開催まであと1か月、毎日更新の9日目は、八女側のパートナーであり、共催として参加してくれたやめスマ研究所のDさんの選んだ写真。タイトルは「みんなで観た夕日・・・どう見えたかなぁ？」。

宮城県東松島市の旧野蒜駅。東日本大震災で大きなダメージを受け、現在は高台に新駅が設置されました。旧野蒜駅は東日本大震災の記録、復興状況などを展示・紹介し、広く後世に伝承することで、震災の風化を防ぎ、防災意識の醸成を行う「東松島市震災復興伝承館」になっています。

https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/shisei/shinsaifukko/fukkokinenkoen/fukkodensyokan.html

昨年の事業実施の初日、高校生たちが最初に宮城で見学したのもこの施設でした。地元とは1時間違う日没に距離の遠さを感じつつ、夕焼けを前に彼らが旧野蒜駅のホームに立った時、ちょうど夕方のオルゴールの音楽が流れたことを覚えています。

Dさんからは、「あたりまえに見れる夕日ですがいつもとは違ってみえました。震災からこれまで被災された方々が夕日を見てどう感じられてたのか？八女の高校生達にはどう見えて何を感じたのか・・普段は何気に見ている夕日を観て、『あたりまえ』を考えさせてくれた夕日でした。」とのコメントも頂きました。

Dさん、いつも高校生たちを「未来の当事者」として、応援、見守り、時には背中を押してくださってありがとうございます。今年の高校生たちとも、この場所で夕日を見ましょう！