
いつも温かいご支援をありがとうございます。
前回は、井川のミズナラの端材を使った名板やプランターなど、
森の木が新しい形で生き続ける取り組みをご紹介しました。
今回は、森の香りを“味わう”体験についてお話しします。
お届けするのは、ウイスキーの熟成前、
蒸溜したばかりの透明な原酒 ニューポット と、
ミズナラを炭化させた フレーバースティック のセットです。
ニューポットは、本来「門外不出」の存在です。
樽に詰めて熟成を重ねてこそウイスキーになるため、
通常は蒸溜所の外に出ることはありません。
しかし今回は、蒸溜所のメンバーが
「これなら多くの方に届けたい」と太鼓判を押してくれました。
手詰めの準備からラベル貼りまで、支援数が確定した後に、
スタッフの手でひとつひとつ心を込めて仕上げていきます。
私たちのニューポットは、アルコールの力強さの中に、
しっかりとしたモルトの甘みと、水の柔らかな甘み を感じられるのが特徴です。
ミズナラスティックを加えることで、
時間とともに 香りと色の変化 を楽しむことができます。
森の恵みが少しずつウイスキーへと育っていく過程を、
手の中で感じていただけたら嬉しく思います。
味わいの感じ方は人それぞれですが、
“森の香りが息づく一滴”として、
井川の森と蒸溜所の思いをそのままお届けします。
長く森を見つめてきた私たちにとって、
このニューポットは 「森がくれたはじまりの一滴」 です。
皆さまの手の中で、ゆっくりと時間をかけて育てていただければ幸いです。
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