こんばんは。 寒いですね。なんでも数年に一度の強い寒波が来ているそうで、「不要不急の外出は控えるように」なんて指示も出ています。雪で思い出すのは、30年くらい前、大雪で名神高速が不通になり、高速道路上で48時間も閉じ込められる事態になったこと。大雪は峠を越えたのに、高速道路に滞留した車が邪魔になり、除雪作業ができなくて通行止めが長引きました。そんな目にあって以来、冬は「閉じ込められても平気な装備」、カセットガスのストーブや飲料水、耐寒寝袋、食料なんかを常備しています。 車の中で泊まる場合、体を横にする方法としては、シートをリクライニングさせて寝る方法と、荷室の床で寝る方法があります。シートをリクライニングする方法は、そのままではあまり快適ではありません。シートの背もたれが反っていて、後席の座面が後傾しているため、凸凹していて平坦ではありません。エアーマットなどで均してやらないと体のあちこちが痛くなってしまいます。荷室の床は、こちらも平らではありません。格納したシートが段差になっていたり、シートスライドのレールが出っ張っていたり、そもそも床の鉄板が凸凹した波板になっていたりします。こちらもマットなどで均してやらないと痛い目にあいます。さらに、荷室は長さが足りません。身長170センチ程度の人が寝る場合、荷室の長さは190センチ無いと窮屈です。頭かつま先のどちらかが壁に当たっているのでは、寝返りをうつたびにゴツンとなって目が覚めてしまいます。 その点、現在使用している軽トラック+全高2.1メートルウイングボディは快適です。床は板張りで完全にフラットで、長さも1.9メートルあります。この中でストーブ焚いていれば、建物の中に居るのと変わりありません。エンジン掛けっぱなしで暖房を使っているとガス欠や一酸化可炭素中毒の心配がありますが、この方法なら大丈夫(トラックのボディは隙間だらけで気密性が高くないので、ストーブの使用による一酸化炭素中毒の心配は要りません)。雪に閉じ込められた場合だけでなく、普段からパーソナルスペースとして使用するにも便利です。 夏は暑いのが難点ですが、エアコン付きキャンパー仕様のボディも構想中です。でも、こちらは寸法に余裕がある軽トレーラーでやりたいと思います。軽トレーラーの紹介はまたの機会に。






