
井川の森では、在来の生態系を守るために、外来樹種の侵入を防ぐ取り組みを進めています。
その一つとして、登山道の入口に「種子落としブラシ」を設置しました。このブラシは、登山者の靴底や装備に付着した外来植物の種子が森の中へ持ち込まれないようにするためのものです。
通過するだけでは十分な効果が得られないため、登山者の皆さんには、靴底をしっかりブラシにこすりつけて土や種子を落としていただくようお願いしています。
このわずかな行動が、外来種の侵入を防ぎ、井川の森本来の生態系を守る大きな力になります。
こうした取組は、2025年秋に静岡新聞でも紹介されました。南アルプスの登山道入口に設置した「種子落としブラシ」が、外来種の侵入を防ぐ新しい保全活動として注目されています。
記事はこちらからご覧いただけます:南アルプスの生態保全…まずは“足元”から 静岡のウイスキー事業者、登山道に「種子落としブラシ」設置(静岡新聞SBS)
登山道の入口で、登山者と森が“協働”するための小さな装置。それがこの種子落としブラシです。
皆さまのご支援が、こうした保全の仕組みを現場に届けています。これからも、森を“守る行動”を一歩ずつ積み重ねていきます。
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