
「ウクライナに消防車を送るプロジェクト」にご支援くださった皆さまへ
このたびは、私たちWDRACの呼びかけに対し、心からのご支援と共感を寄せていただき、誠にありがとうございました。
3月15日にスタートしたこのプロジェクトは、最終的に256名の方々からご支援をいただき、目標額を大きく上回る3,241,612円が集まりました。お一人おひとりの思いが、まさに命を守る力として結集したこの結果に、深く感謝すると同時に、身が引き締まる思いです。
戦禍が続くウクライナの地では、日々、多くの人が暮らしを守るために、命がけの活動を続けています。しかし、消防車や設備が前線に回されたり、空爆で失われたりと、地域には深刻な装備不足が広がっています。だからこそ今回、私たちは現地NGO「Actions Beyond Words」と連携し、消防車を現地に届けるプロジェクトに踏み出しました。
集まった資金は、消防車の調達・整備・輸送、そして現地での受け渡しや稼働支援、支援物資の輸送に大切に使わせていただきます。これは単なる支援ではありません。私たち日本から、「誰かの命を、自分ごととして守りたい」という、確かな意思を届ける行為です。

このプロジェクトはゴールではなく、始まりです。WDRACはこれからも、ウクライナや世界の戦災地に寄り添いながら、希望とつながりを届けてまいります。どうか今後も、共に歩んでいただけたら嬉しいです。
重ねて、すべての支援者の皆さまに、心よりの感謝を申し上げます。
一般社団法人 戦災復興支援センター(WDRAC)
代表理事 長尾 彰






