図録の表一デザインがあがってきました。また、図録コースがいっそうお得になりました！ 図録コースについてのご案内写真集『書棚 ─ 佇まいの彼方』は、構成を深め、掲載内容を見直した結果、160ページから198ページへと充実した内容となり、会場での販売価格は税込 ¥6,000を予定しています。この「図録コース」では、その写真集に加え、会期中何度でも入場可能な「通し入場券」（クラウドファンディング限定・非売品）をセットで、同じく税込 ¥6,000でご提供します。図録を確実に手にできるだけでなく、展示を繰り返し楽しみたい方にもおすすめの、限定50口の特別コースです。2025/6/13現在

江戸川乱歩の書棚。プリント作業が佳境です。２メーターｘ４メーターになる予定です。

展覧会に向けて、小さな映像をつくりました。書棚たちの気配が、すこしでも届けば嬉しいです。

Fine Art Photography Awards ノミネートのお知らせみなさまいつもご支援・応援をありがとうございます。このたび、私の作品《Book Shelf》が、第11回 Fine Art Photography Awards（プロフェッショナル部門・オープンテーマ）において、Nominee（ノミネート）作品として選出・公表されました。本賞では、上位入賞（1〜3位）とは別に、審査を通過した作品が「Nominee」として公式に公表されます。小さな評価ではありますが、展覧会の準備を進めるなかで、励ましとなる知らせでした。https://fineartphotoawards.com/winners-gallery/fapa-2024-2025/professional/open-theme/hm/22283ノミネート作品を含むシリーズは、今年8月に開催予定の写真展『Book Shelves Retrospective／書棚 ─ 佇まいの彼方』（目黒区美術館 区民ギャラリー）でも展示いたします。みなさまのご支援に、あらためて感謝申し上げます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

現在、8月開催の写真展『Book Shelves Retrospective／書棚 — 佇まいの彼方』に向けて、プリント作業を少しずつ進めています。その一つ、作家・温又柔さんの書棚は、拙連載「新・小説のふるさと」の取材時に撮影したものです。ちょうど『来福の家』が刊行された直後、ご自宅でお話をうかがいながら、書棚を記録させていただきました。台湾と日本、中国。育まれた言葉の感覚、越境的なまなざし——静かに佇む本の背表紙から、そのような温さんの原点が立ち現れてくるようでした。この写真も、展覧会の中で展示される予定です。ご支援くださったみなさまに、こうしたかたちで少しずつ準備の過程をお伝えできればと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。