紛争が絶えない南スーダンで日本の教師が奇跡を起こす
なかよし学園では2024年からアフリカ南スーダン共和国での活動を開始。日本人が誰も訪れることができない北部国境地域の難民居住区で活動を続けています。
南スーダンは、独立後も内戦や武力衝突が続き、治安が極めて不安定な地域です。特に北部や州都ジュバ周辺では反政府勢力や武装集団の活動が活発で、難民や避難民が多数発生しています。加えて、飢餓や医療不足が深刻で、感染症のリスクも高く、国際的な支援が不可欠な状況です。

そんな過酷な環境下で、なかよし学園は日本のNGOとして唯一、南スーダン北部のNew Fangak州で継続的な支援活動を展開しています。食糧支援や医療支援に加え、現地の人々と協働した教育プログラムや社会起業の推進にも取り組み、地域の自立と平和構築に貢献しています。危険が伴う地域での柔軟かつ実行力ある活動は自衛隊へのヒアリング調査協力など日本への貢献性も高く、国際連合や英国Windsor城での評価もいただいています。紛争地を教育で平和に変える。これが、なかよし学園の特異性です。
難民居住区で「なかよしふりかけ」
なかよし学園は、長崎県壱岐島の小学生と共に「なかよしふりかけ」を共同開発しました。このふりかけは、壱岐島の特産品や規格外食材などのフードロス食材を活用し、持続可能な食文化の発信を目指した商品です。
本プロジェクトは、壱岐市と「エンゲージメントパートナーシップ」を締結し、地域と連携しながら展開しています。さらに、日本郵便とも提携し、全国の郵便局ネットワークを活用した販売を行うことで、多くの方々に手に取っていただける機会を広げました。
この「なかよしふりかけ」の売上の一部は、南スーダン難民居住区での食糧支援活動に活用されています。食糧不足に苦しむ子どもたちに必要な栄養を届けるため、私たちは引き続き支援を続けてまいります。
壱岐島の子どもたちの想いが詰まった「なかよしふりかけ」を通じて、地域の活性化と国際貢献を両立する取り組みとして、今後も多くの方々のご協力をお願い申し上げます。
南スーダンに学校をつくろう!
そんななかよし学園だからこそ、南スーダンでの学校建設プロジェクトを進めることができます。この取り組みには「金継ぎHEROネクタイ」の収益を活用し、教育の機会が奪われた子どもたちに学びの場を提供するための支援を行います。
南スーダンでは、内戦や避難生活により多くの子どもたちが教育を受ける機会を失っています。なかよし学園は、現地のニーズに寄り添い、安全に学べる学校建設を目指し、現地コミュニティと協力しながら進めています。学校は単なる学びの場だけでなく、地域の人々が集い、安心して未来を語り合う「希望の拠点」としての役割も果たします。

今後も「なかよしふりかけ」や「金継ぎHEROネクタイ」を通じ、地域と世界をつなぐ活動を続けてまいります。皆様の温かいご支援が、未来の笑顔に繋がります。是非この金継ぎHEROネクタイを身につけて世界の平和を一緒に作りましょう!




