初めまして!玉山うるおいイチゴ園です!
園長の菊地と申します!
当園は岩手県盛岡市玉山区渋民で夏いちごの栽培をしている夏いちご専門農園です。
『南部富士』岩手山と姫神山の裾野にある農場で2021年から夏いちご約8,000本を栽培し、
【美味しくて『うるおい』たっぷりの夏いちごづくりに取り組み、地域に、生活に、皆様に『うるおい』を届ける】
をモットーにただの農業ではなく、関わる人と土地、そして皆様の潤いある食卓の橋渡しとなれるよう、当園は美味しい夏いちごの生産に取り組んでいます。

『南部富士』岩手山
園長の菊地です!
このプロジェクトの目的
日々発生する規格外品の夏いちごの利活用や、新たな栽培法の取り組みなど、夏いちご栽培を続ける中で面白い事が次々と起こる中、全国的に生産量が少なく、知名度も低いこの『夏いちご』がどうしたらもっと認知が広がるか。。。
今まで支えてくれた皆様はもちろん、岩手県、全国、そして世界の方々に、夏いちごの色々な美味しさを味わっていただき、夏いちごの事をもっともっと知ってもらいたい!
そんなモヤモヤを抱えていた中で、ある時CAMPFIREさんを通じた皆様との繋がり方を知り、皆様からのご協力をいただきつつ想いを一つの形にするべく、
『夏いちごジャムを商品化したい!』
と、このプロジェクトを起ち上げました。
岩手県盛岡市玉山にある夏いちご専門農園
夏いちごとは??
『夏いちご』とは7~11月の夏秋時期に収穫ができるいちごの事を指し、スーパーなどで一般的に販売されている『紅ほっぺ』『とちおとめ』『あまおう』などは『冬いちご』に分類されます。
みかんにも夏みかんと冬場のみかんがあるように、いちごにも『夏いちご』と『冬いちご』があるんです。
一般的には酸味が強く加工用が主の夏いちごの中でも当園では『すずあかね』という品種を栽培しています。
『すずあかね』は数ある夏いちごの中でも特に食味が良く、その夏らしい爽やかな酸味と甘みが特徴の、生食用に向いた希少な夏いちごです。
また、その希少性や取り組み、そして盛岡という土地で栽培されている事から、2025年2月に盛岡ブランド品『盛岡夏いちご』として認定(第06-02号)を受け、当園は唯一の盛岡夏いちご生産者として認知拡大・販売促進を行っております。

夏いちご『すずあかね』

持続可能ないちご栽培
いちご栽培における重要な工程でもある授粉作業には一般的に『マルハナバチ』が使用されています。
当園でも1箱50匹程度のマルハナバチが入った資材を年に6箱程購入し、授粉作業を行っていました。
しかしながら近年における温暖化の影響で比較的冷涼な岩手県でも、ここ数年はハウス内で40~50℃に達する事もあり、授粉用に導入されたマルハナバチの多くは1週間~1カ月以内に全滅してしまいます。
※通常は導入後2カ月以上授粉作業を行う事ができます。
また、個体数の減少から米国やカナダでは『絶滅危惧種』、日本でも『準絶滅危惧種』に指定されており、今後は資材価格の高騰、使用制限、最悪の場合使用禁止の可能性も高いです。
このままでは将来的にいちご栽培が継続できない可能性もあります。
授粉作業中のマルハナバチ
そこで当園では持続可能な夏いちご栽培を実現するために、東洋大学澁澤ゼミの皆様の協力のもと、マルハナバチ授粉の代替手段として一部ハウスでの『ドローンによる送風授粉』の導入を進めています。
ドローン飛行の際に発生する下向きの送風を利用して、夏いちごの花を振動させ授粉を促すものです。
ドローン授粉によるスマート化により、経費削減・省労力化・効率化に繋がる事で生産性が向上し、持続可能な夏いちご栽培の一助となることが可能です。

授粉作業中のドローン
歌人・石川啄木も好んだいちご
当園が夏いちご栽培をしている岩手県盛岡市玉山は『歌人・石川啄木』出生の地とされ、市内の各地には石川啄木の歌が刻まれた歌碑が建っています。
そんな石川啄木の晩年を記した文献には『いちごジャム』の文字が。
文献によるとどうやら石川啄木は
『いちごが食べたくていちごジャムを食べたがあまりにも甘く、もっと酸っぱいものが食べたかった』
と語り、故郷の盛岡市玉山に想いを馳せたとの事でした。
石川啄木は甘いいちごよりは酸味のあるいちごが好みだったようです。

歌人・石川啄木(石川啄木記念館提供)
夏いちごジャムを商品化したい!
当園で栽培している夏いちご『すずあかね』は晩年の石川啄木のエピソードからするとまさにぴったりの特徴を持ち、ドローンを使用した栽培方法や、収穫期には規格外品の夏いちごが日々発生してしまう現状から
『石川啄木が晩年に求めた味を再現しつつ、持続可能な未来を体現する夏いちごジャムが作れないだろうか』
と思い立ち、今回のプロジェクトを起ち上げました。
ジャムは無着色・無香料・自然由来の甘味料にこだわり、石川啄木が晩年に求めた酸味のあるものとなるよう砂糖の量を抑え『すずあかね』の風味が感じられるように仕上がっています。
原材料にはもちろん当園の夏いちごを100%使用し、ドローン授粉を行い、日々発生する規格外品の夏いちごを主に加工に使用する事でハチの生態系保全・フードロス低減とSDGsに関する重要な役割を担います。
また、商品名は『うるおいいちごジャム~啄木~』とし、啄木を想いつつ、当園のポリシーでもある『うるおいを届ける』が感じられるようなネーミングにしました。
石川啄木の歌碑と夏いちごジャム
リターンについて
【うるおいいちごジャム~啄木~】
・原材料:いちご(盛岡市玉山産)、グラニュー糖、レモン果汁、トレハロース
・内容量:150g
・賞味期限:製造日から約3ヶ月
・保存方法:直射日光、高温多湿を避け、冷暗所で保存
※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。
※仕様、デザイン等、一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
夏いちごジャム『うるおいいちごジャム~啄木~』に加えて、当園で栽培する夏いちご『すずあかね』も味わっていただけるセットをご用意しております。
『すずあかね』は瑞々しくジューシーで、その夏らしい爽やかな酸味と甘みはそのまま食べてもよし、甘味と合わせて食べるもよし。練乳や生クリームと合わせて食べるとより一層甘さを引き立たせます!
パックに関しては収穫したものをその日に梱包し発送させていただきます。
夏秋の時期にしか味わえない希少な夏いちごを是非、ご賞味ください!

セットの夏いちご『すずあかね』パック
とれたて夏いちごをお届けします
支援金使途・スケジュール
今回ご支援いただいたお金は、夏いちごジャムの商品化に向けた製造資金や運転資金、販売における諸経費などに活用させていただきたいと考えております。
また、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けいたします。
【スケジュール】
3月上旬 クラウドファンディング開始
4月下旬 クラウドファンディング終了
6月上旬 製造開始
7月 商品完成・事前告知
8月~12月 リターン随時発送
※スケジュールについては今後変更の可能性もございます。

7月から徐々に実をつけます
最後に
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
今回のこのプロジェクトで商品化される『うるおいいちごジャム~啄木~』が、盛岡市玉山の過去の象徴ともいえる歌人・石川啄木へ捧げ、持続可能な未来を創る、まさに橋渡しのような存在となれればいいなと思います。
その上で、独立当初より『盛岡=夏いちご』となれるよう想いを込めて栽培を行ってきましたが、生の夏いちごだけではなくこのジャムが盛岡のお土産品として広く認知されれば、当園としてもこれ以上ない喜びです。
また、ジャムであれば生のいちごよりも海外発送の可能性が大幅に広がります。
ここ岩手県盛岡市玉山から全国、そして世界へ!
この夏いちご『すずあかね』を色々な形で広く皆様の食卓に『うるおい』をお届けできるよう願いを込めつつ、皆様からご支援を力にこのプロジェクトを成功させたい思っております。
どうぞよろしくお願いいたします!
よろしくお願いいたします!
最新の活動報告
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【うるおいイチゴジャム販売開始!】
2025/07/05 10:39園長です!(°∀°)ついに!いよいよ!!よーーうやく!!!『うるおいイチゴジャム〜啄木〜』販売開始となりましたー!着想は2021年!そこから構想を練りに練って!!今年に始めたクラウドファンディングを経て!!!ようやくお披露目となりました!当園で作った希少な『盛岡夏いちご』を、『スイーツ畑 セゾン・ド・スリール』の瀬川パティシエの手で1つ1つ丁寧にジャムに加工して、『studio tsumugi.』さんにデザインしていただいた可愛らしい特製ラベルで封をしています。かの歌人・石川啄木が晩年に求めたと文献にも残っている『甘酸っぱいイチゴのジャム』は瀬川パティシエの手により無着色・無香料・自然由来の甘味料を使用し『盛岡夏いちご』の夏らしい爽やかな甘酸っぱさが存分に引き立つ加工がされており、石川啄木が求めたであろう味を限りなく再現しつつも、他のイチゴジャムとは一線を画す味わいとなっております。トーストやヨーグルトなどにもピッタリですし、さっぱりとした味わいとなっているので1瓶ペロッといけちゃいます!また、一際目を引く可愛らしいラベルには、ーー夏いちごで食卓が『うるおい』あるものとなりますようにーーと、『studio tsumugi.』さんの粋な計らいにより、園長の想いをラベルに載せていただきました!ぜひ手に取った際は細部まで眺めつつ探してみてください!原材料にはもちろん当園の『盛岡夏いちご』を100%使用し、その『盛岡夏いちご』は栽培の過程で行われる受粉作業を『ドローンによる送風受粉』にて行なっております。アメリカ・カナダでは絶滅危惧種、日本でも準絶滅危惧種に指定されている『マルハナバチ』による受粉の代替手段としてドローンを使用する事によりハチの生態系保全や、日々発生する規格外品の夏いちごを主に加工に使用する事でフードロス低減に繋がったりと、持続可能な未来における重要な役割を担います。この『うるおいイチゴジャム~啄木~』が、盛岡玉山の過去の象徴ともいえる歌人・石川啄木を想いつつ、盛岡のプロの方々の手によって作られ、その上で持続可能な未来に繋がる、まさに橋渡しのような存在となりつつ、この盛岡から県内・全国・世界へと発信できるお土産品となれればいいなと思います。、、、なんてね( ´°∀°` )という事で!色々と書き連ねてきましたが!様々な想いが込められたこのジャムがいよいよ販売となります!当園での直販に加え、道の駅もりおか渋民『たみっと』の産直『都季の屋』さんにも盛岡夏いちごパックと共に並びました!希少な盛岡夏いちごを瀬川パティシエの手作りでお届けする都合上、少量ずつの製造となるため、状況を見つつ今後は当園のオンラインショップやふるさと納税、他店舗さんにも販路を広げて行きたいと思います!もちろん!クラウドファンディングでご支援いただいた方々へのお礼のジャムも並行して進めて参りますので、お手元に届くまで今しばらくお待ちいただければと思います!それでは皆さま!!どーぞよしなに!(°∀°) もっと見る
御礼!
2025/05/01 13:53園長です!(°∀°)3/1より始まりました『夏いちごジャムを作りたい!』プロジェクトのクラウドファンディングは昨日4/30を持ちまして終了となりました!ご支援いただきました皆さま、本当に本当にありがとうございましたー!!!『本当にこれで伝わるのだろうか』『応援してくれる人いるだろうか』と色々な不安を抱えながらスタートした人生初のクラウドファンディングでしたが、結果的にこのように多くの皆さんに支援をいただき、感謝でいっぱいになりつつ、ようやくホッとした部分もあります。しかしホッとしたのも束の間、ここからが本番です!!いただいたご支援や応援の声を形にするべく、商品化に向けてどんどん進んでいきます!商品デザインも大方固まりつつあるので、お披露目の際にはこちらのアカウントで告知しますね!とにもかくにも!2ヶ月間に渡り行われたクラウドファンディング、ご支援ご声援本当にありがとうございました!!CAMPFIREの掲載ページでは活動報告も更新していきますので、引き続きお付き合いいただければと思います!どーぞよしなに!(°∀°) もっと見る
最後のお願いです!
2025/04/24 13:33園長です!(°∀°)3/1から始まった『夏いちごジャムを作りたい!』プロジェクトのクラウドファンディング!いよいよ残すところ1週間を切りました!!あっという間ですね、、、!これまで支援をしていただいた方々、応援・拡散いただいた方々、直接お声掛けしてくださった方々、本当に本当にありがとうございます!!目標額にはまだまだ届きませんが、少しでも多くの想いを形にするべく、最後のお願いとして改めて『夏いちごジャム』についてお話させてください!今回商品化を目指している『うるおいイチゴジャム』は、当園で栽培した夏いちご『すずあかね』を100%使用して作られるジャムです!その夏らしい爽やかな酸味と甘みを存分に活かし、素材本来の美味しさを引き出したジャムは『スイーツ畑 セゾン・ド・スリール』の瀬川パティシエの手で1つ1つ丁寧に作られます。また当園の夏いちごは、その特徴と盛岡で生産されている事から盛岡ブランド『盛岡夏いちご』として認定され、唯一の生産者として新たな歩みを進める事になります。たたでさえ全国的に生産量が少なく希少な夏いちごを、瀬川パティシエの手作りでこれまた少量生産するため、プレミアムな贅沢ジャムとなっております!『盛岡夏いちご』を使い、盛岡の新しい特産品・お土産品として多くの皆さんに知ってもらい、手に取ってもらえる、そのための一歩としてこの『うるおいイチゴジャム』をぜひ商品化していきたいと思います!残り期間あとわずか!!みなさま何卒ご支援のほど、よろしくお願いいたします!!どーぞよしなに!(°∀°) もっと見る







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