井川の森のクラウドファンディングも、残りわずかとなりました。ここで、これまで皆さまと一緒に進めてきた “森のしごと” を振り返りたいと思います。

この1か月間、私たちは森を「味わい」「守り」「見守り」、そして「森の思いを形にする」さまざまな取り組みを共有してきました。

■ 外来種から森を守る「種子落としブラシ」登山道の入口に設置し、登山者の方に靴底をこすってもらうことで外来樹種の侵入を防ぐ仕掛けです。静岡新聞にも取り上げられ、井川の森を守る第一歩として動き始めました。

■ 森を見守る「モニタリングカメラ」森の奥に設置したカメラには、ツキノワグマの姿も記録されました。森が確かに生きていることを静かに伝えてくれる大切な取り組みです。

■ 森の素材を生かした「アップサイクル・キーホルダー」ウイスキーの仕込みで使われた英国モルト袋を、井川に暮らす料理人が一つひとつ手しごとで再生しています。森とともに暮らす人だからこそ生まれる温かいプロダクトです。

■ 大井川源流の水とミズナラの香り「テイスティングセット」井川蒸溜所のニューポットに、ミズナラのチャースティックを浸し、香りの変化を自分の手で楽しむ体験型の返礼品です。森のフレーバーを感じていただける井川ならではの取り組みです。

■ 森の価値を社会へつなぐ「認証とJクレジット」井川の森は自然共生サイトに登録され、ABINCの考え方に対応しながら生物多様性を守る活動を続けています。2024年分のJクレジットは完売し、エコプロアワード財務大臣賞やGreen Destinationsの評価もいただきました。

どの活動も、皆さまのご支援があって初めて実現できたものばかりです。森を未来へつなぐ挑戦を、ここまで一緒に歩んでくださり、本当にありがとうございます。

クラウドファンディングは、11月30日（日）まで。最後の数日も、井川の森の物語を見守っていただけたら嬉しいです。

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