北海道が誇る伝統的食文化「飯寿し」を守り、若い世代に伝える事業を展開したい

当社の長年の生業である、北海道独自の食文化「飯寿し」が近年、若い世代から忘れ去られ、その存在を知らない世代が急増している。折角、先代、先々代から受け継いだ北海道独自の発酵食品を守り続けるために、飯寿しの食文化を若い世代にアピールできるコンテンツの充実を図るための、コンテンツの新設、充実を図りたい。

現在の支援総額

346,000

69%

目標金額は500,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/01/27に募集を開始し、 27人の支援により 346,000円の資金を集め、 2025/03/20に募集を終了しました

北海道が誇る伝統的食文化「飯寿し」を守り、若い世代に伝える事業を展開したい

現在の支援総額

346,000

69%達成

終了

目標金額500,000

支援者数27

このプロジェクトは、2025/01/27に募集を開始し、 27人の支援により 346,000円の資金を集め、 2025/03/20に募集を終了しました

当社の長年の生業である、北海道独自の食文化「飯寿し」が近年、若い世代から忘れ去られ、その存在を知らない世代が急増している。折角、先代、先々代から受け継いだ北海道独自の発酵食品を守り続けるために、飯寿しの食文化を若い世代にアピールできるコンテンツの充実を図るための、コンテンツの新設、充実を図りたい。

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自己紹介

キンキの飯寿し

北国の伝統的発酵食品「飯寿し」製造の専門メーカーとして98年目に突入

創業昭和2年、今年で98年目を迎えた北海道伊達市の水産加工業、㈱中井英策商店と申します。

当社は、北海道が誇る伝統的な発酵食品「飯寿し」の製造販売を主な生業として活動して来ました。

中でも、脂の乗った高級魚で知られるキンキ(正式和名・キチジ)を使った「キンキいずし」は、今年で発売から49年目を迎えた看板商品として、広く北海道民に親しんで頂き、特に「お正月には欠かせない晴れの日食品」と呼ばれるまでに育てて頂きました。

中井英策商店代表
及川 昌弘

私、代表の及川昌弘は、当社の4代目として代々受け継いだ秘伝の味を守って来ました。

最近では、飯寿しをもっと若い世代にも親しんでもらおう!!と、魚類に囚われることなく、北海道産和牛を使った飯寿し「ビーフ・ズーシー」や、地元北海道噴火湾産ホタテ貝柱の表面を炙って飯寿しに加工した「炙りホタテのいずし」などを商品化し、発売するなど既成概念を打ち破る飯寿しの新製品を発売して来ました。

飯寿しの仕込み作業風景

道産和牛で作った飯寿し「ビーフ・ズーシー」

このプロジェクトで実現したいこと

飯寿し食文化を次世代に繋げるための新たな時代のコンテンツを作り、発信したい!!

北海道が誇る伝統的発酵食品「飯寿し」を若い世代にも興味を持ってもらえるきっかけになるようなコンテンツを新設、充実させ、情報発信を開始したいと考えています。

①具体的には、飯寿しの歴史や美味しい食べ方など、工夫を凝らした動画を作成し、当社HPやSNSなどを通じて広く情報発信して行く。

②展示会や各種催し物、イベントを通じたPRツールを充実させる。

③飯寿しを広くPR出来る、リアルイベントや物産展などを開催し、試食キャンペーンなどを大々的に展開する。

④テレビなどのマスメディアを活用し、飯寿しのPR番組(コーナー)の提案を行う。


プロジェクト立ち上げの背景

わさび醤油でひと口、お酒好きには堪らない・・・飯寿し

飯寿しって何?知らない世代が急増、負の連鎖が急速に進行中

「飯寿し」とは、魚介類をひと口大にカットして下処理し、米や糀、野菜などで重ね漬けし発酵熟成させた伝統食で、古くから北海道では各家庭でも漬込み楽しむなど、北海道の秋から冬にかけて長く親しまれてきた伝統的な発酵食品です。

その、「飯寿し」が近年では食する習慣が急速に薄れてきており、将来に向けて「飯寿し文化が消滅する!?」という危機感を抱いています。

というのは、「飯寿し」が伝統的に食されてきた当社の地元、北海道においても近年の急速な食習慣の変化は当社の想定を遥かに超えるスピードで進んでいます。

当社顧客も77%が50代以上の中高年世代

一昨年、当社も永年お世話になっている地元北海道のテレビ局、HBC北海道放送さんが自社の番組の中で行った街頭インタビューで、インタビュアーが「飯寿しって知ってますか?」と10代から20代前半のヤングに聞いたところ、多くが「知ってるけど食べたことが無い」「お爺ちゃん、お婆ちゃんが食べていたイメージ」「そもそも知らない」「聞いたことが無い」といった回答となりました。

私は愕然としました。

また、現に当社が2019年に実施したアンケート調査でも、当社に通販で商品を購入して頂いている年代を聞くと、ナント全体の77.8%が50歳代以上という結果となり、正に中高年世代が中心に飯寿し製品を購入している現実が明らかになりました。

親が食べないから、食卓に載らない・・・、だから子供たちもその存在を知らずに育ってしまう・・・そんな悪循環、負の連鎖が始まっています。

「これでは、近い将来、飯寿しを食べる」という食習慣が消えて無くなってしまうのでは・・・・?と。

業界内でも、飯寿し製造業者の廃業が相次ぐ事態に

実際、当社の飯寿しの売上もここ数年減少が続き、苦戦を強いられています。

また、飯寿し製造を生業としている同業者が、ここ数年次々と休業や廃業をするなど、厳しい業界の現状も見えて来ました。

当社も、この現状を手をこまねいて無策でやり過ごしてきたわけではありません!!

少しでも若い世代の人たちが、飯寿しに興味を持ってもらえるきっかけになれば・・・と、牛肉を使った飯寿しを作れば、若い人も振り向いてくれるのでは?との思いから、北海道産和牛を使った飯寿し「ビーフ・ズーシー」を開発、さらには北海道噴火湾産活ホタテを使った「炙りホタテいずし」を発売するなど、話題作りを意識して進めて来たのも事実です。

しかし、そもそも親世代が飯寿しを食べなくなると、食卓に飯寿しが乗ることそれ自体が無くなってしまう。そうなると、飯寿しそのものに触れる機会も皆無となってしまう現実に直面しました。

この現状を打開するためには、実際に当事者の当社が一般の消費者、特に若い世代の懐に飛び込んで、試食してもらえる機会を作りたい。その為には、まずはSNSなどを通じての情報発信から開始し、興味を持ってもらった方々の元に出向いてPRの場を設ける、そんな活動を開始したいと考えています。



現在の準備状況

新たに製作するコンテンツの素材となるような動画や、画像などの準備を進める他、各種SNSの登録、さらに情報の効率的発信に向けての担当者選定、その担当者のスキルアップセミナーへの参加など準備を進めています。

また、当社長年のお付き合いとお世話を頂いている、テレビ局や新聞社などのメディア担当者への根回しなども同時に進めているほか、当社の取引企業、協力企業への協力要請も開始しました。


リターンについて

当社人気の飯寿し3種セット

当社社長直筆本

当社が2017年に開催した「飯寿し試食会」風景

ご支援頂きました皆様には、当社代表の私、及川昌弘が自ら書き上げた自作本「なせど成らぬことばかり、されど楽し我が人生」を差し上げる他、当社が製造する「飯寿し」各種をお届けし、当社が創業から100年を費やして積み重ねて来た伝統食「飯寿し」の旨味を実際に堪能して頂きます。さらに加えて、今後開催を予定している飯寿し試食イベントの「最優先招待券」(2025年5月から1年間有効)をお届けする予定です。

実際、当社は2017年9月に当社地元の北海道伊達市のホテルを会場に、日頃ご愛顧頂いている一般消費者を招き、当社自慢の飯寿し全製品を試食して頂くイベントを開催し、地元メディアも揃って取材に訪れるなど大きな話題となり、参加者からも「楽しかった、是非2回目も参加したい」「次はいつ開催するのか?」といった声も日増しに多くなっています。

是非、このイベントは開催したいと考えています。

面白いリターンとしては、当社工場を自由に見学し、飯寿し作りの体験なども出来る、さらには出来立ての当社製品をお持ち帰りできるお土産付き当社工場訪問特別チケット(2025年5月から1年間有効)もご用意しました。

そして、とっておきのリターンとして、当社及川社長を勝手に呼びつけて、及川社長に直々に意見を言える特別チケットなるものも用意しました。お許しさえ頂ければ、全国どこへでも出向いてお話を聞くのが大好きな及川社長の夢を叶える企画にお付き合い頂ける特別チケット(2025年5月から1年間有効)です。是非、実現させて下さい。

これらのリターンです。おもしろチケットもあれば、ユニークで楽しい企画ばかりです。

グルメにこだわる食通の皆様からのご支援が頂けるものと期待しています。

そのご支援者の皆様の舌を唸らせる美味しい当社の飯寿し各種もお届けする予定で、中でも当社発売から間もなく半世紀を迎える当社の看板商品「キンキいずし」は、脂の乗った高級魚「キンキ」を使った飯寿しとして広く北海道民からご愛顧頂いている商品で、この商品をお届けします。

必ずやご満足頂けるものと確信しております。


スケジュール

2025年5月 当社工場内での飯寿し製造現場や、美味しい食べ方などを提案する新たな動画の制作を開始

    6月 地元行政などへの、イベント開催の相談と申し入れを開始

    9月 SNSなどでの新たな情報発信を開始

   10月 一般消費者向けイベント(試食会、物産展、展示会)などを開催 

      リターン発送     


最後に

北海道が誇る伝統的発酵食品「飯寿し」の食文化を、我々の世代で途絶えさせる訳には行かない!!

その思いだけで、このプロジェクトを立ち上げました。

「何故、御社だけで・・・?」と疑問に思われる方も多いと思います。

どの業界にも、業界団体や集まりなどがあり、業界内の問題などを協議する場がありますが、我が飯寿しを製造する業界には残念ながら、そのような団体も集まりもありません。その為、情報交換をする場さえ存在しないのが現状です。

それじゃあ、まず当社から動いてみよう!!

そうすれば、当社の動きに賛同して一緒に活動を支えてくれる仲間が集まるのではないか?そんな思いがこのプロジェクトの背景となっています。


当社だけの飯寿しが売れればそれでいい!!そんなケチな考えは毛頭ありません。

北海道内、さらには本州方面で飯寿しを製造する業者さん、みんなが同じ悩み、懸念を抱いていることは間違いないと思います。

ならば、当社がまず旗を上げよう!!そして、その旗に賛同して集まって頂ける方に協賛、協力をを求めたい!!

その思いが私のケツを叩いています。その為には、まず現代の若い世代の必須アイテムとして生活に密着しているSNSのコンテンツを作成し、そこからスタート、次の段階としてリアルイベントを開催し、飯寿しの美味しさ、素晴らしさを実感してもらえる機会を作りたいと計画しています。

8年ぶりの飯寿し試食イベントを開催したい

実際、当社では2017年9月に、当社キンキのいずし発売40周年を記念し、謝恩の意味を込めて、当社地元の消費者を対象とした「試食会」を開催、会場には120名を超える参加者が集まり、飯寿しの試食だけでなく、当社顧問をお願いしている、我が国寿司研究の第一人者である日比野先生をお招きしての講演会なども行って来ました。

その後、コロナ禍などもあり大好評だったこのイベントも開催出来ていません。是非、このイベントの第二回目を開催したいと計画しています。

このイベント開催にこぎ着けた暁には、今回のプロジェクトご支援者全員に、このイベントへの特別最優先ご招待券を差し上げる予定です。

是非、ご支援ご協力宜しくお願い致します。

2017年に開催した試食イベントで挨拶する及川代表

試食会を前に寿司博士の日比野先生の講演


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • 新たなコンテンツとして、本格的な製造現場の生々しい動画を制作します。その動画をベースに、SNSやマスメディアなどで情報発信を行います。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • お陰様で無事にプロジェクトご支援終了しました

    2025/03/21 15:31
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • 早いもので、1月末から募集を開始致しました今回のプロジェクトですが、ご支援締め切りの3月20日まで、残り2日となりました。現在、おかげさまで目標の67%までご支援額が積みあがっておりますが、出来ましたらあともう少し、ご支援を頂けると「次」に進める原資が出来ますので、あともう少しだけ頑張りたいと思っております。現状の具体的な今後の動きとしては、まずは今回のプロジェクトの大きな基本的なテーマ「北海道が誇る伝統的な発酵食品、いずし食文化を守り次世代に繋げたい」の、情報発信ツールの基本として公式ウェブサイトを立ち上げるべく、準備を進めております。このサイトでは、いずしの美味しい食べ方などはもちろん、いずしの歴史やなぜ北海道で定着したのか?これからの予想など、寿司研究を専門に行う学者先生などのインタビューなども交えながら、時に学術的に、一方では親しみやすい、温かみのあるサイトにしていきたいと計画しています。サイト開設は、5月のGW前後を目指しており、さらなる充実も図っていきますので、是非ご期待ください。 もっと見る
  • ご支援者並びに、私のプロジェクト「北海道が誇る発酵食品、飯寿司食文化を守り、次代に継承させたい」にご賛同頂いております皆様に、改めましてのお礼、そしてお願い、現状のご報告をさせて頂きます。今回のプロジェクトのご支援締め切りの3月20日まで、あと2週間となりました。お陰様で、目標金額の現在の時点で63%に達し、ご支援頂きましたご支援者も25名を数えております。それ自体大変ありがたく、嬉しく、身の引き締まる思いでございます。残すところ、後締め切りまで2週間、最後の最後まで頑張り、ご支援の輪を広げさせて頂きたく、皆様に拡散のお願い宜しくお願いします。さて、現在の動きをお知らせ致します。とにかく、今回のプロジェクトは、私の勝手なかつ一方的な思いだけで始めたものであり、どれだけご賛同頂ける方がおられるのか?全く分からない状態でスタートしました。ですので、どれくらいのことが出来るのか?可能なのか?全く分かりませんでしたが、現状25名を超える多くの皆様のご賛同を頂けましたことは大きな自信になり、やはりこの活動は無駄ではなさそう・・・という思いに駆られております。まず始めたいことは、情報発信です。飯寿司と言う北海道が誇る食文化の歴史や現状、今後の見通しなどを様々な角度から分析し、多くの方々の声をまとめ、発信していきたいと思っております。その為の第一歩として、当社の公式ウェブサイトとは全く別の、飯寿司食文化専用情報サイトを立ち上げ、地道ながらも発信し続けることを決めました。現在、そのサイト立ち上げの準備を始めました。遅くても、今年夏前にはサイトを立ち上げ、公開したいと計画しています。まずは、現状のご報告と今後の計画をお伝え致します。今後も何卒ご期待のほど宜しくお願いします。 もっと見る

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