
【活動報告30日目】
短いのか長いのか良く分からない1ヶ月間が終わりました。
本当はケケケ商店をオープンする前から始めたかったクラウドファンディング。でも、体調を崩してばかりいたり、娘の登校拒否、母親の介護などなど、色々なことが重なってしまい、結果的に4月下旬からの1ヶ月間というタイミングになりました。
それでも、体調も環境も自分の特性も考えると、今できるベターな選択で走りきれた2ヶ月間だったんじゃないかと思っています。もちろん、振り返ってみれば「クラフトコーラを作っているあの人や、下宿のアイディアをくれたあの人、農産物を納品してくれるあの人に応援コメント記事をお願いしたかったなあ…」といった反省点もたくさんあります。
それに、記事を出すことやクラウドファンディングに力を入れること自体にも、正直迷いがありました。他のクラウドファンディングで、すごく丁寧に記事を作っていたのに最終的に3万円しか集まらずに期限を迎えてしまった例を見かけてしまい、「クラウドファンディングの準備に時間と労力をかけて、結果が出なかった場合、目の前のお客さまや商店スタッフへの負担や迷惑につながるかもしれない」という葛藤がずっと頭の中にありました。時間は限られているし、日々の営業や家族のこともある中で、どこにどれだけ注力すべきか、本当に悩みました。
そんな中でも、一緒に走ってくれた妻や、応援してくれたみなさんに支えられて、最終的に1,215,390円、115人の寄付をいただき、目標金額を達成することができました!
本当に、本当にありがとうございました!!
ハレとケの「ケ(褻)」。晴れの日やめでたいイベントとは違う、日常の営みに寄り添うお店として立ち上げたケケケ商店。「ケが枯れる(=ケガレ)」ことのないように、日々の暮らしをほんの少しだけ豊かにしてくれる、そんな存在でありたいという思いで日々やってきました。
そして、クラウドファンディングもまた、その延長線上にある「助け合いのかたち」としてできたらいいなと願っていました。
気がつけば、私たちの想像以上の人たちに紹介され、応援され、支えてもらうことになり、クラウドファンディングの最終日は開店以来最大の「ハレの日」になりました。やっぱり人生には、ハレの日もケの日も、どちらも大切で、どちらもあると良い。
これからは皆さまの日常「ケ」に寄り添いつつ、下宿生とはハレとケの両方を共に過ごし、共有していけるような関係性をつくっていきたいと思っています。
それにしても、クラウドファンディングの終了時刻は5月25日 23時39分=イイサク(良い佐久)にすればよかったな〜というのが最後の反省点です。
これにて毎日続けた活動報告は一旦終了です。これからは、下宿や食堂のオープンに向けて、また折を見てご報告させていただきます。お付き合いいただいた皆さま、改めてありがとうございました。
お客さまにとって、下宿生にとって、農家さんにとって、子どもたちにとって、私たちにとって、居心地の良い空間をこれからも試行錯誤しながらつくっていきます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。






