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「 U-25 秋吉台サイレントフィルムフェス 」対象者:小学生〜大学院生

小学生から大学生までを対象とした、活弁士と映写技師による大正〜昭和初期の名作サイレントフィルムの上映会を実施し、古き良き日本の映画文化を次世代に継承します。 【実施日】2025年3月29日、3月30日 【会場】秋吉台国際芸術村(山口県美祢市)

現在の支援総額

62,800

7%

目標金額は800,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

15

「 U-25 秋吉台サイレントフィルムフェス 」対象者:小学生〜大学院生

現在の支援総額

62,800

7%達成

あと 15

目標金額800,000

支援者数9

小学生から大学生までを対象とした、活弁士と映写技師による大正〜昭和初期の名作サイレントフィルムの上映会を実施し、古き良き日本の映画文化を次世代に継承します。 【実施日】2025年3月29日、3月30日 【会場】秋吉台国際芸術村(山口県美祢市)

自己紹介

 初めまして、この度「U-25 サイレントフィルムフェス」を主催する「田中絹代メモリアル協会」事務局の河波と申します。

 「田中絹代メモリアル協会」は、山口県出身の昭和の大スター 田中 絹代(1909年〜1977年)の顕彰活動を実施すべく、市民活動団体として2000年に発足し、今年で25周年を迎えます。
 田中 絹代のまたいとこにあたる映画監督 小林 正樹 氏(監督作品:「人間の條件」「東京裁判」など)から「ぜひ田中 絹代の記念館を下関に」と依頼を受け、顕彰活動をスタートしました。

 田中 絹代は14歳で映画女優としてデビューし、他界する前年の66歳までの半世紀以上、248作品もの映画に出演し、高い演技力から「ベルリン国際映画祭 シルバーベア最優秀女優賞」を受賞するなど、世界的に高く評価された大女優です。

 これまでに田中 絹代に関する展示会や上映会、講演会などを国内外で実施し、2010年、「田中絹代ぶんか館(田中絹代記念館)」設立に漕ぎつけました。
 現在は、国内外のメディアや大学等に田中 絹代に関する知見の提供、田中絹代記念館アドバイザーとして来訪者へのガイドを実施しています。

                 田中 絹代(1909年〜1977年) 

 田中 絹代の顕彰活動と並行して、地域の文化推進と次世代へ映像文化の継承のため、「しものせき映画祭」をはじめとする様々な上映イベントや、1本のアニメーションを制作するワークショップ等を実施してまいりました。
 これまでに培った人脈やノウハウを生かし、今回、次世代を担う学生様向けの映画祭として「U-25秋吉台サイレントフィルフェス」を実施します。

「田中絹代メモリアル協会」公式ホームページ


このプロジェクトで実現したいこと


1 活弁士と映写技師による、名作サイレントフォルム上映
  〜 次世代への日本の映像文化の継承 〜

 「U-25 秋吉台サイレントフィルムフェス」は、小学生から大学生、大学院生までをメインの対象者として実施します。
 ネットやスマートフォンで手軽に動画が楽しめ、自ら作って発信できる時代に、敢えて映写技師によるサイレントフィルム上映と、活弁士の迫力あるライブパフォーマンスを体験していただくことにより、日本の古き良き映画文化を次世代に継承します。
 大正時代から昭和初期までの名作サイレントフィルム4作品を上映します。

           親子活弁士の麻生 八咫さん(右)・麻生 子八咫さん(左)

 まだ映画に音も色彩もなかった「サイレントフィルム」の時代、映画館の中には、スクリーンに映像を投影してくれる映写技師と、映像に合わせて生演奏をしてくれる楽団、巧みな話術で映画の内容を語り伝えてくれる活弁士がいて、彼らのパフォーマンスにより観客は映画鑑賞を楽しんでいました。
 
 残念ながら楽団はお招きできませんでしたが・・・活弁の二大巨頭である麻生 八咫さんと、"A Young Katsubenshi"として高校の英語の教科書でも紹介された、唯一無二の英語活弁士 麻生 子八咫さんをお招きします。
 
 映写技師の減少、高コスト、今や殆どの映画館や映画祭でデジタル上映が主流となり、フィルム上映はとても貴重な機会となりました。本イベントでは国内の映画祭でご活躍中の映写技師をお招きし、映写機による16ミリと36ミリフィルムの上映を実施します。デジタルの映像では味わえない、レトロで奥深い、重厚感あふれるフィルム上映をお楽しみいただけます。

 1950年代に不燃性の映画フィルムが普及するまでは、映画フィルムはセルロイドなどの可燃性の素材でできていたため、焼失してしまうことが度々ありました。特に戦争もあり災害が多い日本では、多くの映画フィルムが消失してしまいました。災害や戦禍を免れた貴重なフィルムを上映します。

 大正〜昭和初期は、映画は決して贅沢な嗜みではなく、リーズナブルでとても身近な娯楽でした。現在の物価に換算すると、かけ蕎麦一杯くらい、500円くらいで映画館での鑑賞を楽しめたと言われています。
 小学生のお小遣いでも支払い可能且つ、複数のお子様がいる大家族でも気軽にご参加いただけるよう、映画鑑賞料も当時を再現してワンコイン(500円)で実施します。 

◾️上映作品

「チャップリンの冒険」
  世界の3大喜劇王 チャールズ・チャップリンの主演、監督作。
  麻生子八咫さんの英語活弁でお楽しみいただきます。
「大学は出たけれど」
  小津安二郎監督 田中絹代出演作
  本来は2時間以上の長編作品でしたが、現存するのはたった11分間です。

                 (c)1929 松竹株式会社

「血煙荒神山」(ちけむりこうじんやま)

  チャンバラ映画史上最高の大スター 大河内伝次郎の主演作。

活弁ワークショップ「国定忠次」

  日本で大流行したチャンバラ映画『国定忠次』の映像に合わせて、作品の中の名台詞を、活弁士になりきって演じるワークショップを実施します。

2  田中絹代のパネル展示、ミニレクチャー 
    〜 田中絹代の顕彰、地域のダイバーシティ推進 〜

 会場ロビーでの田中絹代のパネル展示、田中絹代に関するミニレクチャー、山口県出身の舞台女優 福原まゆみさん(劇団俳優座)による田中絹代関連書籍のミニ朗読を実施します。

 田中絹代が活躍した時代は、まだ女性の社会進出が困難であった時代。そのような時代において、絹代は映画人としてキャリを積み、映画ひと筋の生涯を送りました。
 また、弛まぬ映画への探求心から、国内初の女優映画監督として、乳がんの女性を描いた「乳房よ永遠なれ」など、女性ならでは、女優ならではの視点で6本の名作を残しています。絹代の監督作品は、近年もフランスの複数の都市で上映されるなど、海外からも注目されています。

 女性が生き生きと社会で活躍できる今日は、絹代のようなかつての女性たちの数々の奮闘や、流した涙の礎の上に存在していると思います。

 現代の女性活躍のロールモデルに通じる「田中絹代」を風化させる事なく、次世代にも顕彰することにより、地域のダイバーシティ推進の一助となることを目指します。

          映画監督時代の田中 絹代
          ミニ朗読:福原まゆみさん(劇団俳優座/山口県 周防大島出身)


 山口県の文化とツーリズム推進


 本イベントを通じ、地域の文化の醸成の推進を目指すと共に、県内外からお客様にお越しいただくことにより、山口県のツーリズムの推進と地域の賑わい創出を目指します

 会場となる「秋吉台国際芸術村」は、日本最大のカルスト台地「秋吉台」に隣接した大自然の中にあります。「秋吉台国際芸術村」も建築の巨匠による、感性を刺激する斬新なデザイン、洗練された空間です。
 近隣には美しいエメラルドグリーンの「別府弁天池」、日本最大の鍾乳洞「秋芳洞」、温泉など観光名所が多数あります。
 山口県及び4市も後援となり、地域のにぎわいや関係人口の創出を目指します。

日本最大のカルスト台地 秋吉台

日本最大のカルスト台地 秋吉台

日本最大規模の鍾乳洞 秋芳洞(あきよしどう)

日本最大規模の鍾乳洞 秋芳洞(あきよしどう)

別府弁天池

会場:秋吉台国際芸術村


実施要領


◾️「U-25 秋吉台サイレントフィルムフェス」タイムテーブル

※2025年3月29日、30日両日とも実施内容は同じです。

13:00- 開場
13:30- 開演
     サイレントフィルムと田中絹代に関するミニレクチャー       
     田中絹代に関する書籍のミニ朗読    
     朗読:福原まゆみさん(舞台女優・劇団俳優座) 
13:50- サイレントフィルム上映    
     活弁士:麻生八咫さん、麻生子八咫さん    
     映写技師:飯山翔山さん

◾️参加料:500円

◾️対象者:学生(小学生から大学院生)、そのご家族やご友人
      学校関係者、本イベントに興味を持ってくださった方

◾️主催:田中絹代メモリアル協会
◾️後援:山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会
     山口市、山口市教育委員会、下関市、下関市教育委員会
     防府市、防府市教育委員会
◾️会場:秋吉台国際芸術村 大ホール


プロジェクト立ち上げの背景

 古き良き日本の映画文化を風化させることないために、青少年に向けた事業として、本プロジェクトを構想しました。
 2024年度の山口県の助成「山口きらめき財団つむぎプログラム」の事業として、本プロジェクトの企画案が採択され、実施する運びとなりました。
 助成金として50万円まで支給される予定ですが、本イベントの事業費として総額120万円が必要なため、この度クラウドファンディングに至りました。
 どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

現在の準備状況

①公式ホームページ:間もなく公開
②プレスリリース: 間もなく配信 
          山口県内の後援4市の記者クラブに投げ込み
          プレスリリースサイトで全国メディアに情報発信
③ポスター、チラシ:プレスリリースとホームページ公開に合わせて2月中旬に
          山口県内の小学校〜大学、国内の大学に配布
④後援名義使用申請:済(山口県、山口県教育委員会など)
⑤会場手配    :済 
⑥活弁士、映写技師、音響コーディネーター、照明コーディネーター手配:済
⑦ゲストの旅券や宿泊先の手配:済
⑧ボランティア  :募集中(面接中)

今、実現に向けて取り組んでいること

全力で、支援者様を募集中!ホームページ準備中!

リターンについて

イベント参加型や、間もなくリリースする公式HP等にお名前掲載(HPやSNSのURLのリンクを貼ることも可能です)など、多様なリターンをご用意いたしました。

◾️イベント参加型
1階席は学生様や学生様のご家族等の優先とさせていただきますが、支援者様にぜひともご参加いただきたく、多様なお席をご用意いたしました。
・プラチナスポンサー特別席
・ゴールドスポンサー特別席
・訳あり席
※訳あり自由席とは・・・会場となる「秋吉台国際芸術村 大ホール」は、建築の巨匠により、あるオペラ作品を鑑賞するためだけに設計された大変に個性的なデザインです。多様性と変化に富んだ「訳あり席」がございます。詳細はリターンの掲載画像をご確認ください。特別な空間で、ひと味変わった特別な映画鑑賞をお楽しみください。

◾️公式ホームページ、幕間スライドにお名前掲載(ニックネーム可)
※ご希望により、公式ホームページにはHPやSNSなどのリンクを貼ることも可能です。

◾️オリジナルグッズ
 順次、記念グッズや書籍、物産品などのリターンを公開いたします。

スケジュール


2024年5月 山口きらめき財団つむぎプログラム事業に採択される
     8月 スケジュール決定
   11月 後援申請(山口県、山口県教育委員会など10件)
2025年2月  クラウドファンディング開始
           2月 まもなく  公式HPオープン
       プレスリリースの配信
      (後援4市記者クラブへの投げこみ、プレスリリース専用サイトより配信)
       県内外の大学、ポスター配布、SNS情報配信
           3月29日、3月30日  イベント実施、イベント参加型リターンのご提供
     4月中 リターン(実施レポート、記念グッズ、書籍、物産品)のご提供


最後に


 サイレントフィルム時代の映画は、マンパワーとコストをかけ、凄まじい熱量で製作されました。本イベントでは当時の作品を、さらに活弁士と映写技師のマンパワーとコストをかけて実施します。
コストパフォーマンスが良く、効率的で生産性があって、デジタルで、シームレスであることを良しとする現代とは逆走するような映画祭ですが、ここにはあたたかみ、重厚感、迫力、ノスタルジー、熱量・・・といったリアルでしか体感できないものがあります。

 大正、昭和初期の映画の楽しみ方が、必ずしも令和の青少年全員に受け入れられるとは限りませんが、好きか嫌いか、面白いかつまらないかは、体験しないと本当の評価はできないと思います。
 これからも長く続いていく学生様の人生において、できるだけ多様な経験をしていただき、一つでも多くの引き出しを増やしていただきたいと思います。その一つがこの「U-25 秋吉台サイレントフィルムフェス」でありますように。

 少しだけ謙虚なコメントになってしまいましたが、ご来場者のみなさま、ご支援いただけるみなさま、絶対に後悔はさせません。
 当協会のスタッフ、活弁士、映写技師は、全身全霊、圧倒的な熱量で本イベントをとても面白いものにします。来場者皆さまにとって、貴重で、忘れられない時間を創出します。

 「U-25 秋吉台サイレントフィルムフェス」の実現に向け、ご支援賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • ・施設使用料(会場、楽屋) ・機材使用料(音響、照明、展示用機材など) ・映画使用料(配給会社) ・機材運搬費(映写機、スクリーン、暗幕など) ・ゲスト交通費 ・宿泊費(ゲスト) ・展示用キャプション制作費 ・著作権使用料 ・備品購入費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 早春秋吉台の一大イベント「山焼き」。現代では「秋吉台国定公園」の景観を守るため、毎年2月下旬に約1,138ヘクタールに火を入れます。今年は強風や雪のため、順延が続きましたが、3月1日に開催されました。地元の方だけでなく、山口県内外がから大勢の方が大勢の方が訪れる「山焼き」イベントに、今年もたくさんの方がお越しになられました。3月とはいえ寒い日は日中も氷点下になる秋吉台。そこで数量限定ではありますが、「U-25 秋吉台サイレントフィルムフェス」から温もりを提供!250個のサイレントフィルムフェスHPのQRコード付きの特製カイロとイベントチラシを配布しました!会場でサンプリング中、素敵な出会いがありました!小学3年生の帆香ちゃんが「配るのを手伝う」という申し出てくださったのです。あっという間に実行委員だけでなく会場も癒されムードに。少女の破壊力すごい!この天使な帆香ちゃんは、当日の会場ボランティアにも参加していただくことが決定しました!「娘にはどんな経験もさせたい」とおっしゃってくださった帆香ちゃんのパパ様の素敵なマインドに、スタッフはとても心打たれ他のです。帆香ちゃん、帆香ちゃんのパパ様、ママ様、当日もよろしくお願いいたします!写真:「山焼き」イベント会場(秋吉台展望台)でイベント特製カイロとチラシを配布を手伝ってくれた帆香ちゃん もっと見る
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