
この度は、本プロジェクトにご関心をお寄せいただきありがとうございます。
初日より多くのご支援を賜り、プロジェクト開始から翌日の8時50分時点で、CAMPFIRE内の人気ランキング3位となり、プロジェクト開始の告知から23時間(3月13日0時の開始から35時間)で目標金額を達成することができました。

初回の活動報告でこのようなご報告ができるとは思っておらず、皆様の温かいご支援に心より御礼申し上げます。
皆様へのメッセージ
皆様からは、金銭的なご支援とともに、多くの応援メッセージをいただきました。
この現状をなんとかしたいと考えている方が大勢いらっしゃること、そして私たちの取り組みに共感し、応援していただけたことが、何より嬉しく、大きな励みとなりました。
改めまして、メンバー一同、心より感謝申し上げます。
生成AIを巡る問題は、世間で認識されている以上に深刻であると考えています。
画像生成AIを活用することで、他人の著作物を簡単に模倣することができ、悪意のある人は、「あなたのおかげで儲けさせていただきました」といった心無いメッセージを創作者に送る事例もあります。
現在、法律では創作者を守るための動きが進んでおり、大手企業はこのような行為が行われた場合、法に基づいて訴訟を提起することが可能です。
一方で、これから成長する若いクリエイターには、戦う力がありません。
法整備が進んだとしても、被害を立証することは容易ではありません。
例えば、著名な画像生成AIの一つであるStable Diffusionには、50億を超える学習データが使用されています。
これらのデータと被害対象となったデータの照合や、実際に被害対象のデータが使用されているかなどの立証は、極めて困難です。
テキストベースに変換することで高速に画像とテキストを比較するCLIP類似度と呼ばれる技術なども近年採用されていますが、それでも簡単ではありません。
私たちは、画像保護技術(透かし、敵対的摂動、敵対的ノイズ、スタイルクローク、クローキング、ポイズニングなどと呼ばれます)の研究を行なっていますが、昨年4月には「私たちが考えるよりも画像生成モデルは脅威である」(意訳)といった論文が発表され、ほぼ全ての保護技術を無効化する研究も発表されています。
※ ただし、その反論論文が今年2月25日から3月4日に開催された、最も権威のあるAI国際会議の一つである「AAAI-25」で発表されており、その内容については支援者向けの記事で、今後紹介予定です。
本課題は、すぐには解決できない、あるいは永遠に解決できない側面を含む深刻な問題だと考えています。
一度盗用されたデジタルデータを取り戻すことはほぼ不可能に近く、現時点ではどうしようもない、解決が難しい側面もあると思います。
一方で、これから成長する若いクリエイターの芽が潰れてしまう、そのようなことは決してあってはならず、そのような事態が起きない環境を一つでも提供したいと思っています。
今の世の中で創作活動をしている方々は、辛い状況に直面することが多いと思います。
ですが、本プロジェクトが提供する環境に限らず、自身のパソコンやスマートフォンの中であっても、作品を残し、記録していくことには大きな価値があります。
そのような姿勢は、信頼に繋がり、見守ってくれる人々も必ずいます。
ネクストゴールに向けて
現時点では明記していないリターンとなりますが、目標金額を超えた一部につきまして、一部のご支援者さまに、「クローバー」と呼ばれるプラットフォーム内でユーザーの活動を応援できるサービス内ポイントを付与する予定です。
ぜひこれから成長する若いクリエイターや努力を重ねているクリエイターをご支援していただければ嬉しく思います。
ネクストゴールとしては、CAMPFIREの手数料17%を差し引いて残る金額を考慮し、ネクストゴール「150万円」として、そのご支援を元にクローバーの付与やさらなるリターンの検討を行いたいと考えています。
今後の活動やリターンの詳細については、改めてご報告させていただきます。
改めまして、クラウドファンディング初日より、大きなご支援と応援をいただき、ありがとうございます。
今後もさらなるご支援をいただけると、取り組みの幅が広がるため、大変助かります。
長期的な課題解決に向けて尽力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Lovletプロジェクトメンバー一同




