのような補助は必要なくなると考えています。(例えば、呼吸によって細胞により豊富な酸素を届け、関節や筋膜をゆるめ、腺を活性化する。そうした目的でヨガの要素を取り入れることは、とても効果的だと感じています。)私はいつも、人の身体、生き物の身体が持つ、まだ解明されていない秘められた力を信じています。だから私の施術は、ただその時の症状を「治す」ためだけのものではありません。未知の領域のドアをそっとノックし、眠っている力を思い出させること。その人自身が持つエネルギーが目を覚まし、自己治癒力が自然に動き出すこと。それが、私の施術の本質です。けれど現実には、私とのセッションで明らかに姿勢が変わり、顔の印象まで柔らかく変化した方が、その「良くなった感覚」を忘れてしまい、最後に残ったわずかな痛みを消すために、痛み止めやステロイドを使う場面を目にすることもあります。そのたびに、私は問い直します。薬は、本当に「治療」なのだろうか?これは、私個人の疑問です。痛みを薬で抑えてしまうと、本来なら気づくべき身体からのサインが消えてしまい、動かしてはいけない方向にまで、身体を使ってしまうのではないか。実際、そうやって病院通いを続けている方は、ある症状が緩和したら、また別の場所が悪くなり……と、通院を繰り返すことが多いように見えます。みなさまの周りでは、いかがでしょうか。ですから私は、大きな怪我をしたとしても、急性期を過ぎたあとは、痛み止めや強い薬を使わず、痛みはどこにあるのかどの方向に動かしやすく、どの方向に抵抗があるのかを、丁寧に感じ、観察します。身体の声を信じて、この身体とともに人生の最後まで自分の足で歩き、元気に生き抜くことを目標にしています。ここで、ひとつ問いかけさせてください。ご支援者のみなさまは、自分の身体と、どんなふうに生きていきたいですか?私にとって大切なのは、「若く見えること」ではありません。“若い頃と同じように”自由に動き、深く呼吸し、自分らしく、いきいきと生きられる身体と心であることです。そしてそのための働きは、一度衰えた身体であっても、ちょっとしたきっかけで、まだ目覚めていなかった領域を含めて呼び覚ますことができる。私はそれを、身をもって学んできました。いま私は、20歳の大学生たちと一緒に、ゲストハウスの庭の整美を行っています。重いものを持ち上げる作業では、さすがに若い男性には敵いませんが、それ以外の作業では、ほとんど同じように動くことができます。それは、私が「たまたまそういう体質」だからではなく、そうなるように、日々の小さな積み重ねを続けてきたからだと自負しています。そのためには、薬や外側からの圧だけに頼るのではなく、痛みや違和感、そして身体が静かに語りかけてくる声に、丁寧に耳を傾けることが大切だと感じています。怪我や病気の急性期には、応急処置や医療的ケアを受け、心を落ち着けることが必要な場合もあるでしょう。でもその後、身体が送ってきたサインに意識を向け、その時の自分に合った、丁寧で適切な動きを実践していくことは、薬だけに頼るよりも、より大きな癒しの力になると、私は感じています。私自身、がんを経験しました。その過程の中で、病気は「気づいてほしい」という身体からのメッセージなのだと学びました。そして、意識をもって身体を動かしていくことの大切さを知りました。これは、あくまで私自身の感じ方です。ただ、これからもあなたが、自分の身体の声をしっかりと感じ取り、今のあなたにとって本当に大切なケアを選んでくださることを、心から願っています。もしあなたが望むなら、私がこれまでに得てきた経験や気づきを、分かち合うこともできます。私がこの手で触れてきた人々、そして、こうして繋がっているみなさまが、いつまでも若々しく、生命力に満ち、自由に動き、走り回れること。それは、私の心からの願いであり、私がこの世に生まれてきた意味なのだと感じています。 おわりに 〜感謝を込めて〜この静かな正月休暇の時間を、私は「偶然」ではなく、多くの人の導きと支えの中で与えられたものだと感じています。ここ水戸のゲストハウスへ私を迎え入れてくれた方々。忙しい年末年始を共に走り抜け、「今は休んでいいよ」と、場と時間を委ねてくれた人たち。そして、このクラウドファンディングを通して、私の歩みや価値観を信じ、支援してくださっている皆さん。皆さんの存在がなければ、私はこの暖かな陽だまりの中で立ち止まり、振り返り、身体と心の声に静かに耳を澄ませることはできませんでした。本当に、ありがとうございます。この休暇で受け取った気づきやエネルギーは、これからまた、人の身体に触れ、言葉を交わし、生きる場を整えていく中で、必ず循環させていきます。引き続き、私の歩みを、どうぞ見守っていただけたら幸いです。心からの感謝を込めて。






