
皆さまの温かいご支援により、広島県の「子供の家三美園」様へ書籍を届けることができました。
施設長様からは、日々の現場で感じていることや、子どもたちの背景について丁寧にお話を伺うことができました。
この施設に入所する子どもたちの多くは、ネグレクトや身体的・性的虐待を経験してきたそうです。
そのため、幼い頃に絵本の読み聞かせを受けたり、自ら本を手に取るという「本との出会い」の機会を持たずに育ってきた子どもも少なくありません。
読む習慣がない子どもたちに本を届ける意味はあるのか――
そんな問いに対し、施設長はこう語ってくれました。
「今すぐ読んでくれなくてもいいんです。
10年後、20年後に本の意味に気づいてくれたら、それで十分なんです。」
その言葉には、子どもたちの未来を信じて待つ、大人としての覚悟と希望が込められていました。
また「本を送っていただけるだけでもありがたいのに、実際に足を運んでくださることが本当に嬉しい。」とのお言葉もいただきました。
子どもたちの現状、職員の苦労や想い、そして社会との距離感――。現場に行って、話を聞いて、初めて見えてくる現実があります。
今後も私たちは、ただモノを届けるだけではなく、継続的に「つながる支援」を意識して行動していきたいと強く感じました。
こども未来応援団
近江谷広樹





